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  • 「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事

    (CNN) 東京の羽田空港で日航空(JAL)の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故は、映像を見る限り、無傷だった人がいたことが奇跡のようにさえ思えた。 2日に起きた事故では海上保安庁の航空機に搭乗していた乗員6人のうち5人が死亡した。JALの乗客乗員379人に死者はなかった。 事故に関する調査は続けられているが、炎に包まれた旅客機の搭乗者全員が避難できたのは、現代の旅客機の安全基準とJALの徹底した安全意識の組み合わせに尽きると専門家は指摘する。 「映像を見て、全員が脱出できたことに驚き、安堵(あんど)した」。こうした事故に詳しい英クランフィールド大学のグラハム・ブレイスウェイト教授はそう語る。 「しかし同航空について私が知っていることや、同社が安全対策と乗員の訓練にどれほど力を注いできたかを考えると、彼らがあれほど素晴らしい仕事をしたという事実は驚くにはあたらない」 ブレイスウェイ

    「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事
  • 中国共産党、TikTok全データに「至高のアクセス権」保持か 元従業員が告発

    TikTokの親会社の元従業員が、同社に対する中国共産党の影響力について告発した/Florence Lo/Reuters/File 香港(CNN) 中国共産党は動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の親会社バイトダンスの保有する全てのデータに対して「至高のアクセス権」を持つと、同社の元従業員が告発した。そこには米国内のサーバーに保管されたデータも含まれるという。 この告発は、当該の元従業員がバイトダンスに対して不当解雇の訴訟を起こす中で行われた。バイトダンスはこの訴えを否定し、争う構えを見せている。 広範な人気を持つTikTokを巡っては、米国など西側諸国が監視の目を光らせている。問題視されているのは同アプリが中国政府の統制下にあるのかどうか、あった場合にどこまで影響力が及んでいるのかといった事柄だ。 インタオ・「ロジャー」・ユー氏は今月、バイトダンスに不当に解雇されたと米サンフ

    中国共産党、TikTok全データに「至高のアクセス権」保持か 元従業員が告発
  • ゼレンスキー氏、習近平氏をウクライナに招待

    ウクライナのゼレンスキー大統領と中国の習近平・国家主席/Ukrainian Presidential Press Service/Xinhua/Getty Images (CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領が中国の習近平(シーチンピン)国家主席を、ウクライナへ正式に招いた。AP通信が29日に報じたインタビューで語った。 ゼレンスキー氏はこの中で、「私たちはここで習氏と会う用意がある。会談を希望する」と語った。「全面戦争」以前は同氏と接触があったものの、この1年以上は連絡を取っていないと述べた。 習氏はロシアのプーチン大統領と近い関係にあり、ロシアウクライナ侵攻を始めてからさらに経済的、政治的なつながりを深めてきた。 習氏が今月ロシアを公式訪問し、両首脳は幅広い連携を確認したが、ウクライナ侵攻をめぐる突破口は開けていない。 ゼレンスキー氏はインタビューの中で、東部バフムートで続くロシ

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  • 中国偵察気球に通信傍受の能力 米高官

    米軍機が撃墜した中国偵察気球に通信監視の能力があることが分かったという/Petty Officer 1st Class Tyler Thompson/US Navy (CNN) バイデン米政権は、米戦闘機が4日に撃墜した中国の偵察気球は通信を監視できる電子機器を用いた偵察技術を備えていたと断定した。国務省高官が9日、明らかにした。 撃墜された中国の偵察気球は「信号情報の収集が可能」で、「5大陸40カ国以上」の上空を飛行してきた偵察気球群の一部だった。同高官によると、気球は中国人民解放軍(PLA)とつながりのあるメーカーと共に開発された「偵察を行うための中国の気球群の一部」だったという。 同高官は、気球の米領空内の通過に対する制裁を米国が検討していることを示唆し、「気球の米領空への侵入を支援した中国人民解放軍とつながっている中国企業に対する措置も模索するだろう」と指摘した。米領空への侵入につ

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  • 冷戦時代のリアル「トップガン」、30分でソ連のミグ4機撃墜も戦闘の事実を50年口外せず

