この項目では、オセアニアの航海術について説明しています。建築物におけるウェイファインディングについては「ウェイファインディングシステム」をご覧ください。 ホノルルを出港するホクレア号(2009年) ハワイの航海者たち(1781ころ) ウェイファインディング(Wayfinding) は、一般にポリネシア航法とも呼ばれ、広義にはオセアニア諸地域で用いられているGPS、六分儀、羅針盤、海図、クロノメーターなどの機器を用いない航海術のことである。狭義には、1980年にハワイ在住のナイノア・トンプソンが考案・命名した航法技術のことである。スターナヴィゲーションとも呼ばれることもある。 ポリネシア、ミクロネシアの先住民たちは極めて広大な海域に点在する島々で生活していたため、航海カヌーによる遠洋航海を行う必要があったが、その際には陸地が一切見えなくなることも多かった。そこで彼らは天体観測、海流や波浪の観
友永雅己 霊長類研究所准教授、斎藤豊(とよし) 名古屋港水族館飼育第2課長、上野友香 同課員らのグループの共同研究で、これまでエコロケーション(反響定位)などの聴覚への依存度が大きいと考えられてきたハンドウイルカを対象に、彼らの視知覚の能力について詳細な検討を行い、ヒトやチンパンジーなどの陸上に適応してきた動物ときわめて類似した知覚能力を有することがわかりました。本研究では、名古屋港水族館に暮らすイルカ3個体に対して対面式の見本合わせ課題を実施し、〇×△などの9種類の幾何学図形をペアにして、それぞれのペアにおける正答率をもとに知覚的類似度を算出しました。また、結果の比較のため、霊長類研究所のチンパンジー7個体を対象にコンピュータ課題で同様の実験を行いました。また、20名のヒトを対象に質問紙を用いた類似度評定を実施しました。その結果、すべての種において、〇や□などの閉鎖図形が類似して知覚され
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