小泉純一郎元首相の「脱原発」発言が止まらない。10月1日、名古屋市内で講演し「核のゴミの処分場のあてもないのに原発を進める方がよほど無責任」「今こそ原発をゼロにする方針を政府・自民党が出せば、世界に例のない循環型社会へ結束できる」などと述べ、脱原発への政策転換を訴えた。朝日新聞デジタルなどが伝えた。 この講演はシンクタンクなどが主催。小泉氏は約1時間の講演をほぼ「脱原発」の訴えに終始し、「捨て場所もないような原発を経済成長に必要だからとつくるより、同じ金を自然エネルギーに使って循環型社会をつくる方が建設的じゃないか」と語ったという。 経済界では大方が原発ゼロは無責任だと言うが、核のゴミの処分場のあてもないのに原発を進める方がよほど無責任だ。 原発の必要論者は『将来はゼロにする方がいいが、今はダメだ』と言う。しかし、早く方針を出した方が企業も国民も原発ゼロに向かって準備もできる、努力もできる
![「原発推進は無責任」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cefafdbbf57e5f22d187848bd044707926432b49/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c63db07360000fa0a6aec85.jpeg%3Fops%3D1200_630)