    1951年、北朝鮮の興南港への攻撃任務を遂行する米軍の「F9Fパンサー」/Corbis/Getty Images 戦う以外の選択なし ウィリアムズさんには、戦域から離脱しようとしても追いつかれて撃墜されることが分かっていた。ソ連のジェット機の方が速いからだ。 「あの当時、ミグは世界最高の戦闘機だった」。スピードで上回り、急上昇や急降下も米軍のジェット機より素早く行うことができたと、ウィリアムズさんは指摘する。 ウィリアムズさんの機体が得意としていたのは対地攻撃であり、ドッグファイト(戦闘機同士の空中戦)ではなかったという。 それでも戦闘は始まってしまった。しかも相手は1機ではなく6機だ。当初戦域を離脱した3機のミグが引き返していた。 その後30分以上続いた空中戦の中で、ウィリアムズさんは旋回を繰り返し、性能で優位に立つミグの機関砲の照準に収まるのを回避した。旋回は、F9Fでもミグに太刀打ち

    冷戦時代のリアル「トップガン」、30分でソ連のミグ4機撃墜も戦闘の事実を50年口外せず
  • 「習主席は賢くない」と言った中国人権活動家、国家転覆罪で裁判に

    (CNN) 中国の習近平(シーチンピン)国家主席を「あまり賢くない」と形容して辞職を求めた著名人権活動家で法学者の許志永氏(49)が22日、国家政権転覆罪に問われて非公開の裁判にかけられた。 中国東部・山東省の裁判所で開かれた公判で、許氏は無罪を主張した。「国家機密にかかわる」という理由から、公判は非公開とされた。 関係者によると、裁判所はこの日の公判の最後に、後日判決を発表すると告げた。 支援者や人権団体はこの裁判について「著しく不当」だと訴え、国家政権転覆罪については「でっち上げ」と主張している。

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  • 米上院、全米で夏時間を恒久化する法案を可決

    (CNN) 米上院は15日、全米で夏時間を恒久化する法案を、全会一致で可決した。 法案が成立するには今後さらに下院を通過し、バイデン大統領の署名を得る必要がある。 夏時間は毎年3月~11月の間だけ時計の針を1時間早める制度。恒久化法案は民主、共和両党の議員らが共同で提出し、超党派の支持を得た。 提案者のルビオ議員(共和党)は議場で「私たちはつい先週末も、時計を前後に動かす年2回の混乱を経験したばかりだ」「法案を成立させることができれば、この愚行を繰り返す必要がなくなる」と語った。 ルビオ氏はまた、交通機関からスケジュール調整の準備期間が必要との声があったことを受けて、施行の時期は来年11月に設定したと説明。 下院での審議は確約されていないとしたうえで、恒久化に踏み切る時は来ているとの見方を示した。

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  • ロシアで反戦デモの逮捕者6400人超、国営テレビは報道せず

    ウクライナ侵攻に反対するデモ参加者=2月24日、ロシア・モスクワ/Daniil Danchenko/NurPhoto via Getty Images モスクワ(CNN) ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって以来、ロシア国内で反戦デモに参加していた6400人以上が逮捕された。しかし参加者が拘束される様子は国営テレビでは一切報道されていない。 ロシア語の署名嘆願サイトには1日午前までに、ウクライナでの戦争に反対する署名が100万以上も集まった。 モスクワ市内は主要道を警察車両が巡回し、歩道では暴動鎮圧の警官隊が威圧、かつてデモ隊がよく利用していたプーシキン広場は巨大な金属バリケードに囲まれている。 ロシア政府は、デモに参加すれば逮捕されて前科者になり、自分の将来に汚点を残すと警告している。 プーチン大統領が自身に対する国民の怒りを公にする理由は何もない。政府寄りの新聞や雑誌、ウェブサイト、テレ

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  • 「戦略メープルシロップ備蓄」を放出へ、市場で不足 カナダ

