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村上春樹 新刊 世界の終わりの検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 今までの人生で脳汁がでるほど嵌ったコンテンツ125 +α本 - orangestarの雑記

    最近、頭おかしくなることがない。 www.karzusp.net かーずさんが、いつの間にか製麺業を引退していた。いろいろ理由はあったのだろうけれども、大きなきっかけは『『ゼルダの伝説BoW』をプレイできました。これがもう、快楽物質ドバドバ出て昇天し』かけたかららしい。 脳汁どばどば。 そういえば、最近、そういう体験をしていない。『うえええぇええええっぇえっ!おもしっれええぇええ!脳汁でるぅううううう!じぬううぅううう!』してない。もう数年もしていない。歳をとると、感性も摩耗して、すげーすげーしづらくなる。少なくとも自分はそうで。だから、脳汁びゃーできる人が羨ましい、自分が悲しい。嫁はゴリゴリと脳汁出して、今は若俳にはまっているけれども。あれは別の生き物だから……。 最近、ミドルエイジを迎えた周りのブロガー諸子が人生を振り返っている。これからの人生と今までの人生。 自分は、振り返るにも色々

      今までの人生で脳汁がでるほど嵌ったコンテンツ125 +α本 - orangestarの雑記
    • 俺にとって村上春樹はなんだか面白い話をしてくれるおじさんだったんだよ..

      俺にとって村上春樹はなんだか面白い話をしてくれるおじさんだったんだよ。 難しそうなブラームスだとかヤナーチェックみたいなクラシックとか、ボブ・ディランとかジャズとかを教えてくれたり、ゴダールみたいな聞いたことのないフランス映画について話してくれたり、戦時中からつながる日本政治の暗部についてノモンハン事件にからめて「ねじまき鳥クロニクル」で示唆してくれたり、知り合った女性と突然やたらとエロい経験をしたことを話してくれたりする、親戚の集まりにいる何してるかわかんないおじさんだったんだよ。 きれいな女性とバーで仲良くなってすぐに寝ちゃったり、ホイホイとセックスに誘われたり、野外でフェラされたり、そんなことが本当にあるはずがないってわかってたけど、高校生がそれくらい空想したっていいじゃないか。「ノルウェイの森」みたいに幼馴染がいて日常的にセックスしまくるという空想に悶々とする年ごろだよ。 「海辺の

        俺にとって村上春樹はなんだか面白い話をしてくれるおじさんだったんだよ..
      • AI時代に読む村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 - 世界のねじを巻くブログ

        新作の予習に 最新作『街とその不確かな壁』が明日発売。 タイトルや前情報から、 過去作『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』 と関連しているのは間違いなさそうなので、 10年振りぐらいに再読。 個人的には初めて読んだ村上春樹の長編が 『世界の終りと~』だったので、わりと思い入れのある作品。 確か『走ることについて~』『象の消滅』そして 本作という順番で読んだ気がするけど、独特の設定に惹かれて あっという間に読み終わったけど、今回もそんな感じで読めたなと。 代表作のひとつということもあり、今読んでもさすがに面白かった。 全体的には『ねじまき鳥クロニクル』の方が優れていると思うけれど、 主人公への共感度でいうと『世界の終り~』や『羊をめぐる冒険』の方が上。 はまり込んでいく主人公に同情せざるを得ないし、 ラストの選択はもうね・・・。 令和の今、改めて読み直してみると、 偶然にも人工知

          AI時代に読む村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 - 世界のねじを巻くブログ
        • 『すずめの戸締まり』新海誠監督が影響受けた、オススメしている作品 - 社会の独房から

          今もっとも勢いのあるアニメ映画監督といえば『君の名は。』『天気の子』そして『すずめの戸締まり』と大ヒットを続けている新海誠で異論はないと思う。 今回はそんな新海誠監督に影響を与えてきたり、オススメしている作品をまとめたので紹介していく。SF小説と、ダメな大人が出てくる作品が多め。 ダ・ヴィンチ 2022年12月号 より ダ・ヴィンチ 2022年12月号 [雑誌] 『三体』 劉慈欣著 三体 作者:劉 慈欣 早川書房 Amazon 中国のSF作家劉慈欣による長編小説。現代でSF小説といえば本作といっても過言ではない程有名なので、読んだことない人でもタイトルぐらい聞いたことある人は多いだろう。全5巻と長いのでAudibleで聞くのもアリ。映像化も予定されている。 本の雑誌であるダ・ヴィンチらしい質問としてオススメの本の質問に対して新海誠監督は『三体』と答えている。スペースでも同じようにオススメし

            『すずめの戸締まり』新海誠監督が影響受けた、オススメしている作品 - 社会の独房から
          • 生活すべてが創作につながる GREEN ASSASSIN DOLLARに根付く3冊のクラシックス|好書好日

            GREEN ASSASSIN DOLLAR(ぐりーんあさしんだらー) 1985年生まれ、神奈川県相模原市出身のトラックメイカー、DJ、プロデューサー。2016年に1stアルバム「BEATS, LOOPS & LIFE」を発表。17年に「DIME PIECE」、18年に「POINT OF THE VIEW」という作品集を限定リリースしている。近年は舐達麻に提供した「FLOATIN'」のトラックが大きな話題に。19年にリリースされた舐達麻のアルバム「GODBREATH BUDDHACESS」では10曲中8曲のトラックをプロデュースした。また同年11月20日にはラッパー・rkemishi(えみし)とのユニットowlsのアルバム「Blue Dream」もリリースしている。 FLOATIN' / 舐達麻 (prod.Green Assassin Dollar) GREEN ASSASSIN DOLL

