神々の戦い。女神転生やらゴッドオブウォーやらといちいち例を挙げるまでもなくゲームの世界ではありふれたモチーフです。そもそも神話の神様なんて死んだ殺した戦争だ、としょっちゅう争ってますからね。 そんな神々をプレイアブルキャラにした格闘ゲームがこの「Fight of Gods」。まあ、これもまたありふれたアイデア、ありふれた作品と言えましょう。 ギリシャ北欧エジプト日本。ゲームキャラクターとしてはメジャーな神話系の神々の中に戦わせちゃいけない類の御方をしれっとブッ込んでる以外には。 このゲームを異形たらしめているのは、ひとえに世界宗教のご本尊、JESUSさんのキャラクター造形に尽きます。 彼の登場シーンを見てみましょう。 はい優勝。 打ち付けられた両腕で十字架をポキっと折り取り、あろうことかそのまま鈍器として活用。 オーディンにグングニル、関帝(関羽)に青龍偃月刀。長物を携えた巨漢の戦神を相手