東武野田線(アーバンパークライン)で運行されている特急「アーバンパークライナー」が全て廃止となります。登場当初は話題を呼びましたが、廃止にはどのような背景があるのでしょうか。 特急「アーバンパークライナー」約7年の歴史に幕 東武鉄道は、2024年3月16日(土)ダイヤ改正で、東武野田線(アーバンパークライン)で運行している特急「アーバンパークライナー」を全て廃止すると発表しました。同列車は、2017年4月のダイヤ改正で登場した比較的新しい特急ですが、約7年で姿を消すことになります。 拡大画像 東武500系(画像:写真AC)。 特急「アーバンパークライナー」は、浅草~大宮・柏間、大宮~柏間を500系「リバティ」車両で運行しています。浅草発の列車はせんげん台以降、大宮発の列車は春日部以降、柏発の列車は運河以降、乗車券のみで利用が可能な点が特徴です。 東武野田線は長らく各駅停車しか運転されておら