              生活すべてが創作につながる GREEN ASSASSIN DOLLARに根付く3冊のクラシックス|好書好日
            • 平沢進の音楽世界観を多角的に紐解く - Music Synopsis

              ※当記事は文字数が9万字以上ある記事になります。 そのため、時間がある時に閲覧すること、また字数の関係上スマートフォンでの閲覧よりもパソコンやタブレット端末での閲覧を併せて強く推奨します。 ・はじめに これまで久石譲・菅野よう子といったメジャーでありながら知名度も抜群であり多大なフォロワーがいる、いってみれば名実ともに全員が納得できる偉大な大家について書きました。つまり大衆が愛すべき作曲家に焦点を当てました。しかし今回はすこし捻った特集を組みました。 マイナーだけど何故かメジャーアーティストとして有名という音楽版の諸星大二郎とでも形容すべき人物、つまりは平沢進です。まず音楽版の諸星大二郎とはどういう意味なのか、という点についてです。 同業者からは絶大な支持があるもののより広域的な範囲では知られていないという存在を形容するものとして「ミュージシャンズ・ミュージシャン」という単語があります。

                平沢進の音楽世界観を多角的に紐解く - Music Synopsis
              • 村上春樹 著『街とその不確かな壁』より。教員の前に立ちはだかる、長時間労働という不確かな壁。 - 田舎教師ときどき都会教師

                「そういうことは、ここで日々仕事をしておられれば、おいおいおわかりになってくるでしょう。ちょうど夜が明けて、やがて窓から日が差してくるみたいに。でも今のところ、そんなことはあまり気にせんで、とりあえずはここでの仕事の手順を覚えて下さい。そしてこの小さな町に、心と身体を馴染ませて下さい。今のところ、ああ、心配することは何ひとつありません。大丈夫です」 そして手を伸ばして、私の肩をとんとんと軽く叩いた。可愛がっている犬を力づけるみたいに。 ちょうど夜が明けて、やがて窓から日が差してくるみたいに、と私は頭の中で反復した。なかなか素敵な表現だ。 (村上春樹『街とその不確かな壁』新潮社、2023) こんにちは。先日、クラスの子(♀)に「先生は、ハルキストですか?」と訊ねられました。ハルキストというのはもちろん、小説家の村上春樹さんの熱狂的なファンのことを指します。村上春樹さんの新刊『街とその不確かな

                  村上春樹 著『街とその不確かな壁』より。教員の前に立ちはだかる、長時間労働という不確かな壁。 - 田舎教師ときどき都会教師
                • 「有意義なムダな時間」を過ごす - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

                  実は僕、今日から五連休なのです。元々の休みに加え、残りの有給休暇を1日でも多く使い切ろうという思いで、まるで”春休み”みたいな五連休を作ってみました。今回の”春休み”を作った当初は「沖縄にでも旅行に行こうかな〜」なんて思っていましたが、でも世の中の学生さんたちも休みの時期で、飛行機代やホテル代が結構高いことに(後から…)気がつきました。いわゆる”ハイシーズン”ってやつですね。というわけで、特別に何をすることもなくいつもの休日を過ごすことにしたのです。 僕がいつも楽しみにしている「そういちコラム」というブログに「久しぶりに(テレビで)野球観戦・ムダな時間を心ゆくまで楽しむ」という記事がありました。僕もそういちさんと同じように、自宅でWBCの決勝をテレビで観戦していました。その日は偶然にも仕事が休みの日だったのです。自ら働き方改革をして、数年前より週休3日の生活を続けてきましたが、そのおかげで

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                  • 「街とその不確かな壁」ネタバレ有りの感想・書評 - Letter from Kyoto

                    街とその不確かな壁 作者:村上春樹新潮社Amazon 2023年4月13日に出た、村上春樹の新刊です。これまで村上春樹の新刊を、リアルタイムで読んだことはなかった。初めて同時代の波に乗っかる。ただ今回は、前回『騎士団長殺し』や前々回『1Q84』の時ように大々的に騒がれていない。一冊だけど650ページ超えで、長編のはずなのに。世間はもう村上春樹に飽きたのか。ノーベル賞も獲れなさそうだしね。 そもそも騒がれだしたのが、『海辺のカフカ』でノーベル賞の前哨戦と言われるフランツ・カフカ賞を獲ったあたりからだった。「大江健三郎以来か」とにわかに沸き立ったがその後何度も逃し、「どうやら見込みがなさそうだ」というところで落ち着いたのかもしれない。 なぜ村上春樹作品を読むか ネタバレ有りのあらすじと感想 読書メモ 第一部 第二部 第三部 なぜ村上春樹作品を読むか 僕は、というか多くの村上春樹読者は、そういう

                      「街とその不確かな壁」ネタバレ有りの感想・書評 - Letter from Kyoto
                    • 最近読んだ本(2023年6月) - 颯爽退勤日記

                      最近読んだ本たちをジャンルから1つずつ。 小説:世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド/街とその不確かな壁 漫画:違国日記 雑誌:旅に行きたくなるシリーズ 小説:世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド/街とその不確かな壁 村上春樹の新刊が出て話題になっていたときに、ずっと前に旅のお供として買ったはいいもののkindleに積読してある『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』のことを思い出し、時間がある時に読み始めた。ある程度読み進めるとやっぱり入り込んでしまい、そのまま新刊である『街とその不確かな壁』も読んでしまった。 この2冊は繋がっているというか、『街とその不確かな壁』が先に書かれたものの*1、当時世に出すには生煮えだったらしく、その内容にケリをつけるために新しく書いたものが『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』とのこと。 前提として、私は『1Q84』も『騎士団長

                        最近読んだ本(2023年6月) - 颯爽退勤日記
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