吉本「闇営業問題」の大騒動 吉本興業をはじめとするお笑い芸人の闇営業問題が、一向に収束の様相を見せない。 30人を超す死者が出た戦後最大の大事件よりも、参議院選挙よりも、メディアは吉本問題のほうが、ニュースバリューが大きいと考えているようだ。新聞はまだしも、ワイドショーやネットメディアは、このニュース一色だ。 私は週末に京都アニメーションの放火事件で、某テレビ局から取材の依頼を受けて準備していたが、週明け早々に「週末の吉本興業をめぐるニュースで状況が変わりました」とのメールが届き、取材はキャンセルとなった。 吉本興業のニュースのどこがこれまで人々を引きつけるのだろうか。 闇営業のニュースは、そもそも「フライデー」のスクープとして報じられ、6月4日には仲介をしたという入江慎也さんが、吉本を解雇された。 その後、様々な続報が乱れ飛び、多額の報酬を受け取ったとして、宮迫博之さんと田村亮さんへの批