先日1年目の法定点検を終えたアルファロメオ4cスパイダー。新車登録は2021年9月ですが、諸諸あって納車されたのは2021年12月20日。略9箇月で受けた定期点検では、26の点検項目に不備はなく、休心致しました。 アルファロメオでは実質初めて内燃機をミド(車体中央付近)に搭載した量産車であるアルファロメオ4c。加えて、自動車評論家の西川淳氏の記事を拝借引用すれば、 問題はその中身、ボディ骨格にあった。 なんと、CFRP(炭素繊維強化樹脂製)のモノコックボディを採用してきた。しかもレーシングカーやハイパーカーにのみ活用される高価なプリプレグ成型のバスタブモノコックシャシーを使っているというのだ。三千万円級のスーパーカーでも使わない(使えない)成形方法である。現在でも五千万円以上級のスーパーカーでしかお目にかかれないシロモノだ。 ハンドレイで複雑な型に炭素繊維強化樹脂を貼り重ね、その後高圧窯で