部下の頭にあんかけ料理をかけたり、バリカンで丸刈りにしたりするなどのパワハラ、パワーハラスメントを繰り返したとして、福島県警察本部は36歳の警部補を停職の懲戒処分にしました。 別の部下に対しても尻を10回以上蹴っていたほか、勤務時間が終わったあとも理由がないのに帰宅させないなどのパワハラを繰り返し、被害を受けたのは合わせて11人に上るということです。 去年11月に内部告発があり、警部補から事情を聞いたところ「部下に力を誇示したかった」などと話し、事実を認めたということです。 警察は23日付で停職3か月の懲戒処分とし、警部補は依願退職しました。福島県県警察本部の横田雄也首席監察官は「極めて遺憾で再発防止と信頼回復に努めます」とコメントしています。