ニュータウンの歴史年表を眺めたり、今後のまちづくりについて話し合う住民ら(京都市伏見区・京都文教マイタウン向島) 京都市伏見区の向島ニュータウンにこのほど、コミュニティースペース「京都文教マイタウン向島」が開設された。大学生や地元住民が集い、知恵と労力、資金を出し合って催しや話題を発信するまちづくりの拠点とする。開所式ではそれぞれが思い描く取り組みを発表し合った。 同スペースは、向島ニュータウンセンター商店街の空き店舗を利用する。所有者の市住宅供給公社が無償提供し、公社や近くの京都文教大(宇治市)、地域住民でつくる団体で運営していく。 室内には、ニュータウンの歴史年表や、にぎわう様子を写した写真を飾る。12日にあった開所式では、訪れた人たちが「この指とまれ」と書かれた紙に今後行いたいことを記し、賛同を呼び掛けた。 学生からは「豆まきをしたり、みんなで太巻きをつくりたい」、住民からは「