石破茂政権の今後を左右する衆院選が10月15日に公示され、27日の投開票に向けて各候補が舌戦を繰り広げている。 【一覧表】石破解散・総選挙「落選危機」自民党議員 今回は裏金問題によって自民党に大きな逆風が吹く中、石破首相が一部の裏金議員を非公認にしたほか、収支報告書への不記載があった議員全員に比例代表への重複立候補を認めないという異例の対応を取った。 措置を取られた自民党議員は小選挙区で負けると比例復活ができないという背水の陣を強いられており、特に浮動票が多い東京都内では、その多くが窮地に立たされている状況だ。 そんな東京都の一部の選挙区について、10月11日から13日にかけて自民党が実施したとされる情勢調査に関する情報が永田町では出回っている。 都内では、下村博文氏、平沢勝栄氏、小田原潔氏、萩生田光一氏の4人が非公認となり、山田美樹氏、丸川珠代氏の2人が公認されたものの比例重複なしとなっ