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柳宗悦 用の美の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • モダンアジャイルについて - やっとむでぽん

    2021年7月1日に「モダンアジャイル 再考 2021」というイベントが分散アジャイルチームについて考える会の主催でありました。 distributed-agile-team.connpass.com このイベントのきっかけは、私のFacebookでのつぶやき?でした。 これへのコメントできょんさん、鬼木さん、川口さんらに反応していただけ、さっそくオンラインイベントとして開催されたのでした。 以下では、イベントでいろいろな方から出た話、意見、考え方を踏まえながら、私自身の解釈や思っていることを書いてみます。最初に議論したいと思っていた内容もあれば、イベントでのやりとりから感じたこともあるし、後から思い出しつつ考えが変わってきた部分もあります。内容や文章について責任は私にあります。 モダンアジャイルとは モダンアジャイル(Modern Agile)はJoshua Kerievskyが2016

      モダンアジャイルについて - やっとむでぽん
    • 清水高志, 上野学「デザインと哲学、その未分の源流で」 | ÉKRITS / エクリ

      オブジェクト指向の哲学とデザイン 清水高志: 最近僕は概念を造形的に考えることが多くて、それが哲学とデザインに共通する話につながってくるんじゃないかと思っています。 ドゥルーズは『ベルクソニズム※1』などの書物で、概念は最初から複数の概念対が複合したものとしてあると語っています。たとえばプラトンは『パルメニデス※2』で、「一」とか「多」とかいうバイナリーな概念の対を単独で語るのではなく、それを別の概念の対と結びつけてより具体的に語っています。つまり、「一」というのは「ある」とか「ない」という概念の対と結びついて、「一」が「ある」とはどういうことか、また逆に「多」が「ある」とはどういうことかを考える。最初から哲学はこうした操作としてあって、その中で似たような概念対同士の違いも明らかになってくるわけです。 これは哲学の概念の話ですが、最近僕はどうも人間が世界を認知する局面でも、すでに似たような

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      • 『評伝クリスチャン・ラッセン』なぜ日本で人気なのか - HONZ

        評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家 (単行本) 作者: 原田 裕規 出版社: 中央公論新社 発売日: 2023/12/20 まだ学生だった頃の話である。その日、山手線のある駅で待ちぼうけを食っていた。ふと周りをみるとギャラリーがある。ガラス張りで見通しがきくし、これなら待ち人と行き違うこともなさそうだ。それに暇つぶしに絵画鑑賞なんてしゃれてるじゃないか。そう考えて足を踏み入れたのが間違いだった。 入ると、若い女性が満面の笑みで寄ってきて絵の説明をはじめた。熱心だなと好印象を抱いたが、途中からやけにボディタッチが多いのが気になった。そのうち話がおかしな方向に向かっていることに気づいた。彼女は作品の解説をしていたのではなかった。売りつけようとしていたのだ。 いくら断っても彼女は一歩も引かない。お金がないと言えば、48回払いをすすめられ、待ち合わせ中だと言えば、ぜひお友だちもご一緒に

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        • 柳宗理のザル(パンチングストレーナー)はたかがザルされど馴染むザル - 北欧ミッドセンチュリーの家づくり

          ベアくん捕まる ポニたん:嫁氏!大変だ助けて! どうしたの! ベア:出れないっすよー! 何やってんのベアくん! ベア:ヘルメットかと思い遊んだら出れなくなったっす! ヘルメットじゃないよ… ザルなんだ。 ポニ:こんな綺麗なザルがあるんだね MS家の大好きなデザイナー柳宗理のザルだよ。 このザルは柳宗理の思いが込められ MS家のザル問題を解決してくれるんだ。 コランダーは使いにくいんダー? MS家で元々使っていたザルはコランダー。 数年前に買ったもので 使い勝手はよくはないが不満はなかった。 けれど暮らしが変わったことで ある人から不満が噴出した… それがうちのワクワクさん。 ちょっと前から義母さんにもらった パスタマシンで麺づくりにハマりだした。 記事▶︎20年もののアトラスパスタマシンを手入れして生パスタ作り 生パスタにラーメンなどを作ってきた。 基本的に茹でるのはパスタ鍋だけど きっち

