発電ガラスとは、太陽電池を内蔵したガラスを指すもので、建材一体型太陽電池(BIPV)の一種。太陽光発電の新たな選択肢として、実際の建物の窓や壁面に導入される事例が出て来た。エネルギー価格の高騰と脱炭素社会の実現を見据え、建物のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化を進めるための切り札として注目されている。
ZEBとは ZEBの定義は国内外で様々な議論や検討がされています。経済産業省資源エネルギー庁「ZEBロードマップ検討委員会とりまとめ」(平成27年12月)では、ZEBを「先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物」と定義しています。現在、ZEBの実現・普及に向けて、4段階のZEBを定性的及び定量的に定義しています。 ZEBの定義の拡充 経済産業省資源エネルギー庁「ZEBロードマップフォローアップ委員会とりまとめ」(平成31年3月)では、延べ面積10,000㎡以上の建築物は、年間の新築着工に占める割合が棟数ベース
JR東日本(東京都)は、JR東海道線大船-藤沢間に新設する「村岡新駅」(仮称、藤沢市宮前)について、年間の一次エネルギー消費量を5割以上減らす「ZEB Ready(ゼブレディ)」認証を取得したと発表した。駅舎でのゼブ取得は、国内初という。 駅舎の省エネ化は、藤沢市が定める「村岡新駅周辺地区まちづくり方針」に沿った取り組み。JR東によると、発光ダイオード(LED)照明や床断熱を採用するほか、日中時間帯の自然採光を利用し、照明器具の数を減らす方向で工事を進めている。さらに、換気設備が小型化しても空気の入れ替えが行えるよう、空気を通す配管のルートも効率的に設計した。 同駅舎は鉄骨地上3階建てで延べ床面積約710平方メートル。約155億円の工事・設計費用は県が30%、藤沢、鎌倉両市が各27・5%、同社が15%を負担する。 ゼブは、消費するエネルギーの収支ゼロを目指した建築物。4段階あり、ゼブレディ
みなさん、こんにちは。リコージャパン北海道支社です。 今回は7月初旬に帯広事業所で突然起こった停電の際、『ZEB』事業所であることがどのように役にたったのか?ご紹介いたします。 停電発生時の状況 ・7月初旬の日中、強風で電線が切れ、事務所周辺区域のみ影響を受ける・3~4時間近く復旧にかかる EV(電気自動車)から事業所の非常用コンセントへ電力供給日中であったため、事務所内を照らす電気は必要なかったものの、請求書発行やオンライン会議で利用する機器(パソコンやAV機材)の電源供給が必要だったため、V2H※を利用することにしました。 初めてこのシステムを利用することになりましたが、マニュアルを見ながら10分程度で設定し、電力供給できました。 <実際に電力を供給したもの> ・請求書発行のためのプリンター ・パソコン、AV機材等の機器 ZEB事業所とは?ZEB(ゼブ)とは、建物で消費する年間の一次エ
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