ストレスフリーの仕事術「Getting Things Done」について知った人が最初に注目するのが、最初のステップである収集のフェーズの「頭を空にする」という部分だと思います。 毎日の忙しさに頭がいっぱいになっている人にとって、このフレーズはとても魅力があります。頭が空になって、気がかりなことをすべてどこかに預けられたらどんなに楽でしょうか。 しかしこれが意外に難しいというのが、GTDの最初の躓きの石になっています。GTDのプロセスについて理解する、プロジェクトリストの作り方、などといったことは頭を空にすることの難しさに比べれば二次的です。 そしてこれをちゃんと実行できるなら、実はGTDの手法を忠実に取り入れることはそれほど重要ではなくなってしまうくらいなのです。 頭を空にするということ GTDでいう「頭を空にする」という状態は、「あれをしなければ」「これを忘れてはいけない」という思考を
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