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町田康 妻の検索結果1 - 13 件 / 13件

  • 【読書で楽しむ食の話】ネット検索しても出てこない「味のある表現」が読みたい - メシ通 | ホットペッパーグルメ

    エッセイストで書評家、食文化に関する著作の多い平松洋子さんが、先ごろ『忘れない味「食べる」をめぐる27篇』(講談社)を上梓した。 佐野洋子や吉本隆明、川上弘美といった作家たちが過去に発表した短編小説やエッセイ、詩歌、漫画などから27篇を選りすぐり、その一部を収録。いわば「食の本のダイジェスト」的な内容で、読書ガイドの要素も含んでいる。サブタイトル「食べることは生きること」にもあるように、どの話も実に味わい深く、食を通して人生そのものが見えてくるのが面白い。 「メシ通」でスタートした読書企画「食べる・らいぶらりー」。今回は、収録作品27篇の中から5作品を選び、それぞれが放つ魅力について平松さんに話をうかがった。 話す人:平松洋子(ひらまつ・ようこ)さん エッセイスト。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食文化や文芸を中心に執筆活動を行う。『買えない味』(筑摩書房)で第16回Bunkamuraド

      【読書で楽しむ食の話】ネット検索しても出てこない「味のある表現」が読みたい - メシ通 | ホットペッパーグルメ
    • 伊坂幸太郎が薦める極上の短編小説19選『小説の惑星』

      いまの時代、面白いアニメやゲーム、映画が沢山ある。しかも、Amazonやネトフリで、居ながらにして楽しめる。じゃぁ、どうして小説を読むの? その答えが、この2冊だ。小説の面白さを語るより、まずはこれを読んで欲しい。これを読んでダメなら仕方がない……という最強ばかりを集めたという。 名前は知っている作家だけど、未読が多かったので、たいへん楽しめた。 嫌悪感を抱きつつ、こいつ酷い目に遭えばいいのに……と思ってたらナナメ上の展開で吹き出してしまったり、まんま『はたらく細胞BLACK』やんけと思ったら、こっちが本家なことに気づいたり、ダブルプロットにしては変な構成だなぁと不思議だったのが、全てがカチっと噛み合う怖ろしいほど美しいラストに化けたりと、読む悦びに浸りまくった。 本書が良いのは、理由が書いてあるところ。数ある中から、なぜその作品なのか、どんな思い入れがあるのかが、あとがきにまとめられてお

        伊坂幸太郎が薦める極上の短編小説19選『小説の惑星』
      • KERAが見てきた東京のインディ・アングラ音楽シーンを振り返る | CINRA

        劇作家ケラリーノ・サンドロヴィッチという顔も持つKERA。長らく演劇活動が中心だったが、近年は音楽活動が再び活発になり、ソロに加えて、ケラ&ザ・シンセサイザーズ、鈴木慶一とのユニットNo Lie-Sense、有頂天の再始動など、さまざまなプロジェクトで作品を発表し、ミュージシャンとして新たなピークを迎えている。 そんななか、ソロ名義の新作『まるで世界』は、本人いわく「つくる予定がなかったアルバム」だとか。度重なる緊急事態宣言で演劇や音楽活動が思うようにいかない、そんなドタバタ劇のなかから新作は生み出された。カバーアルバムとなった今作は、『NHKみんなのうた』に起用された子ども向けの歌から、歌謡曲、シティポップ、ロック、ニューウェイブなどさまざまなジャンルの曲が並んでいて、KERAによる「昭和のソングブック」のような趣もある。そこで今回は、収録曲の話を聞きながら、KERAの音楽人生も振り返っ

          KERAが見てきた東京のインディ・アングラ音楽シーンを振り返る | CINRA
        • 大江健三郎詳細年譜 - jun-jun1965の日記

          1850年 曾祖父・八三郎生まれる。 1855年(安政2)内ノ子騒動 1866年(慶應2)奥福騒動 1894年(明治27)父・好太郎生まれる。祖母はフデ。 1902年(明治35)母・小石生まれる。 1914年(大正3)20歳の父と12歳の母が結婚。 1919年(大正8)祖父この頃死ぬ。数え五十歳。 1923年( 12) 姉・一生まれる。 1924年4月24日、好太郎、明智新六らと大瀬革進会を結成、総選挙で窪田文三を応援と決定する。(史料愛媛労働運動史4巻、124p、愛媛新報) 1929年(昭和4)長兄・昭太郎生まれる。 ? 次兄・清信生まれる。 1933年、姉・重子が生まれる。 5月15日、伊丹十三(池内義弘)生まれる。 1935年1月31日 愛媛県喜多郡大瀬村に生まれる。父は大江好太郎、母は小石。長兄・昭太郎(燃料商、歌人)、次兄・清信。姉二人、弟・征四郎、妹一人。父は製紙原料商で、ミツ

