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spirituality 意味の検索結果1 - 16 件 / 16件

  • 人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭

    本稿は、人が超自然的存在を信じたり、宗教を信仰したりするようになぜ進化したのかを、認知心理学、脳神経科学、遺伝学、進化学などの研究成果をレビューして、独自に考察したものです。 なぜこんなにも多くの人が宗教や超自然的存在を信じているのだろうか 正月、近所の神社に行くと、厄年を迎える人の生まれた年が大きく看板に書かれている。私は、宗教や神の存在は全く信じていないが、看板に書かれた年が自分の生年と一致していると、何の根拠もなく今年は病気に気をつけようとか、お守りぐらい買っておこうか、などと一瞬考えてしまう。これは、人を宗教にひきつける、人間の心理をついた「うまいやり方」である。将来への得体の知れない不安に対して、超自然的なものに頼ろうとする人間のもつ心理的特徴が宗教心を創り出しているのだろうと漠然と考えることができる。 現在、全世界の80%以上の人が宗教あるいは霊的な存在を信じているという(1)

      人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭
    • 横山茂雄・ 栗山英彦ほか 『コンスピリチュアリティ入門』 : 私が反省させられた本|年間読書人

      書評:横山茂雄、栗田英彦、堀江宗正、竹下節子、辻隆太朗、雨宮純、清義明『コンスピリチュアリティ入門 スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか』(創元社) 「宗教現象」については、かなり幅広く勉強していて、それなりに自信も持っていた私だが、本書には教えられるところが多々あり、特に、横山茂雄と栗田英彦による「巻末対談」には、私がこれまで軽んじてきた部分が、いかに重要なものであったかをズバリと指摘され、反省を余儀なくされた。 まず最初に、本書の内容を大雑把に紹介する「紹介文」を引用しておこう。 『 コンスピリチュアリティに関する初の論考集 「Qアノン」、新型コロナ生物兵器説、自然食、イルミナティ、そして爬虫類系宇宙人による人類の支配。 政治的影響力を持つまでに至った陰謀論と、その背景にあるとされるスピリチュアルな世界観。 この2つをともに論じることを可能にする注目の視座「コンスピリチュアリティ」

        横山茂雄・ 栗山英彦ほか 『コンスピリチュアリティ入門』 : 私が反省させられた本|年間読書人
      • 斉藤一人さん 霊格を上げると同時に問題が消えてなくなる法 - コンクラーベ

        人間は、自分に起きた問題を利用して魂のステージ、いわゆる「霊格」を上げていきます。 霊格を上げると同時に問題が消えてなくなる法 癌は感謝に勝てない その問題には意味がある 「子供ができない」なら、旦那さんに感謝 「息子に嫁が来ない」なら、息子に感謝 追伸 人は何のために生まれてくるのか 霊格を上げると同時に問題が消えてなくなる法 生きていると、いろんな問題が出てきます。 そして、問題が出てくると、大抵、人は悩んだり、苦しんだりします。 でも、問題というものは、自分の魂を成長させるためのものなんです。 人間は、自分に起きた問題を利用して魂のステージ、いわゆる「霊格」を上げていきます。 ただ、ほとんどの人は、自分の魂をどうやって成長させるかを知らない。 それどころか、目の前に起きた問題が自分の魂を一つ上に上げる階段だということも知らない人も多いんです。 だから、苦労したり、悩んだりするのです。

          斉藤一人さん 霊格を上げると同時に問題が消えてなくなる法 - コンクラーベ
        • 「さどの島銀河芸術祭」プロジェクト2020 DOMMUNE Presents「LANDSCAPE MUZAK」PROJECT SADO♯1 TERRY RILEY「SUPER SOCIAL DISTANCING 公開収録LIVE」

          ■LIVE:TERRY RILEY(from California) (公開収録LIVEにつき、ライヴストリーミング<配信>は御座いません。佐渡島外からお越しの方は、新型コロナウイルス感染拡大防止とSUPER SOCIAL DISTANCING の観点から、PCR検査を受けていただき陰性結果をご入場の際にご提示ください。Peatixでライヴ入場券&入場整理券販売中! ▶ http://sadommune.peatix.com/) ●2020年2月24日、テリー・ライリー氏は佐渡島に降り立った。その後、世界がCOVID-19で混乱する中、氏は日本に居続けた。そして85歳のお誕生日を日本で迎えた…..。「さどの島銀河芸術祭」DOMMUNE Presents「LANDSCAPE MUZAK」PROJECT SADO♯1!TERRY RILEY「SUPER SOCIAL DISTANCING 公開

