人気漫画「鬼滅の刃」の映画版などを手がけたことで知られるアニメ制作会社と社長が、運営するカフェの売り上げの一部を除外するなどして法人税など1億3000万円余りを脱税したとして東京地検特捜部に在宅起訴されました。 在宅起訴されたのは東京のアニメ制作会社「ユーフォーテーブル」と、社長の近藤光被告(51)です。 東京地検特捜部によりますと、この会社と社長は平成27年から平成30年までに、売り上げの一部を除外するなどの手口で会社の所得4億4100万を隠し、1億3700万円を脱税したとして法人税法違反などの罪に問われています。 この会社は東京や大阪などでアニメに関連するカフェを運営していますが、帳簿を改ざんしてカフェの売り上げの一部を除外し、所得を少なく見せかけていた疑いがあるなどとして去年、東京国税局が検察に告発していました。関係者によりますと、不正に得た資金は近藤社長が自宅の金庫で保管するなどし