    市場での品不足を受けて、メープルシロップの「戦略備蓄」が放出される/Ben Nelms/Bloomberg/Getty Images ニューヨーク(CNN) カナダが市場で不足するメープルシロップへの対応として、戦略備蓄を放出する。 業界団体のケベック・メープルシロップ生産者協会(QMSP)は戦略メープルシロップ備蓄の半量近くに相当する約5000万ポンド(約2万3000トン)を放出すると発表した。 政府からの支援を受けるQMSPは「メープルシロップのOPEC(石油輸出国機構)」とも呼ばれ、備蓄をメープルシロップの価格や供給のコントロールに利用する。 昨年時点でケベック産のメープルシロップは世界生産の73%を占める。最大の顧客は米国で、カナダの輸出量の約6割を占めている。 戦略備蓄が設置されたのは不作時や需要急増時の在庫確保が目的だった。今はそれに該当する時期で、暑くて短い夏が原因で生産量が

    「戦略メープルシロップ備蓄」を放出へ、市場で不足 カナダ
  • 新疆弾圧で親と引き離される子どもたち CNNが直接取材

    中国・新彊(CNN) マムジャン・アブドゥレヒムさんのと2人の子どもにとって、それはありふれた新疆ウイグル自治区への里帰りになるはずだった。 5年前のことだ。マムジャンさんは、それ以来家族に会っていないと話す。 マムジャンさんののムヘレムさんは2015年12月、新たなパスポートの申請のため、娘と息子を連れてマレーシアから中国西部の新彊に戻った。マムジャンさんによると、ムヘレムさんたちは今もそこから出られない。中国政府がイスラム教徒の少数民族に対する広範な弾圧を行っているためだ。報道によればこうした弾圧で最大200万人が恣意(しい)的に拘束され、新彊の各地にある大規模強制収容所に入れられているという。 中国は新疆での人権侵害に関する主張を否定。収容所は宗教的な過激主義とテロリズムを阻止するために必要だと強調している。 マムジャンさんは民族的にウイグルに属する自身の家族について、中国から出

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  • 「手足に鎖の生徒」と「集団レイプ」、女性たちが証言する中国の収容施設の内側

    (CNN) 中国政府が運営する新疆ウイグル自治区の収容施設に教師として着任した1日目、ケルビヌル・シディクさんは兵士2人が若いウイグル族の女性1人を担架にのせて建物の外へ運び出すのを見た。 「女性の顔には生気が全くなかった。頬の色は失われ、呼吸もしていなかった」と証言するシディクさんは、元小学校教師。やむを得ない事情により数カ月間、新彊の収容施設2カ所で中国語を教えたという。2017年のことだった。 施設に勤務していた女性警官はこの後、運ばれた女性が出血多量で死亡したと告げたが、その原因は明らかにしなかった。この一件を皮切りに、女性警官はいくつもの話をシディクさんに聞かせることになる。3カ月間教師として働いたその施設は厳重な警備が敷かれた建物で、女性のための収容所だった。 シディクさんによれば、その女性警官は上司の命令で施設内でのレイプの報告を調査するため配属されたと説明していた。CNNは

    「手足に鎖の生徒」と「集団レイプ」、女性たちが証言する中国の収容施設の内側
  • 部下への注意、どう与えるべき? 効果的な伝え方を探る

    (CNN) 上司から注意を受けると、素直に受け入れ難いことも多い。だが近年の研究で、注意の仕方によっては仕事の生産性により良い影響を与えることがわかってきた。 ミシガン大学経営大学院では、褒める回数と批判する回数の比率に注目。比率の違いが生産性に与える影響を複数のチーム間で調査した。その結果、生産性が最も高かったチームでは褒める回数が批判する回数の約6倍に達すると判明。一方、生産性が最も低いチームでは褒める回数の3倍多く批判していた。 リーダーシップに関する相談業を営むジャック・ゼンガー氏は、批判は人の熱意ややる気を削ぐため、伝える際に非常に慎重になることが必要だと主張する。「(批判的なコメントは)唐突に行ってはならない。上司は部下に対して、仕事への貢献を感謝している旨を伝えるとともに、これから与えるコメントは仕事の能率アップが目的だということを理解させることが重要だ」と語る。 同氏はまた

