Googleがついに独占禁止法(反トラスト法)違反の疑いで提訴されましたが、この問題の論点は従来の独占禁止法裁判と大きく異なるとアナリストのベン・トンプソン氏は指摘しています。なぜ一見するとGoogleの行動が全く問題ないかのような状況が作り出されてしまうのか、問題の本質についてトンプソン氏が詳細に解説しています。 United States v. Google – Stratechery by Ben Thompson https://stratechery.com/2020/united-states-v-google/ 日本時間の2020年10月21日(水)、かねてから独占禁止法(反トラスト法)の調査が行われていたGoogleに対し、アメリカ司法省がついに提訴しました。司法省はこの提訴を1974年のAT&T訴訟や1998年のMicrosoft訴訟に続く重大な訴訟事件と位置づけています