本作の原案は最果タヒの書き下ろし詩集「シンデレラにはなれない」。振付・演出・舞台美術をジュゼッペ・スポッタが手がけ、出演者には森優貴、酒井はな、石橋奨也、日高世菜、小林美奈、杉野慧、岩井優花、吉田周平が名を連ねた。なお本作のメインビジュアルのイラストを、ヒグチユウコが描き下ろしている。 公演に向けて最果は「ヤングケアラー、と言っても、一人一人の『私』『ぼく』がいて、『ヤングケアラーの話』ではなく、無数の『私の話』『ぼくの話』がある。踊ることも、詩も、一つの代表としてものを語るのではなくて、ゆらめく無数の『私』と『ぼく』をそのままで表せるものだと私は思います。だからこそ、届くものがあると信じています」とコメントしている。チケットの一般販売は12月16日にスタート。 最果タヒ コメント幸せになりたい、と願えることはそれだけで恵まれていることだと思います。自分が幸せを願ってもいい存在だと思えるこ