            大江健三郎詳細年譜 - jun-jun1965の日記
          • 元増田より、古典を義務教育で扱う理由について

            元増田です。はてなでは定期的に出る話題であり、この仕事をしていれば生徒に必ず聞かれることでもありますね。すでに質問増田氏への反応でかなりの部分が議論されていると思います。国語の先生ごとに考えが多少異なるとは思いますが、現場にいる者として、同じことを生徒に聞かれたと思って、自分なりに誠実にお答えしたいと思います。 以下、常体で失礼。 ・まず、この疑問への論点はたくさん含まれていると思う。自分なりに整理してみると ①日本という国家が義務教育で(貴重な時間を割いて、他の教育されない分野を差し置いて)古典を扱う理由(教育の制度論) ②上記の上で、古典が選択科目ではない(または高校の教育現場で「選択させられている」)理由 ③学校における古典の学習時間は適切な長さであるのか? ④学校における古典の学習内容は適切なものであるのか? ⑤古典を学ぶことは何かの役に立つのか?(個人レベルでのメリットはあるのか

              元増田より、古典を義務教育で扱う理由について
            • Twitterの叡智集合。#名刺代わりの小説10選を1300人分まとめてみた - 俺だってヒーローになりてえよ

              ※集計結果をいち早く知りたい方は適当な所まで飛ばしてください。 しばらくこの記事を書くための苦労とか、愚痴とかのいらん話が続きます。 いらん前置き 長い長い道のり 集計結果発表 43位(2票) 42位(3票) 41位(4票) 40位(5票) 39位(6票) 38位(7票) 37位(8票) 36位(9票) 35位(10票) 34位(11票) 33位(12票) 32位(13票) 31位(14票) 30位(15票) 29位(16票) 28位(17票) 27位(18票) 26位(19票) 25位(20票) 24位(21票) 23位(22票) 22位(23票) 21位(24票) 20位(26票) 19位(27票) 18位(28票) 17位(29票) 16位(30票) 15位(31票) 14位(32票) 13位(34票) 12位(35票) 11位(39票) 10位(41票) 9位(42票) 8位(43

                Twitterの叡智集合。#名刺代わりの小説10選を1300人分まとめてみた - 俺だってヒーローになりてえよ
              • 町田康訳「奇怪な鬼に瘤を除去される」(『宇治拾遺物語』より)|Web河出

                試し読み 単行本 - 日本文学 町田康訳「奇怪な鬼に瘤を除去される」(『宇治拾遺物語』より) 訳・町田康 2020.03.13 伊藤比呂美/福永武彦/町田康訳『日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集』(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集)収録 これも前の話だが、右の頬に大きな瘤のあるお爺さんがいた。その大きさは大型の蜜柑ほどもあって見た目が非常に気色悪く、がために迫害・差別されて就職もできなかったので、人のいない山中で薪を採り、これを売りさばくことによってかろうじて生計を立てていた。 その日もお爺さんはいつものように山に入って薪を採っていた。いい感じで薪を採って、さあ、そろそろ帰ろうかな。でも、あと、六本くらい採ろうかな、など思ううちに雨が降ってきた。ああ、雨か。視界の悪い雨の山道を歩いて、ひょっ、と滑って谷底に転落とかしたら厭だから、ちょっと小やみになってから帰ろうかな、と暫く待ったの

                  町田康訳「奇怪な鬼に瘤を除去される」(『宇治拾遺物語』より)|Web河出
                • 文豪たちの金銭感覚って? 「令和の文士」の穂村弘さん(歌人)と町田康さん(作家)が語り尽くす!|好書好日

                  文:福アニー、写真:松嶋愛 穂村弘(ほむら・ひろし) 1962年、札幌市生まれ。歌人。85年より短歌の創作を始め、90年に『シンジケート』でデビュー。2008年には『短歌の友人』で伊藤整文学賞、17年には『鳥肌が』で講談社エッセイ賞を受賞。18年、17年ぶりの歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞した。ほか、歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、詩集『求愛瞳孔反射』、エッセイ集『世界音痴』など著書多数。 町田康(まちだ・こう) 1962年、大阪府生まれ。作家、パンクロッカー。町田町蔵の名で歌手活動を始め、81年にパンクバンド「INU」の「メシ喰うな」でレコードデビュー。96年に初の小説『くっすん大黒』を発表、翌年のドゥマゴ文学賞と野間文芸新人賞を受賞した。以降、2000年『きれぎれ』で芥川賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞を受賞。『土間の四十八滝』『権現の踊り子』『パンク侍、斬られ

                    文豪たちの金銭感覚って? 「令和の文士」の穂村弘さん(歌人)と町田康さん(作家)が語り尽くす!|好書好日
                  • 「利他」を考える~東工大「未来の人類研究センター」の挑戦(下) - 中島岳志|論座アーカイブ

