安倍晋三元首相が非業の死を遂げて以降、清和政策研究会が揺れている。この自民党の最大派閥は、そもそもいかなる経緯で生まれ、どのような軌跡をたどってきたのか。岸信介や福田赳夫らの政治活動について、井上正也・慶應大学教授が論じる。 (『中央公論』2022年12月号より抜粋) 揺れる最大派閥 安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、自民党の最大派閥である清和政策研究会(以下、清和会)が揺れている。 衆目の一致する後継者が不在のなか、派閥分裂への危機感を繰り返し示しているのは、同派の会長経験者である森喜朗元首相だ。森氏は旧経世会(旧竹下派)をひきあいに出して、派閥が巨大化して構成員が100人を超えれば、集団としてのまとまりを失い、やがては分裂すると警鐘を鳴らしてきた。 実際、「一致団結、箱弁当」と呼ばれた往年の経世会と比べると、清和会は結束力を欠いた「寄り合い所帯」の集団である。1990年代までは会長の交代前後
働き続けたいわけではないが、転職するつもりもない コロナ禍の影響もあって近年、働く人の転職意識や独立志向が高まっているといわれる。 はたして実際は、どうだろうか? パーソル総合研究所は二〇二二年二~三月に全国の一五歳~六九歳の有職者一万人を対象に「働く一〇〇〇〇人の就業・成長定点調査」を実施した。この調査によると、「現在の勤務先で継続して働きたい」という人が四八・五%とほぼ半数いる一方、「他の会社に転職したい」という人は二四・六%にとどまる。いまの会社で働き続けたいわけではないが、かといって転職するつもりもないという人が相当数いることをうかがわせる。 もう一つ注目してほしい調査結果がある。 かなり古いが、総務庁(現・総務省)青少年対策本部が一九九三年に世界一一カ国の青年に対して実施した「第五回世界青年意識調査」の結果も示唆的だ。調査結果をみると、日本人はいまの職場で勤務を「続けたい」という
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pvn7l6Xnbx/ 「平和で健康的な社会作りに貢献する」 そんな社是を掲げた中小企業の社長ら3人が、軍事転用の恐れがある機械を不正輸出したとして逮捕・起訴され、1年近い勾留を強いられました。うち1人は、勾留中に病が発覚し、無罪を訴えながら亡くなりました。 計り知れない犠牲を、企業や当人、家族にもたらした事件は、3人の逮捕から1年4か月後、突如、幕を下ろします。「起訴取り消し」。検察が起訴を取り消した極めて異例の事件として注目されることになります。 (第2制作センター 石原大史) 粉ミルクや粉末コーヒーを作る機械がなぜ? 容疑をかけられたのは、横浜市都筑区に本社を置く機械メーカー大川原化工機。従業員約90名の中小企業ながら、創業40年あまりの歴史と噴霧乾燥機の国
とかく変わったもの、突飛なものはネタにされやすい。 先日の話。成人式の前撮りにいった。前撮りとはいえ、この蒸し暑い時期に振袖とは珍しい。 聞けばおじいちゃんの体調がよろしくないそうだ。元気なうちに振袖姿を見せたいという御家族の心遣い。いい話だ。きっと黒髪で清楚でどこか古風な芳根京子みたいなお嬢さんが、はにかみながら待ってるはずだ。そう思い、ご自宅にうかがった。 芳根はいなかった。代わりと言ってはアレだが気合いの入ったギャルがいた。 撮られることに積極的な子。上のポージングも僕の指示じゃない。カメラ向けると自分でやってくれる。ありがたい。 最初の話を思い出してみる。ギャルなんてそれこそネタにされやすい。 「成人式であんなカッコして、10年後見返した時に恥ずかしく無いのかね」 こういう言葉をよく耳にする。実際、彼女の親御さんも「カメラマンさん、すみませんねぇ、こんな感じで」と苦笑いしながらおっ
千葉県・市川市の飲食店で、マスクを着用するよう注意されたことに腹を立て、店員を殴るなどした43歳の男が、現行犯逮捕された。男は「客に文句を言うか」などと言って激高、暴れだしたという。 「マスクは持っていない」 送検される自称・河村眞之助容疑者(43)は、しっかりマスクを着けていた(17日朝 市川署) この記事の画像(11枚) 会社員の河村眞之助容疑者・43歳(職業、名前、年齢ともに自称)は、きのう午前6時過ぎ、市川市のとんかつ専門店「松のや」市川店で、男性店員(35)から、マスクを着用するよう注意されたことに腹を立て、持っていたスマホで男性を殴るなどしたところを現行犯逮捕された。 取材によると、この店は、セルフサービス形式で、当時、河村容疑者は、注文した商品を、カウンターに受け取りに行っていた。その際、マスクは着用していなかったという。店では、客に対して、食事の時以外、マスクを着用するよう
共産党の小池晃書記局長(62)が田村智子政策委員長(57)を会合で叱責したことが「パワハラ」に当たるとして、14日の常任幹部会で党規約に基づく警告処分となった問題。 小池氏は5日の会合で議員名を間違えて発言。司会を務めた田村氏に発言を訂正されると、「訂正する必要はない」などと叱責。その様子がSNS上で拡散すると、小池氏の言動に批判が殺到。小池氏は会見を開き、田村氏に謝罪したことを明かしたうえで、「パワハラそのものだ。大変まずい対応だったことを深く反省したい」と釈明。騒動は一件落着かと思いきや、新聞、テレビで大きく報じられたためか、ネット上では、《小池さんは辞任すべき》といった投稿が続いている。 ■パワハラは論外だが… 小池氏自身が認めている通り、「パワハラ」は論外であり、許されないだろう。国民の負託を受けた国会議員であればなおさらだ。その意味では、小池氏の言動に世論批判が高まるのは当然なの
自賠責保険の運用益5952億円が、一般財源に繰り入れられていることについて、鈴木俊一財務相が謝罪しました。国交省から借りた財務省の“借金”問題、今後の返済ついて、「誠意をもってお返ししていくことが大切」と話しました。 今年度の第3次補正予算で12.5億円の追加返済 鈴木俊一財務相は2022年11月11日の閣議後会見で、自動車安全特別会計から一般財源に借り入れ(繰り入れ)た自賠責保険(自動車損害賠償保険)の保険料運用益5952億円(2022年度末当初予算見込み)の返済について、次のように話しました。 拡大画像 第3次補正予算でも「12.5億円の積み増しをしてお戻しする予定」と話す鈴木俊一財務相(中島みなみ撮影)。 「一般会計から自動車安全特別会計への繰り戻しは、今の財政事情を考えると1回でお返しするのは無理な状況。これは申し訳ないと思っているが、そういう中で着実に確実に繰り戻し、誠意をもって
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