はじめに 奈良県明日香村平田の #中尾山古墳。見学会に行ってきました。今回の新たな発掘調査で、三段築成、#八角墳、八角三重の外周石敷、石材の組み合わせ、ツヤツヤに磨かれた石室と、内壁に塗られた #水銀朱 も確認されました。その豪華な造りから第42代 #文武天皇陵 である可能性が俄然高まりました 目次 第42代文武天皇 中尾山古墳 発掘調査現地見学会 発掘中の中尾山古墳 関連記事・転法輪の話シリーズ 本文 第42代文武天皇 日本史上初めて「天皇」を名乗った天武天皇(第40代)と皇后で第41代天皇となった持統女帝(サララ姫)の孫、第42代文武天皇(藤原京、681~707)。 持統女帝は、最愛の草壁皇子を若くして失くし(代りに)孫(16才)の文武を天皇に据え、事実上の院政を行ないました。 文武天皇は、日本最初の法律とされる大宝律令を制定したことで知られていますが、父親とほぼ同じく、26才という若