こうした活動の結果が具体的な数字として現れるのは、もう少し先のことになるだろう。だがすでに、いくつか手応えを感じ始めている。たとえば、住友不動産、丸井、セブン‐イレブン、DMM、マネーフォワード、レバレジーズといったナショナルクライアントの獲得という形で。 「ダイバーシティ戦略」をはじめとする僕たちの戦略に賛同し、番組に魅力を感じてくれたことがこうしたスポンサーを獲得できた理由の1つだが、なんと言っても大きかったのは電波の改善だ。総務省の免許をもらい、7月1日以降、筑波山系に設立した新しいアンテナから100Wの電波を発信している。 またradikoのエリアも茨城県から関東全域の一都六県に拡大した。これによりLuckyFMの番組は、これまで難聴地域だった県南だけでなく、首都圏のリスナーにも届くようになったのだ。聴取可能者数は700万人から4000万人超に増えた。茨城の魅力を他地域に発信する力