    部下への注意、どう与えるべき? 効果的な伝え方を探る
  • 住民あがめるチベットの有名寺院で火災、情報統制か ラサ

    北京(CNN) 中国・チベット自治区の区都ラサにあるチベット仏教で最も神聖とされる7世紀建立の寺院「ジョカン寺(大昭寺)」で火災が発生し、黄金色の屋根などに被害が出た模様だ。 中国の国営メディアは出火の事実を確認。即座に消し止められ、負傷者はいなかったと報じた。出火は17日で、被害の程度に関する情報は2日経過した時点でも乏しいままとなっている。 火災の模様をとらえた動画がインターネット上で拡散したが、CNNはその映像の真偽を確認出来ていない。 当局は、出火原因やその後の同寺院の状況などについてインターネット上での関連情報を封殺している形跡がある。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」では火災に関するいくつかの書き込みが検閲当局に削除されたふしもある。中国の統治への反発も強いとされるチベット情勢は政治的に極めて繊細な問題となっており、報道も再三検閲の対象となっている。同地への旅行は厳しく規制

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  • クリスマスソングは不快? 長期化と連続、心の健康に影響も

    (CNN) 街の至る所で流れるクリスマスの音楽を聴かされ続けると、心が浮き立つどころか不快な気分になる――。実はそんな人は少なくない。 消費者情報誌「コンシューマー・ リポーツ」が2011年に実施した調査では、米国人のほぼ25%がクリスマスシーズンの音楽を嫌っていることが分かった。これは「特定の親類に会うこと」に次いで2番目の多さだった。 不快なバックグラウンド音楽の一掃を目標に掲げる「サウンドトラック・ユア・ブランド」(音楽配信サービスのスポティファイが支援)が米英の2000人を対象として今年秋に実施した調査でも、米国の買い物客の17%、英国では25%が、クリスマス音楽を「積極的に」嫌いと答えた。 クリスマス音楽が嫌われる一因となっているのが、過剰な氾濫(はんらん)だ。クリスマス音楽や装飾が始まる時期は年々早まり、ハロウィーンに近付いている。つまり、クリスマスプレゼントのことを考え始める

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    seiryuu123
    seiryuu123 2017/12/19
    聞くのがうんざりだからイブ周辺の休日はもう部屋から出なくなった。
  • 米軍、ドローン攻撃から地上部隊守る技術開発へ

    ワシントン(CNNMoney) 米シリコンバレーに拠点がある米国防総省関連組織は23日までに、地上部隊兵士を小型無人飛行機(ドローン)の攻撃から守る新たな技術開発の契約を新興企業「スカイセーフ」と結んだことを明らかにした。 この国防総省関連組織は「ディフェンス・イノベーション・ユニット・エクスペリメンタル(DIUx)」で、契約は150万ドル(約1億7000万円)相当。 米サンディエゴに社があるスカイセーフは無線周波数を用いて不必要に接近などするドローンを地上に落とす技術を手掛けている。一般販売されるドローンに共通の特徴である離陸地への自動帰還機能を強制的に作動させる技術も含まれる。ドローンの各モデルに特有な距離測定や通信機能を逆に応用した技術となっている。 米軍は現在、これら技術を実戦に使っていない。同社は米海軍特殊戦司令部と協力し、試験を続けている。野外実験に使う試作品を2018年に完

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  • CNN.co.jp : 機内で暴れる乗客、ファーストクラスの存在が原因? - (1/2)

    (CNN) 頭上の荷物入れやアームレストを巡って争ったり、殴り合いや蹴り合いに発展したり、客室乗務員を怒鳴りつけたり――。旅客機の乗客がそんな騒ぎを引き起こす一因はファーストクラスの存在にあるかもしれないという研究結果が、2日の米科学アカデミー紀要に発表された。 それによると、ファーストクラスがある旅客機の場合、エコノミークラスの乗客が騒ぎを起こす確率は、ファーストクラスがない旅客機の3.84倍に上ることが分かった。 搭乗する際にファーストクラスの区画を抜けてエコノミークラス区画に入った乗客が騒ぎを起こす確率は、直接エコノミークラスに入った場合の2.18倍だった。 この論文をまとめたカナダ・トロント大学のキャサリン・ディセレス准教授は、「人は貧しさや不平等を感じると行動に出る傾向が強まる」と解説する。

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