わたしの推し 参考文献:文春ジブリ文庫「紅の豚」ジブリの教科書7 やっぱりおもしろい!! 映画『紅の豚』 やっぱり「紅の豚」はおもしろいですね。宮崎駿監督の趣味が炸裂しており、やはり自分の好きなことをとことん突き詰めることによって生まれるエネルギー(妄想)と類まれな演出力、画力が相まって、それに加えてスタジオジブリをはじめとしたスタッフ、声優さんや久石譲さんの音楽などの総力によって素晴らしい傑作となっていると思います。 『紅の豚』はどのように生まれたのか? 前回の記事の通り、もともとは映画製作の合間に模型雑誌に連載していたコミック「雑想ノート」の中の3話からなるシリーズが原作となっています。(1990年3月号~5月号掲載) なぜ主人公は豚として描かれているのか? 宮崎監督の弁によれば、「雑想ノート」の生まれた経緯は「同じ趣味を長くやっていると、色んな雑学と妄想がたまってきて、そのはけ口がほ