顔写真のない証明書が2通あれば住民基本台帳カードが取得できることを悪用して日本人になりすまし、パスポートを取得したとして東京の中国人の男ら3人が旅券法違反などの疑いで警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは中国人で東京・府中市の無職、翁清容疑者(32)と栃木県足利市の自動車修理業、若林進容疑者(52)ら合わせて3人です。 警視庁によりますと、翁容疑者らは若林容疑者の知り合いの日本人の男性になりすまし、都内のパスポートセンターで他人名義のパスポートを取得したとして旅券法違反などの疑いがもたれています。翁容疑者は、日本人の男性から借りた健康保険証と銀行のキャッシュカードを足立区役所に提出し、男性名義の住民基本台帳カードを不正に取得したうえで、このカードと自分の顔写真でパスポートの発行を申請したということです。住民基本台帳カードは、運転免許証などの顔写真つきの証明書か、顔写真がなくても個人を証明