            「さどの島銀河芸術祭」プロジェクト2020 DOMMUNE Presents「LANDSCAPE MUZAK」PROJECT SADO♯1 TERRY RILEY「SUPER SOCIAL DISTANCING 公開収録LIVE」
          • 進化的視点からみる人間の「多様性の意味と尊重」|河田 雅圭|note

            本論考は『東北大学教養教育院叢書「大学と教養」第4巻 多様性と異文化理解』  (東北大学教養教育院編/東北大学出版会/2021年)の第1章として寄稿したものを、東北大学出版会の許可を得て、web公開し、多くの方に読んで頂けるようオープンアクセスとしたものです。ここでは、本書原稿に追加・修正された文章を公開しています。引用は[河田雅圭 (2021) 進化的視点からみる人間の「多様性の意味と尊重」『東北大学教養教育院叢書「大学と教養」第4巻 多様性と異文化理解』 pp.3-28, 東北大学教養教育院編/東北大学出版会]でお願いします。 本稿では、人間の進化史や、進化についての基本的な考え方を紹介した上で、現在の進化学や脳神経科学の進展をもとに、人間の多様性はどのように生じ、維持されているのか、また、人間は多様性をどのように認識し、区別あるいは差別するように進化したのか、という点を考察しています

              進化的視点からみる人間の「多様性の意味と尊重」|河田 雅圭|note
            • AVYSS magazine » 90sサイバーオカルトとメディアアートの地下水脈|ヘンリー川原のアーカイブ作品が発表

              電脳的反抗と絶頂 90年代の本邦サイバー・オカルトとメディアアートの地下水脈で暗躍した音楽家、ヘンリー川原の初アーカイブ作品『電脳的反抗と絶頂: エッセンシャル・ヘンリー川原』がエム・レコードよりリリースされる。 今作は、90年代前半におびただしい数の作品を発表した後、表舞台から姿を消したアウトサイダー作家ヘンリー川原の作品を、メディアアートで活動を共にした沖啓介の寄稿と、その作品を果敢に送り出した八幡書店の社主かつ本邦オカルト界のフィクサー、武田崇元のインタビューを交えて検証している(作品解説は江村幸紀)。 収録曲は、挑発的で実験色強いものから、東南アジア音楽を流用したもの、サイバー感が充満したアンビエント・チューン、スピリチュアルなピアノ曲など、楽曲ごとの振り幅は尋常ではない。精神世界とテクノロジーが怪しく交錯したカウンターとしてのオカルト精神が見え隠れし、聴くものを向こう側の世界へ導

                AVYSS magazine » 90sサイバーオカルトとメディアアートの地下水脈|ヘンリー川原のアーカイブ作品が発表
              • 認知領域の戦いにおける陰謀論の脅威—海外における体制破壊事案から日本における陰謀論情勢を考える | 記事一覧 | 国際情報ネットワークIINA 笹川平和財団

                近年、安全保障のフィールドで陰謀論が一つの脅威として注目を集めている。本稿では、海外および日本の陰謀論の情勢を概観し、陰謀論がなぜわれわれの安全保障を脅かす運動とみなされているのか、なぜ対策を講じねばならないのかを認知戦の観点から分析する。 相次ぐ体制破壊的事案 2022年の末から2023年の年明けにかけて、陰謀論の影響を受けたと考えられる体制破壊的な事案がドイツとブラジルで連続して起こっている。 2022年12月7日、ドイツ連邦検察庁は、テロ組織のメンバー22名と支援者3名の容疑者を逮捕した。この組織は複合的なグループから構成されていたが、主に極右組織ライヒスビュルガー(Reichsbürger:ドイツ語で帝国臣民を意味する)や反コロナ政策運動グループのクエルデンカー(Querdenker:英訳するとLateral thinkerとなる。ドイツ語で、型にはまらない考え方をし、それによって

                  認知領域の戦いにおける陰謀論の脅威—海外における体制破壊事案から日本における陰謀論情勢を考える | 記事一覧 | 国際情報ネットワークIINA 笹川平和財団
                • イベントレポート

