NHK新会長となった籾井勝人氏が1月25日の就任会見で、「従軍慰安婦は戦争をしているどこの国にもあった」などと述べ、補償を求める韓国を批判したが、これについて与党の自民党からも批判が出ている。個人が歴史観をどう持とうと勝手だが、放送法では、NHKも含めてテレビ局に「政治的な公平性」を求めている。NHK会長は政治的な発言を慎むべきであり、籾井氏の発言は失言といえるだろう。本稿は、慰安婦問題について論考するものではないが、この籾井氏がどのような人物で、背後には誰がいるのかという点について解説していく。 就任会見のやりとりを見ている限り、この籾井氏はかなり強気で傲慢な人物に見える。三井物産副社長や日本ユニシス社長などを経てNHK会長に就いた。メディアの世界は初体験であり、財界的にもまったくの無名、しかも経営手腕も未知数であるのに、就任早々からこれほどまでに傲慢でいられるのはなぜか。それは、バック
「公害の原点」といわれる足尾鉱毒問題が、改めて注目されています。 環境の再生に向けて大型連休中に栃木県の足尾銅山周辺で行われた荒れた山への植樹活動には約1600人が参加し、足尾鉱毒問題を追及した田中正造を伝える群馬県で開かれた市民集会にも多くの市民が訪れました。 100年以上前に発生した公害の現場や正造の行動に、参加者は何を学び、感じ取ったのでしょうか。 ネット報道部の山田博史記者が取材しました。 足尾に緑を 1600人が植樹 先月26日と27日の2日間、栃木県日光市足尾町の足尾銅山周辺は1600人もの人でにぎわいました。 地元のNPO「足尾に緑を育てる会」が荒れた山に緑を戻そうと、1996年から毎年続けている植樹イベント。 これまでに植えられた苗木は計約16万本にも達し、長期的には次の世代に受け継いで100万本の植樹を目標に掲げています。 植樹場所の標高は年々高くなり、ことしの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く