佐藤秀峰が好きな漫画を紹介するコーナー8回目。今回ご紹介するのは新井英樹さん著「宮本から君へ」です。 この作品、超大好きです。僕が「漫画家として影響を受けた作品をひとつだけあげろ」と言われたら、迷いなくこの「宮本から君へ」をあげます。 Wikiによる作品の解説は下記の通り。 「大学を卒業して都内の文具メーカー・マルキタの営業マンになった宮本浩は、未熟で、営業スマイルひとつ出来ず、自分が社会で生きていく意味を思い悩んでいる。山手線の渋谷駅で毎朝見かける美しい女性に恋をした宮本は、その女性がトヨサン自動車の受付嬢である甲田美沙子であることを突き止めアタックし、いったんは成功するもののすぐにその恋は破れてしまう。失恋の痛手を忘れようと、仕事に打ち込もうとするが、ライバル営業マン・益戸の嫌がらせを受けて大口の仕事を奪われてしまう。マルキタを辞めて独立した先輩・神保の知人である中野靖子と恋に落ち、靖