                  霊性(スピリチュアリティ)やスピリチュアルという言葉は、カルトなどの反社会的勢力との関連から、負のイメージと共に語られることが多々あります。しかし、霊性の本来の意味は、万教同根であるはずの宗教がもつ共通要素、それは多くの宗教が説明している宇宙の成り立ち、超越的存在(神)との繋がり、生きる上での規範などの共通部分のエッセンス。同時に、宗教が持つ負の側面、すなわち他の宗教を否定したり、独自の観念体系や教義を強要したり、という拘束的な部分を取り除いたものを指します。 本シンポジウムでは、アクティビティを交えながら、現代社会とスピリチュアリティの関連性を学会でも認める研究の結果を背景に解説。科学的根拠を示しながら、研究者としての視点で令和の時代を迎えた現代社会における霊性の意味、その重要性に関して議論を深めたい。 日時:2019年12月8日(日)14:00~17:00 会場:池袋キャンパス8号館1

                  • CA2045 – マインドフルネスと図書館:米国における動向 / 池田貴儀

                    CA2055 – 動向レビュー:即時オープンアクセスを巡る動向:グリーンOAを通じた即時OAと権利保持戦略を中心に / 船守美穂 マインドフルネスと図書館:米国における動向 国立情報学研究所:池田貴儀(いけだきよし) 1. はじめに 米国の図書館界では、2010年代頃から運動(1)、ヨガ(2)(3)、マインドフルネスへの関心が高まっている(4)(5)。それには二つの背景が考えられる。一つは、図書館による利用者の健康やウェルネス(6)の支援の動きである(7)。公共図書館は地域の健康と幸福を促進する役割を担っており(8)、大学図書館でも学生のウェルネスの支援(9)(10)やストレス軽減に向けた取組が広がりつつある(11)。もう一つは、図書館員のストレスの問題(12)である。図書館員は日々の業務でマルチタスク(13)、スタッフ同士や利用者との人間関係、感情労働(14)(15)など多くのストレス要

                      CA2045 – マインドフルネスと図書館:米国における動向 / 池田貴儀
                    • 存在性のまなざし -Space of Light & Shadow- - 地底たる謎の研究室

                      題名:存在性のまなざし -Space of Light & Shadow- 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 光あるところの反対側には影がある。同じく、影あるところの反対側には光がある。その両者の明暗の差こそあれ、その両者が混在しているのは、世の常である。そうして、幾度となく繰り返す明暗の中で、どちらかに引っ張られ、どちらかに落ち着く。その差は、こころの動きである光と影と同じく、明るく、かつ、暗い。 何を言いたいのかが分からなくなってしまった。そう、ここで言いたいことは、光と影の宇宙なのだ。Space of Light & Shadow。これが、ここでのキーワードとなる。 すると、まなざし鋭くもあり、それは絵画に様で、絵画であるところの、Light & Shadowでは(図)、人が光の中では良いことだけが起こり、暗闇の中では悪いことだけが起こるはずと思うことに対して、考察さ

                        存在性のまなざし -Space of Light & Shadow- - 地底たる謎の研究室
                      • スピリチュアル思想史、ニューエイジ思想史を体系的にまとめる - 耽溺電網

                        きっと誰しも神社めぐりが趣味だという人に出会ったことがあると思う。あなたはそこで「スピリチュアル」を連想するかもしれない。自己啓発本、とくに「引き寄せの法則」なんていう本を読んでいる人を見てあなたは「スピリチュアル」を連想するかもしれない。もう少しライトな本でも「願えば叶う」「運が良くなる12の習慣」程度のタイトルにもあなたは「スピリチュアル」を感じるかもしれない。もしかすると「ヴィーガン」「水素水」にさえスピリチュアルを感じるという人もいるかもしれない。 ではスピリチュアルとはなんなのだろう。スピリチュアルを連想させるものの共通点とは何なのだろうか。あなたはもしかすると、スピリチュアルにまつわる物はすべて「似非科学」にカテゴライズされそうだということに気が付くかもしれない。しかし「科学」だろうが「似非科学」だろうがそれは知識に過ぎない。それに比べスピリチュアルは例えば「生き方」や「価値観

                        • NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【LITURGY : ORIGIN OF THE ALIMONIES】 - Marunouchi Muzik Magazine

                          NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【LITURGY : ORIGIN OF THE ALIMONIES】 EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH HUNTER HUNT-HENDRIX OF LITURGY !! “I Hope That The Metal Scene Learns To Have Less Of The ‘Boys Club’ Aspect And Hold Space For More Alterity. Personally I See That As The Leading Edge Of Originality For Metal” DISC REVIEW “ORIGIN OF THE ALIMONIES” 「私は、人類の歴史が展開し始める要因となった神の中にはメタフィジカル (人間の理解や物理を超えた) な不均衡があり、その不

