並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 5 件 / 5件

新着順 人気順

gdf15の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 命に関わる激しいつわり「妊娠悪阻」、ついに原因解明、治療に光

    激しい吐き気と嘔吐が続く妊娠悪阻は、妊婦の約0.3~3%に見られる。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) つわりの症状が異常なほど重くなり、激しい吐き気と嘔吐が続く「妊娠悪阻(おそ)」は、妊婦を衰弱させ、命にかかわることもある疾患であり、妊婦の約0.3~3%が発症する。その原因や仕組みはよくわかっていなかったが、米南カリフォルニア大学ケック医学大学院で女性健康科学を研究するマレーナ・フェイゾ氏らは、妊娠悪阻に「GDF15」というホルモンがどのように関わっているかを示す画期的な論文を2023年12月13日付けで学術誌「ネイチャー」に発表した。 フェイゾ氏は、博士号を取得したばかりの1996年に第1子を妊娠した。妊娠中はひどい吐き気と嘔吐に悩まされ、出産までに2回も救急搬送されたという。1999年に第2子を妊娠したときの症

      命に関わる激しいつわり「妊娠悪阻」、ついに原因解明、治療に光
    • 妊婦のつわりの原因を特定、重症化予防の可能性も 英ケンブリッジ大研究 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

      「つわり」は妊娠中の母親が胎盤を通じて胎児から受けとる特定のホルモンに関連しているとする研究論文が、英科学誌『Nature(ネイチャー)』に掲載された。長年医学的に不明とされていたつわりの原因解明につながる研究結果であり、妊娠前の女性にこのホルモンを投与することで、重いつわりを回避できる可能性が出てきた。 成長分化因子15 (GDF 15) として知られるこのホルモンは、人間の体内で生涯を通じて産生され、食欲や吐き気を感じる脳の部位に信号を送るタンパク質で、母体の胎盤に多く含まれている。 13日に発表された英ケンブリッジ大学主導の研究によれば、つわりの重症度には、胎児が作り出すGDF15の量と、母親がGDF15の吐き気作用に対してどれだけ敏感かが直接関係している。母体における胎児由来のGDF15値は、妊娠期間(在胎期間)とともに増加し、GDF15に対する母親の感受性の高さは、妊娠前の母体の

        妊婦のつわりの原因を特定、重症化予防の可能性も 英ケンブリッジ大研究 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
      • 堀江貴文が「老化は克服できる」と確信した、日本人研究者が挑む驚愕の最先端医療3選

        最先端医療を8年以上取材し続けている堀江貴文氏が、現代人が知っておくべき健康投資についてまとめた書籍『金を使うならカラダに使え。 ⽼化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え⽅』が発売された。今回は、この書籍の元となったゲーテの人気連載を振り返り、日本の研究者が挑む、世界最先端の老化研究を紹介! ※過去掲載記事を再編 Warren Umoh / unsplash ※写真はイメージです 運動効果が薬で得られる!? 「マイオカイン」研究の最前線 堀江貴文(以下堀江) 運動効果が全身に及ぶ理由は、運動する時に使われる骨格筋が収縮する際、「マイオカイン」というホルモン物質が骨格筋細胞から分泌され、血液などの体液を経由して全身に運ばれる。そして各所に情報が伝わることで身体のさまざまな働きが調節されるから、ということなんですね。 藤井宣晴(以下藤井) そうです。運動した部位だけではなく、別の臓器へ作用

          堀江貴文が「老化は克服できる」と確信した、日本人研究者が挑む驚愕の最先端医療3選
        • 「体の燃費がよくなって痩せにくくなる」問題を解決する痩せ薬! - ナゾロジー

          食欲抑制した上でさらに基礎代謝を増やす「停滞期のない」やせ薬候補を発見!食欲抑制した上でさらに基礎代謝を増やす「停滞期のない」やせ薬候補を発見! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部現在、肥満は10億人以上の人々に影響を及えており、多くの代謝障害の原因となっています。 しかしカロリー摂取を制限すると、大幅な体重減少に繋がることもありますが、時間の経過とともに基礎代謝が低下して効果が失われてしまうことがあります。 この仕組みは「食料が減っても体重を維持する」ために私たちの先祖が獲得した優れた仕組みですが、肥満解消においては大きな壁「停滞期」となって現れます。 そのためダイエットを成功させるにはいかにして停滞期を短くしたり回避したりするかが重要になります。 ここで重要な役割を果たすのがGDF15というホルモンです。 GDF15は、がんや毒素への曝露、ミトコンドリアの機能不全、そし

            「体の燃費がよくなって痩せにくくなる」問題を解決する痩せ薬! - ナゾロジー
          • 1回の血液サンプルから命の残り時間を予測、アイスランドdeCODE genetics社

            2021年6月19~25日に海外の企業・大学・研究機関・米食品医薬品局(FDA)などが配信したプレスリリースの中から、注目のニュースをピックアップしました。 米Amgen社の子会社deCODE genetics社の研究者らが、Communications Biology誌に掲載された論文の中で、血液中のたんぱく質データを用いて人の寿命を正確に予測する方法を開発したと発表した。deCODE社はアイスランドのレイキャビクを拠点に、ヒトゲノムの研究・解析において世界をリードする企業だ。独自のヒト遺伝子解析技術に加え、トランスクリプトミクスやプロテオミクス、膨大なデータを駆使し、数十種類の疾患の危険因子を発見し、発症メカニズムに関する重要な知見を提供している。 研究者らは、2万2913人のアイスランド人(うち、調査中に7061人が死亡)を対象に約5000件の血液中のたんぱく質データを収集し、これま

              1回の血液サンプルから命の残り時間を予測、アイスランドdeCODE genetics社
            1