            柳宗理のザル(パンチングストレーナー)はたかがザルされど馴染むザル - 北欧ミッドセンチュリーの家づくり
          • 河野三男「タイポグラフィ雑誌『フラーロン』とその影響」 | ÉKRITS / エクリ

            はじめに 本稿では、イギリスのタイポグラフィ専門雑誌『フラーロン(The Fleuron)』誌を探ってみる。その活動期間は、1923年に発行開始し1930年までと短く、ほぼ1年に1号発刊という計画で、7号目で幕を下ろした。その発刊の経緯と編集方針、同時代へのタイポグラフィを巡る視点を調べ、その後の雑誌類への影響を比較し、現代に残したその意義を考えてみる。 なお、本稿をまとめる前に、筆者はこの雑誌の体裁上の解剖を試みた。つまり、印刷部数、判型、本文組版、扉と目次、ノンブルと柱、内容構成、執筆者とその特徴、広告主、資金調達、定価設定、編集者による執筆者の選択、内容構成上の差異などを調べたが※1、ここではそれを踏まえている。 日本でいえば大正12年から昭和5年までの間に、ロンドンで発行された『フラーロン』は注目されることが少ない。この雑誌に掲載された論文内容と発行を支えた人物の行動は専門的かつ地

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            • 伝統ある湯町窯 と お洒落なエッグベーカー✨ - すまりんの てくてく ふたり旅

              本日は 島根県にある窯元「湯町窯」と 購入した「エッグベーカー」のお話です(^_-)-☆ 湯町窯(松江市玉湯町) 1922年(大正11年)創業の歴史ある窯元です JR玉造温泉駅からほど近く 電車でのアクセスも便利(^_-)-☆ 車で行かれる場合は 裏手に広い駐車場があります お店に入ると いろいろな焼き物がいっぱい(*'▽') 黄釉(きぐすり)と呼ばれる釉薬を使った黄色い器が目を引きます✨ 大正から昭和にかけて 手仕事によって生み出された日常づかいの雑器に美を見出そうとする民藝運動(みんげいうんどう)が起こりました 「用の美」という言葉を聞かれたことのあるかたもおられるかもしれません 提唱したのは柳宗悦・富本憲吉・河井寛次郎・濱田庄司といった芸術家たちです 彼らに共鳴した人々のなかに バーナード・リーチというイギリス人陶芸家がいました 彼は古来からの伝統技術でありながら産業革命によって失わ

                伝統ある湯町窯 と お洒落なエッグベーカー✨ - すまりんの てくてく ふたり旅
              • 断捨離(だんしゃり)とミニマリズム:「もの」と「こころ」 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

                断捨離(だんしゃり)とミニマリズム:「もの」と「こころ」 私は以前(5、6年ほど前)、その頃話題となっていた断捨離という方法論を拙ブログで取り上げたことがありますが、その当時とは受け取り方が違ってきたため、この断捨離と、とても近い意味を持つミニマリズムを、併せて考察しようと思います。 まず、そのブログから、めぼしい点を引いてきます。 iirei.hatenablog.com この断捨離という言葉は、ヨガの発想から学んだという「やましたひでこ」さんが発案し、流行語にもなり、あまりの反響に彼女は登録商標したそうです。 一種の「掃除術」「片付け術」ではあると思うのですが、やましたさんに言わせると、それに留まるものではなく、「物」とそれを所有する人の「心」との相互関係を見直すという意図のある行動なのだそうです。 これはいかにも東洋哲学が導きだしそうな結論です。私も土台は中国哲学の老子に持っています

                  断捨離(だんしゃり)とミニマリズム:「もの」と「こころ」 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
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