大阪府高石市を走る南海電鉄高師浜(たかしのはま)線が高架化工事のため、22日から約3年の休止期間に入った。全長約1・5キロ、乗り通しても3分で行き止まりになる「盲腸線」。高架化のためにこれほど長く鉄…
JR関西線奈良-郡山間の高架化工事が7月から本格化するのを前に、奈良市の事業予定地で、起工式が行われた。奈良県の山下真知事ら約70人が出席し、工事の無事を祈願した。 高架化工事は、踏切での交通渋滞や事故、市街地の分断などを解消しようと、県と奈良市が大森町~八条4丁目周辺で実施。延長1・4キロを高架化し、区間にある4つの踏切を取り除く計画で、令和3年9月に関連工事に着手。今年7月から本格的な高架工事に入る。現段階での事業費は約155億円で、10年度の完成を目指す。 JR関西線の高架化工事が予定されている奈良市八条周辺の土地八条4丁目には新駅も開設される予定で、起工式は新駅西口広場予定地で開かれた。山下氏は「京奈和道の奈良インターチェンジや関連道路の整備など、全てが一体となった開発で、県全域に大きな効果がある。ぜひお力添えいただきたい」と述べた。その後、関係者らがくわ入れ式を行い、工事の安全と
対象区間は4.5km。 踏切は5か所が除却される 拡大画像 高架化工事が進む東村山駅(2021年10月、乗りものニュース編集部撮影)。 西武鉄道は東京都、東村山市とともに2013年度から、東村山駅を含む一帯で連続立体交差化事業を進めています。同駅には新宿線・国分寺線・西武園線の3路線が十字方向から交わり、ジャンクションを形成しています。 2022年4月1日現在の工事進捗状況は以下の通りです。 ・駅部での高架橋の構築 ・仮線切替が完了した区間での高架橋の構築(駅部以外) ・久米川駅方(新宿線)一部区間での、仮線切替に向けた準備 事業は、上記3路線の約4.5kmについて鉄道を高架化するもの。これにより、府中街道などにかかる計5か所の踏切が除却され、事故の低減、交通渋滞の解消などが期待されます。 【了】
踏切での死傷事故を機に動き出した、東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)竹ノ塚駅(東京都足立区)付近の高架化。着工から8年近くが経過したが、高架化はまだ完了していない。とはいえ、急行線の高架化が9月中には完了する予定で、残るは緩行線の高架化のみとなる。同駅周辺を歩いてみた。 架線や信号機も設置済み 北千住駅で東武動物公園行きの下り普通列車に乗車。東武スカイツリーラインは竹ノ塚駅を含む北千住~北越谷間が複々線で、普通列車は4本の線路のうち内側2線の緩行線を走る。外側2線は特急や急行が走る急行線だ。 西新井駅を発車して下り緩行線をしばらく走っていると、列車の右側(西側)にある下り急行線が上り勾配になって高架橋に変わる。下り急行線の高架化工事は4年前の2016年に完成。同年5月に切り替えられた。次に高架化されるのは上り急行線で、その後、緩行線を高架化することになる。
伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と野田線(東武アーバンパークライン)が交差し、東武鉄道の要衝といえる春日部駅(埼玉県春日部市)を9月19日に訪ねた。だだっ広い構内に多数のホームと線路があり、ホームの屋根や柱など、どの施設も古びていてレトロな雰囲気が漂う。野田線のホームには立ち食いラーメン店があり、やや混雑していた。 この駅と前後の線路を高架化する連続立体交差事業(連立事業)が動き出した。2019年12月、都市計画法に基づき事業認可され、今年2021年3月には着工記念式典が行われた。いまのところ、駅構内を見る限りでは工事の気配は感じられない。しかし、高架化に向けた準備は少しずつだが進んでいる。 更地化した「仮設用地」出現 春日部駅の東口(実際は北側)に出てみると、左側(西側)には空き地になった場所がある。つい最近までコンビニエンスストアなどが入る2階建ての商業施設があったが、工事のため撤去
八条新駅 新駅設置部分。現在はまだ何も手がつけられていない状態です。こちらは西口となります。 駅設置部分のおおよそのマップ。 奈良~郡山間は4kmの距離があり八条周辺はちょうど鉄道空白地帯となっていることから、需要も見込めそうですね。 場所はマルハン大安寺店の目の前。 現地は少し癖のあるT字交差点がありますが、高架化工事でそれらも解消される見込みです。 尚、駅設置部分と思われる敷地については「ジェイアール西日本不動産開発」が保有しているようでした。 大和路線高架部 駅については殆どまだ未着手ですが、高架化工事については先行して進められています。 こちらは2028年度(2029年3月まで)に完成予定です。 出典:奈良県「(仮称)奈良ICへのアクセス整備と交通結節点機能等の強化」まず仮の線路は既存線の東側に設けられ、その敷地を利用して高架構造物を建設する予定です。仮線の用地買収についてはほぼ完
バス代行もあと4か月です。 羽衣~伽羅橋間全線 南海高師浜線(画像:写真AC)。 南海電鉄が2024年4月上旬、高師浜(たかしのはま)線での列車運行を再開します。同線は羽衣~伽羅橋(きゃらばし)間全線の高架化工事に伴い、2021年5月から運休しています。 付近では大阪府の都市計画事業として、南海本線も含めた連続立体交差事業が1997(平成9)年から進行中です。大規模な工事により鉄道を長期運休した例は、路面電車から地下鉄へ移行するために8年間かけた東急玉川線→新玉川線(現・田園都市線)などがあります。 なお高師浜線の再開日は、詳細が決まり次第告知されます。それまでは引き続き、バスによる代行輸送が実施されます。 【了】
京阪電気鉄道は12日、都市計画事業「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」の起工式を実施したと発表した。 連続立体交差事業の対象区間 同事業は、京阪本線の寝屋川市~枚方市間を高架化し、13か所の「開かずの踏切」を含む21か所の踏切を除却するもの。事業延長は約5.5キロで、香里園、光善寺、枚方公園の各駅は高架駅となる。同社では、本事業の推進により、踏切除去による交通渋滞や踏切事故の解消、地域分断の解消により市街地の一体化を図り、地域の発展に貢献することを目指すとしている。 高架後の香里園駅(イメージ) 高架後の光善寺駅(イメージ) 高架後の枚方公園駅(イメージ) 事業は、2013年に都市計画を決定し、2019年度に準備工事に着手。今回、鉄道工事の着手に至った。事業区間では今後、仮線への切り替えや高架線の構築などの工事が進められる。なお、事業完了時期については、2022年1月の地元説明
カテゴリ:鉄道:建設・工事 > 上野東京ライン・品川駅再開発 京急品川駅地平化・北品川駅高架化工事 - 品川駅再開発2023(1) 公開日:2024年01月27日22:09 品川駅では上野東京ライン開業に伴い大幅に敷地が縮小された旧田町車両センター跡地の再開発が進められています。これに連動する形で現在 京急品川駅のホームを高架から地上へ降ろす工事と北品川駅を高架化する工事 が行われています。前回の調査から1年が経過し、現地では JR線を跨ぐ新しい橋梁の架設準備 が開始されたことから、9月以降現地の調査を行いました。今回も京急品川駅・北品川駅の事業区間全体の状況をレポートします。 ▼関連記事 京急品川駅地平化・泉岳寺駅改良 - 品川駅再開発2022(3) (2023年2月8日作成) 京急品川駅の地平化 京急品川駅1番線。横浜方面の電車は基本的にこのホームから発車する。 京浜急行電鉄(京急)は
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