                    東京工業大学に発足した「未来の人類研究センター」。自己責任論が蔓延する現代の社会において、この新しい研究センターは世界にどんなことを投げかけるのか。『「利他」を考える~東工大「未来の人類研究センター」の挑戦(上)』に続いてセンターのメンバー4人が語る。 伊藤亜紗(センター長・美学者) 中島岳志(利他プロジェクトリーダー・政治学者) 若松英輔(批評家・随筆家) 磯﨑憲一郎(小説家) 中島 この「利他学」というか「利他主義」みたいなもの──英語でaltruism ですね。調べていくと、これは19世紀に生まれた概念で、社会学者のコントが作った造語らしいんです。これはエゴイズム(egoism)の反対語として定義した、というのが原理にあり、そしてこのaltruismの研究というのは、その多くが宗教研究だったんですね。「隣人愛」のようなものをどう立証的に見ていくのか、という宗教研究、とくにキリスト教研

                      「利他」を考える~東工大「未来の人類研究センター」の挑戦(下) - 中島岳志|論座アーカイブ
                    • 講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                      2023年11月30日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,307点(日本1,235点/海外72点、ワイド版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 編者、訳者は一部を除き割愛した。 【日本文学】 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日本発掘』 青柳瑞穂『マルドロオルの歌』 秋山駿『知れざる炎 評伝中原中也』 秋山駿『舗石の思想』 秋山駿『内部の人間の犯罪 秋山駿評論集』 秋山駿『小林秀雄と中原中也』 青山二郎『鎌倉文士骨

                        講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
                      • 文芸誌として異例の増刷連発! 本日発売最新号「文藝」冬季号は史上最多応募数から選出された文藝賞受賞作や『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子待望の2作目掲載など盛りだくさん!

                        文芸誌として異例の増刷連発! 本日発売最新号「文藝」冬季号は史上最多応募数から選出された文藝賞受賞作や『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子待望の2作目掲載など盛りだくさん! 河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長小野寺優)が発行する季刊文芸誌「文藝」は、話題沸騰必至のラインナップで冬季号を本日10月7日に発売します。 http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html 「文藝」2020年冬季号 表紙 〇史上最多の応募総数2360作、第57回文藝賞発表。受賞作・優秀作を一挙掲載 新人賞である第57回文藝賞は史上最多の応募総数2360篇の中から選出された受賞作・藤原無雨(ふじわら・むう)「水と礫(れき)」、優秀作・新胡桃(あらた・くるみ)「星に帰れよ」の全文を一挙掲載いたします。磯崎憲一郎・島本理生・穂村弘・村田沙耶香の各選考委員の選評および、受賞者との対談も併

                          文芸誌として異例の増刷連発! 本日発売最新号「文藝」冬季号は史上最多応募数から選出された文藝賞受賞作や『おらおらでひとりいぐも』の若竹千佐子待望の2作目掲載など盛りだくさん!
                        • 「1日1冊読む」を999日続けてみた|しんぱち。

                          1日1冊本を読むと決めて以来、休まずに本を読み続けている。 本当に読み続けている。休んだ日はない。 雨の日も、風の日も、元気な日も、ちょっとダルい日も、仕事が激務の日も、母を早朝から病院に連れて行く日も、旅行に行っても、ワクチンの副反応で高熱が出た日も、感染して(コロナになりました…)高熱が出た日も、1日1冊、読み始じめて、最後まで読み切る生活を続けた。 最初はキツかった。 もともと読書週間がほぼ皆無だったので、めちゃくちゃしんどかった。 正直、なんでこんなこと始めたのか?バカじゃないの!?って思ってた。 「今日はさすがに読めない」って日もたくさんあった。 でも「なんとしても読む」精神でひたすら続けた。 そんな日々を送ってきた。 はじめのうちは「コーヒーを淹れたら本を読む」というような前置きを作ったり、いろいろとやり方を工夫していた。 500日も続けたらそんなものもいらなくなった。 「今日

                            「1日1冊読む」を999日続けてみた|しんぱち。
                          • たつひこさんのこと。|大滝瓶太

                            はじめてできた小説を書く友だちは「たつひこさん」というひとで、「たつひこ」という名前は旦那さんの名前なんだと教えてもらったのは、小説投稿サイトで何回かコメントをつけたあとだった。 いまでこそ小説を書く友だちというのは増えたのだけれども、いまもむかしも変わらないのは「書く」という営みだけが生命線ということ。書くのをやめたひとはたぶん自分でも気がつかないうちに小説を書くのをやめてしまっていて、いつの間にかいなくなってしまう。大学を卒業して会社勤めになって日々忙殺されるうちに書かなくなる、みたいなわかりやすい話もあれば、新人賞で結果を出せずに疲れ切ったようにふっと消えていくひともいて、一時的にモーレツに書いたと思ったらすぐにネット上からいなくなるひともいた。たつひこさんは上記のどのパターンでもないひとで、ぼくの友だちで唯一、明確な断絶線を持つひとだった。 * ぼく自身が小説を書きはじめたのは23

                              たつひこさんのこと。|大滝瓶太
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