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風光明媚な海岸に見上げんばかりの無粋なコンクリートの壁が延々と続く。その近くではショベルカーが白砂の海岸を掘り起こす──岩手、宮城、福島の東北3県で進む巨大防潮堤の建設現場である。 総延長約400km。東京から名古屋までの距離の海岸をコンクリートで覆うという壮大な計画だが、現代版「万里の長城」ともいえる計画に地元から反対の声が上がっている。「危険だから住んじゃいかんといわれて、高台に引っ越した。誰もいない場所を守るために防潮堤を造るなら、避難道路を通すとか、ほかにやることはあるだろう」 岩手県田老地区の住民は、建設中の防潮堤を前に憤る。同地区では住民を守ってきた高さ10mの巨大防潮堤が津波で決壊。かつての居住地区は広大な更地のままだ。 気仙沼市の小泉地区でも高台移転で人がいなくなった土地に県内最高の14.7mの防潮堤を建てる案を県が計画、住民が反対している。国や自治体による市民説明会では用
→空き地の一部がアパートや民家とかになるパターン(ただ家主は基本、郊外に住宅を持っている場合が都市部の場合には多いので、自宅にするパターンはもう少し小さな商店街の場合。都市部ではアパートとかにすることもある) みたいな感じで変化していきます。ま、シャッターがあるうちが華みたいなところもあります。 さて、こんなシャッター商店街が誕生、さらに進展していくと、「シャッター商店街をどうにかしなければならない!!!」という論調が一部に出てきたりします。空き店舗問題、みたいな話と言われたりします。 この時の基本的なロジックは、 空き店舗が増加する→商店街として歯抜けになってさらに集積力が低下→もっと空き店舗が増加する だから早目に手を打て!!という話です。ま、それ以前に一応の中心部が衰退したらそもそもどうして駄目なんだ?というあたりもいくつかの意見があり、「まちのシンボルたる中心部が空洞化したらだめだ
神部紅/首都圏青年ユニオン 第3回:かき消される声/覆い隠される貧困 性風俗で働いている20代の女性から相談があった。夫は介護の仕事をしていたが、腰を痛めて失職。先の見えない苛立ちからか、彼女や2歳にも満たない子どもに暴力を振るう。「風俗で稼いでこい」と言われた彼女は、日中は夫の“お世話”、家事や育児に奔走。夜は託児所付きの風俗店で身を削っていた。 源氏名入りのアゲハ蝶を模った名刺代、レンタルドレスやコスチューム代、ヘアーセット代、託児料金などが次々と給与から天引きされていく。「子どもを預けるために体を売っているようなもので、実際は、コンビニバイトの方がマシでした」と、彼女が自嘲気味に言うとおり、そこには幾重にも張り巡らされた搾取のシステムがあった。 仕事を終えて、子どもを抱えての朝帰りはキツイ。満員電車を避けるために、勤務先には車での送迎を頼んでいたが、この車代も給料から天引き。結局、求
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