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妊婦のつわりの原因を特定、重症化予防の可能性も 英ケンブリッジ大研究 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
「つわり」は妊娠中の母親が胎盤を通じて胎児から受けとる特定のホルモンに関連しているとする研究論文... 「つわり」は妊娠中の母親が胎盤を通じて胎児から受けとる特定のホルモンに関連しているとする研究論文が、英科学誌『Nature(ネイチャー)』に掲載された。長年医学的に不明とされていたつわりの原因解明につながる研究結果であり、妊娠前の女性にこのホルモンを投与することで、重いつわりを回避できる可能性が出てきた。 成長分化因子15 (GDF 15) として知られるこのホルモンは、人間の体内で生涯を通じて産生され、食欲や吐き気を感じる脳の部位に信号を送るタンパク質で、母体の胎盤に多く含まれている。 13日に発表された英ケンブリッジ大学主導の研究によれば、つわりの重症度には、胎児が作り出すGDF15の量と、母親がGDF15の吐き気作用に対してどれだけ敏感かが直接関係している。母体における胎児由来のGDF15値は、妊娠期間(在胎期間)とともに増加し、GDF15に対する母親の感受性の高さは、妊娠前の母体の
2023/12/18 リンク