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枢軸国 読み方の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • nix in desertis:2023受験世界史悪問・難問・奇問集 その1(慶應大)

    今年も無事に公開に至ることができた。3巻が好評発売中なので,過去の年度,特に早慶・国公立以外を見たい方はぜひお買い求めください(初手宣伝)。 <収録の基準と分類> 基準は例年と同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作問者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。本記事で言及する「受験世界史の範囲」は,「山川の『用

    • アダム・トゥーズ「ニコラス・ミュルデル著『経済兵器』書評:経済制裁の実態史」(2022年2月9日)

      「(私たち)は、ドイツと同じく、敵国に出産を忌避させようとしたのです。敵国で子供が生まれたとしても、死んでしまうような極貧状態を作り出そうとしました」。イギリスの経済封鎖行政官であり、熱烈な国際主義者だったウィリアム・アーノルド・フォースターが、第一次世界大戦時のドイツへの経済封鎖を振り返って述べた言葉だ。 今、経済制裁が話題となっている。アフガニスタン、イラン、シリア、ロシアなどを思い浮かべられるだろう。 こうした状況で、ニコラス・ミュルデルは、新著『エコノミック・ウェポン:現代的戦争の道具としての制裁の台頭』(イェール大学出版)〔訳注:『経済兵器 現代戦の手段としての経済制裁』として邦訳〕を刊行した。本書は、歴史家以外にも必読の書籍だ。 ちなみに、著者ニック(@njtmulder)とはツイッター上での親密なフォロー関係であり、率直に言って親友でもある。以下は、批評というより顕彰だ。私は

        アダム・トゥーズ「ニコラス・ミュルデル著『経済兵器』書評:経済制裁の実態史」(2022年2月9日)
      • アダム・トゥーズ「財政から読み解く『世界史の轟き』:大衆に配慮する権威主義の政治経済学」(2023年1月7日)

        (諸国家の財政状態と財政政策が、一般に国民経済の発展と、それと同時に、すべての生活形態と文化内容にたいしておよぼす直接形成的な影響は、)多くの歴史時期に、事物の大きな特徴のほとんどすべてを説明することができるのであって、大多数のばあいに、そのきわめて多くのものを説明する…しかし、財政史の原因的意義にもまして、はるかに重要なのは、その徴候的意義である。ある国民がどのような精神の持主であるか、どのような文化段階にあるか、その社会構造はどのような様相をしめしているか、その政策が企業に対して何を準備することができるか—これら、その他多くのことが財政史のうちに見出されるといっても過言ではない。財政史の告げるところを聴くことのできるものは、他のどこでよりもはっきりと、そこに世界史の轟き(the thunder of world history)を聴くのである。 私のニュースレターの読者なら、私がこの引

          アダム・トゥーズ「財政から読み解く『世界史の轟き』:大衆に配慮する権威主義の政治経済学」(2023年1月7日)
        • スレ立て履歴 - be基礎番号:257926174

          be基礎番号:257926174さんのスレ立て履歴です。 テキストデータを参照する このページについて be:257926174 @poverty 2024-04-07 20:55:35 【悲報】(ヽ゚ん゚)「俺は大企業管理職フルリモート年収1300万円!デイトレで年5000万円稼いでる!」これってどれくらい事実なの? [257926174] http://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1712490935/ be:257926174 @poverty 2024-04-07 20:26:38 【悲報】女さん、東京から和歌山に転勤が決まっただけで辞めてしまう…女「地方に転勤させるのは人権侵害」東京は住みづらいのになぜ? [257926174] http://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1712489198/

          • 「民主主義」解説 - 内田樹の研究室

            角川ソフィア文庫『民主主義』の解説を書いた。とてもよい本だったので、できるだけ多くの人に手に取って欲しいと思う。 戦後、憲法が施行されて間もなく文部省が「民主主義の教科書」を編んだことがあった。1948年に出て、53年まで中学高校で用いられた。それがたいへんにすぐれたものであったという話は以前から時おり耳にしていた。とはいえ、今の文科省の実情を知っている者としては「昔は今とはずいぶん違って開明的な組織だったのだな」という冷笑的な感想以上のものを抱くことができなかった。 その本が復刻されるので解説を書いて欲しいという依頼を受けた。ネットの書誌情報を見ると、これまでに復刻版が1995年に径書房から、短縮版が2016年に幻冬舎から出されている。いずれもまだ流通中であり、そこにさらに復刻版を出すことは「屋上屋を重ねる」ことになりはしないかと心配したが、それは私の与り知らないことである。良書が複数の

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