平均年齢高めのはてな諸兄なら、なんとなく覚えている人も結構いると思うが、今ほどシンセサイザーが発達する前の昭和の歌番組は、伴奏やジングルのためにお抱えのミュージシャンが多数出演するという、現在では考えられないほど贅沢な造りだった。 なおかつ演奏者の調達の都合(まとめて声掛けできる)からか、それが歌番独特のサウンドを生んでいた。 そのサウンドを自分の耳で聴いた感じや、当時の関係者が昔どこかのサイトに書き残していた情報によると、どうやら楽器編成は以下の通りのようである。 ジャズのビッグバンドフルートやクラリネットが登場する曲はサックスセクションが持ち替えで担当コントラバスを抜いた弦楽合奏団必要に応じて、上の2団体に所属しない楽器を演奏するエキストラクラシックパーカッション(ティンパニ、鐘、木琴、鉄琴とか)ラテンパーカッション(ボンゴ、カウベル、マラカス、ギロとか)アコーディオンオーボエ、ファゴ