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ネビュラ賞の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • ヒューゴー/ネビュラ賞ノミネート!不条理ホラー野球シム『Blaseball』ってなんなのさ?|まきちゃん

    始まりは4月だった。そのときぼくは今年のヒューゴー賞ビデオゲーム部門についての記事を読んでいた。SF/ファンタジーの最高の作品に贈られる最高の賞のひとつであるヒューゴー賞に、一回きりだが、優れたビデオゲームを表彰する部門ができるらしい。ノミネート作品は『あつまれ どうぶつの森』『The Last of Us Part II』『FINAL FANTASY VII REMAKE』『Hades』『Spiritfarer』……。 みんな2020年を象徴するような大作、話題作である。どれが賞を受賞しても納得がいくラインナップだ。特に『Hades』と『Spiritfarer』は、どちらも「光るものはあるんだけど……」なんてスタジオがついに出したスマッシュヒットで、普段インディー系のゲームを追っているぼくとしては非常に嬉しいノミネートであった。 なるほどね……と思っていると、ひとつ見落としているタイトル

      ヒューゴー/ネビュラ賞ノミネート!不条理ホラー野球シム『Blaseball』ってなんなのさ?|まきちゃん
    • 日本人ではジブリの宮崎駿氏に続きふたり目の快挙!『エルデンリング』を手がけた宮崎英高氏とジョージ・R・R・マーティン氏がSF・ファンタジー作品の世界的アワード「ネビュラ賞」の受賞者に

      漫画『KILLING ME / KILLING YOU』の電子書籍版が1冊55円で購入できるセールを開催。全5巻を購入しても定価3696円が275円とお得に。『IT'S MY LIFE』を手がけた成田芋虫氏のダークファンタジー アメリカ現地時間5月14日(日)、アメリカSFファンタジー作家協会(以下、SFWA)が主催するスペキュレイティブ・フィクション(SF)作品およびファンタジー作品のアワード「第58回 ネビュラ賞」にて、アクションRPG『エルデンリング』を手がけたフロム・ソフトウェアの宮崎英高氏とジョージ・R・R・マーティン氏が2018年に設置されたゲームライティング部門の最優秀賞へ選ばれたことが明らかとなった。 全部門において受賞者へ選ばれた日本人は2007年に映画『ハウルの動く城』で最優秀脚本賞を受賞したスタジオジブリの宮崎駿氏に続くふたり目の快挙。インタラクティブ・ムービーやテー

        日本人ではジブリの宮崎駿氏に続きふたり目の快挙!『エルデンリング』を手がけた宮崎英高氏とジョージ・R・R・マーティン氏がSF・ファンタジー作品の世界的アワード「ネビュラ賞」の受賞者に
      • 2020年ネビュラ賞長編部門受賞作は現在のパンデミックを予言したかのような近未来SF A Song for a New Day

        作者:Sarah Pinsker フォーマット: Kindle版(ペーパーバック版はほとんど入手不可能) ファイルサイズ: 2986 KB 紙媒体でのページ数: 384 ページ 出版社: Berkley 発売日:2019/9/10 適正年齢:PG15(同性セックスの話題はあるが、露骨な表現はない) 難易度:中級+(新しい難易度で6/10。わからない単語はあると思うが、文章はシンプルで短い) ジャンル:SF/近未来小説 キーワード:パンデミック、隔離された社会、ライブミュージック、コンサート 文芸賞:2019年ネビュラ賞受賞作(長編部門) 2020年6月現在、世界はまだCovid-19のパンデミックの真っ只中だ。厳しい自宅待機(あるいはロックダウン)を解除している地域はあるが、そのために患者数が急増している地域もある。ワクチンが出来て広まるまでは、このパンデミックは収まらないし、公共の場で大

          2020年ネビュラ賞長編部門受賞作は現在のパンデミックを予言したかのような近未来SF A Song for a New Day
        • テロと感染病の蔓延により、リアルに接触する機会が激減した未来を予言的に描き出したネビュラ賞受賞作──『新しい時代への歌』 - 基本読書

