宇都宮大が同大4年のフィリピン人女性(22)に対し授業料を免除しすぎだったとして、合計44万円を3週間以内に納付するよう求めている問題について、盛山正仁文科相は29日、記者会見で「詳細は把握していない」としながらも「学生や保護者に対して丁寧な情報発信ができていたか課題が残るものと考えている」として、同大側の姿勢を問題視する考えを明らかにした。
9月の内閣改造で文部科学相となった盛山正仁氏。教育行政や科学技術政策のかじ取りを担う一方、自民党の有志でつくる「鉄道議連」の幹事長という顔も持つ。赤字が続くローカル線の存廃は、官民が一体となって考えなければならない重要課題だ。公共交通機関の行く末について、一家言もつ盛山氏に話を聞いた。 《改正地域公共交通活性化再生法が10月に施行された。ローカル線の存廃をめぐり、関心が高まっている》 「誰が地方の交通を支えるか、に尽きるのだと思う。昭和62年の国鉄民営化により、公共サービスを民間で担うようになったが、収益が上がらなければサービスの維持は難しくなる」 「例えばJR東日本では、新幹線などの収益を、利益の少ないローカル線の運行に充てるなどしてサービスを維持してきた。しかし、市場主義の原理を徹底するなら、もうかっている区間があるのなら、その区間の運賃を引き下げるべきではないか、という議論は当然出て
旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)との接点が指摘されている盛山正仁文科相(70)。事務所の実質的責任者とされる妻の路子(みちこ)氏が「週刊文春」の電話取材に応じ、「選挙支援は嘘っぱちですよ!」「でっちあげ書かれて」「統一教会からの報復、脅し」などと語った。朝日新聞の報道に加え、国会でも教団関係者と収まった写真などの物証が提示されているだけに、路子氏の発言は波紋を呼びそうだ。 盛山氏も「妻は政治の世界では先輩だから」 盛山氏は東京大学法学部卒業後、1977年に旧運輸省に入省。2005年の衆院選で兵庫1区から初当選を果たした。元々は岸田派の所属で、現在当選5回。昨年9月の内閣改造で文科相として初入閣を果たした。その直後の10月には、旧統一教会に対する解散命令請求に踏み切っている。
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