横山茂雄・ 栗山英彦ほか 『コンスピリチュアリティ入門』 ： 私が反省させられた本｜年間読書人

書評：横山茂雄、栗田英彦、堀江宗正、竹下節子、辻隆太朗、雨宮純、清義明『コンスピリチュアリティ入門 スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか』（創元社） 「宗教現象」については、かなり幅広く勉強していて、それなりに自信も持っていた私だが、本書には教えられるところが多々あり、特に、横山茂雄と栗田英彦による「巻末対談」には、私がこれまで軽んじてきた部分が、いかに重要なものであったかをズバリと指摘され、反省を余儀なくされた。 まず最初に、本書の内容を大雑把に紹介する「紹介文」を引用しておこう。 『 コンスピリチュアリティに関する初の論考集 「Ｑアノン」、新型コロナ生物兵器説、自然食、イルミナティ、そして爬虫類系宇宙人による人類の支配。 政治的影響力を持つまでに至った陰謀論と、その背景にあるとされるスピリチュアルな世界観。 この2つをともに論じることを可能にする注目の視座「コンスピリチュアリティ」

[gonai]

それぞれが権威主義にならず、リテラシーを持って世界を見るしかない

[tekitou-manga]

「啓蒙的批判」によって陰謀論やオカルトを抑え込むことが不可能なことは、政治の世界における「安倍晋三人気」とか「維新の会人気」と通ずるもの、には賛同。でも具体的にどうすれば？の先が見えん

[ueshin]

左派的なスピリチュアルと、右派的な陰謀論がなぜ合体してしまったのか。ちょっと長い。

[straychef]

キリスト教信者に先に言えって話