          新しい時代への歌 (竹書房文庫) 作者:サラ・ピンスカー竹書房Amazonこの『新しい時代への歌』は、本邦では初紹介となる作家サラ・ピンスカーの長篇にして2020年度のネビュラ賞受賞作である。本作、日本でこうして邦訳作が刊行されるまえからすでにかなりの話題作となっていたが、その理由は、現在のコロナ禍を見通していたかのような本作の内容にある。本作が刊行されたのは2019年のことなのだけれども、その中で描き出していくのは、テロと感染症の影響によって、人々が大勢で集まることが禁止され、対面接触が極端に減少した少し未来の世界なのだ。 この世界では、健康な人間も一気に死に至る可能性のある感染病の蔓延とアメリカ全土の施設に向けた大規模な爆破テロがほぼ同時期に重なってしまい、それ以前と以後では「前時代(ビフォー)」、「後時代(アフター)」と呼称されるほど社会の在り方が異なってしまっている。アフターの世界

            テロと感染病の蔓延により、リアルに接触する機会が激減した未来を予言的に描き出したネビュラ賞受賞作──『新しい時代への歌』 - 基本読書
          • 今年のネビュラ賞受賞作は、現在のパンデミックと隔離生活を予言したかのような近未来SF

            新型コロナウイルスのパンデミックを経て人々は新しい生活「ニューノーマル」を模索している Shannon Stapleton-REUTERS <2020年の米ネビュラ賞(長編部門)受賞作が描くのは、テロとパンデミックの後に人々が隔離して暮らす近未来のアメリカ> 2020年6月現在、世界はまだ Covid-19(新型コロナウイルス)のパンデミックの真っ只中にある。厳しい自宅待機(あるいはロックダウン)を解除している地域はあるが、そのために患者数が急増している地域もある。ワクチンが出来て広まるまでは、このパンデミックは収まらないし、公共の場で大勢の人が集まる音楽やスポーツのイベントはそう簡単にできないだろう。 世界がこのような状態になることを、2020年の元旦に誰が予想できただろうか。 ところが、まるでこの状況を予言したかのようなSFが、昨年2019年9月に刊行されていたのだ。今年5月にネビュラ

              今年のネビュラ賞受賞作は、現在のパンデミックと隔離生活を予言したかのような近未来SF
            • 大ヒット冥界アクション『Hades』がゲームで初のヒューゴー賞を受賞。今年だけの特別賞を獲得し、ネビュラ賞と2冠 - AUTOMATON

              ホーム ニュース 大ヒット冥界アクション『Hades』がゲームで初のヒューゴー賞を受賞。今年だけの特別賞を獲得し、ネビュラ賞と2冠 SFおよびファンタジーの優秀作品に贈られる「ヒューゴー賞」を、ローグライク・アクションゲーム『Hades』が受賞した。米国ワシントンにて開催された第79回世界SF大会で発表がおこなわれた。『Hades』はビデオゲームとしては初のヒューゴー賞受賞作品となる。 ヒューゴー賞は、1953年に世界SF協会により創設された賞。対象となるのはSFやファンタジー作品のほか、幅広いジャンルの作品だ。サイバーパンクの起源とされる小説「ニューロマンサー」や、映画では「スター・ウォーズ」「バック・トゥー・ザ・フューチャー」「ロード・オブ・ザ・リング」など名だたる作品が受賞している。発表は毎年の世界SF大会(The World Science Fiction Convention、通

                大ヒット冥界アクション『Hades』がゲームで初のヒューゴー賞を受賞。今年だけの特別賞を獲得し、ネビュラ賞と2冠 - AUTOMATON
              • 2020年度ネビュラ賞で「Hades」がBest Game Writingを受賞。ヒューゴー賞にもノミネートされているギリシャ神話系ローグライクアクション

                2020年度ネビュラ賞で「Hades」がBest Game Writingを受賞。ヒューゴー賞にもノミネートされているギリシャ神話系ローグライクアクション 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 Science Fiction and Fantasy Writers of America(アメリカSFファンタジー作家協会)は2021年6月5日(現地時間),「2020 Nebula Awards」(2020年度ネビュラ賞)の受賞作を発表した。 第56回となる今回のネビュラ賞には,前年に引き続きBest Game Writing部門が用意されていた。今回の受賞作はSupergiant Gamesの「Hades」,受賞者は同作のライター兼クリエイティブディレクターにして,ヒュプノスのCVも担当しているGreg Kasavin氏だ。 「Hades」は,ギリシャ神話をテーマとしたローグライク形式のアクショ

                  2020年度ネビュラ賞で「Hades」がBest Game Writingを受賞。ヒューゴー賞にもノミネートされているギリシャ神話系ローグライクアクション
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