                            NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【LITURGY : ORIGIN OF THE ALIMONIES】 - Marunouchi Muzik Magazine
                          • WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第十一回 議事堂の中のシャーマン――虚構の時代の陰謀論

                            「未来はわれらのものだ」と言いながら死んでいったサン=シモン、「未来を構築しなければならない」と言いながら自殺していったマーク・フィッシャー、そして「未来はここで終わる」と言ったリー・エーデルマン――。ルイス・キャロルは暗室の中で少女たちの写真を現像し、カール・マルクスは大英図書館で来るべき革命のための書を執筆する。これは、未来と子どもたち、近代と脱近代、革命と反動、19世紀と20世紀、ユートピアとディストピア、メランコリーとノスタルジー、テクノロジーとオカルティズム、そして失われた未来に捧げるエッセイである。 第十一回議事堂の中のシャーマン――虚構の時代の陰謀論 ジャン・ボードリヤールは著書『シミュラークルとシミュレーション』の中で、ディズニーランドを「錯綜したシミュラークルのあらゆる次元を表す完璧なモデル」として提示している。オリジナルなきコピーとしてのシミュレーションの戯れ。仮構と紛

                              WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第十一回 議事堂の中のシャーマン――虚構の時代の陰謀論
                            • 再帰的近代化:Reflexive modernization

                              池田光穂 再帰的近代化(さいきてききんだいか、reflexive modernization)あるいは内省的近代/再帰的近代 (reflexive modernity)とは、外部から強制力をもって近代という新しいモードを獲得していくプロセス(=連辞符のつかない唯の近代化 [modernization]のこと)とは異なり、近代を生きる個人や組織あるい は社会が、近代化(=以前にあったものを放棄して新たな生活や思考を始めること)のプロセスを内面化していく現象(再帰的近代化)。あるい は、再帰的近代化が進行中の時間や歴史のことを、再帰的近代という。 ヨーロッパの社会学者、とりわけアンソニー・ギデンズ(Anthony Giddens, 1938- )、ウルリッヒ・ベック(Ulrich Beck, 1944-2015)、あるいはスコット・ラッシュ(Scott Lash, 1945- )らによって、提

                              • 「洞察」とは、突然新しい方法で問題と向き合う能力である|松本健太郎

                                一般のビジネスパーソンにもデータを活用する力が求められます。なぜならば、現場力とデータは不可分だからです。例えば、マーケティング施策を考える場合、消費者行動の洞察とデータからの考察という、2つの思考が融合することで、新たな仮説が生まれます。 社会人大学院に2年間通って、データサイエンスをビジネスに活用するために必要な能力は、統計学に関する知識でもRやPythonなどの言語でもなく、事象に対する「洞察」だと気付きました。 マーケティングも同様です。大先輩と対談させて頂き、ヤクザ映画風に表現するなら「絵図を描く」ために様々な知識・経験が求められますが、もっとも重要なのは「洞察」であると痛感しています。 ただ、この「洞察」を言語化するのって結構難しい。オシャレな人は「アイデアを生み出す源泉」と表現していて、なるほどなーと思いました。 辞書には「物事を観察して本質や奥底にあることを見抜く」と書かれ

                                  「洞察」とは、突然新しい方法で問題と向き合う能力である|松本健太郎
                                • 海外で人気のアニメNFTアートがカルト集団と繋がっていたとネット騒然。Lain、TSUKI Projectとの関係も指摘される。 : それから三日前

                                  昨今、NFT市場はますます活況を呈している。Twitterは今年1月、NFTアートをプロフィール画像に設定できる新機能を発表。他にも、InstagramがNFTを利用した新機能のテストを5月に開始するなど、大手企業が次々とNFT事業への参入を発表している。 そんな中、「Milady Maker」と呼ばれるNFTアートプロジェクトが海外で物議を醸している。同プロジェクトの代表を務める人物は、実は「未成年を自傷行為に追い込むカルト集団」のリーダーであり、さらには人種差別的、性差別的、反ユダヤ的な発言を行っていた、という告発があったのだ。また、以前当ブログでも紹介した「TSUKI Project」とも関わりがあったという指摘もなされている。TSUKI Projectは一部では「アニメ自殺カルト」と呼ばれており、カナダ人の17歳少年が実際に影響を受けて自殺したことで知られる。 これだけでも十分衝撃

                                    海外で人気のアニメNFTアートがカルト集団と繋がっていたとネット騒然。Lain、TSUKI Projectとの関係も指摘される。 : それから三日前
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