ブックマーク / astro-dic.jp (4)

  • エピサイクリック運動

    説 明 周転円運動と訳される。もともとは天動説で惑星の運行を説明するために考えられた運動。天動説では従円の上を転がる周転円に惑星が乗っていると考える。現在は円盤銀河内を運行する恒星や降着円盤内のガスに運動に適用される。これらの恒星やガスはほぼ円運動しているとみなせるが、回転面内や鉛直方向に小さく振動している。この振動のうち、回転面内のものをエピサイクリック運動と呼ぶ。この振動の角速度であるエピサイクリック振動数(epicyclic frequency, $\kappa$)は回転角速度 $\Omega$ と回転軸からの距離 $\varpi$ の関数として、 $$ \kappa^2 = \frac{1}{\varpi ^3} \frac{{\rm d}(\varpi ^4 \Omega ^2)}{{\rm d}\varpi} $$ と表される。

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    semimaruclimb 2024/06/15
    降着円盤や原始惑星系円盤内の粒子や円盤銀河内を公転する恒星など、回転系内に存在する物体が動径方向(半径方向)に振動する周期の逆数をエピサイクリック振動数という
  • エディントン限界光度

    説 明 中心天体に周囲から物質が落ち込む球対称降着において、放射による力と重力のつり合いで決まる限界光度をいい、エディントンにより最初に導かれた。 この限界光度より明るくなると放射圧が重力に勝るので、天体自身が飛ばされるか、あるいはガス降着が止まり光度が下がる。 すべての天体はエディントン限界光度 $L_{\rm E}$ 以上では定常的に光ることができない。 放射による力と重力とのつり合いの式は、球対称に電磁波を放射する質量 $M$ の球対称天体に対して $$L_{\rm E} = \frac{4\pi cGMm_{\mathrm{p}}}{\sigma_{\mathrm{T}}} = 1.2 \times 10^{31} \left( \frac{M}{M_{\odot}} \right) \,\,\,\,\mathrm{[W]} $$ で与えられる。 ここで $c, G, m_{\ma

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    semimaruclimb 2022/08/19
    【光度がわずかでもエディントン限界を超えると放射圧が重力を上回り、ガスは外向きの運動を始める。つまりガスの降着量が減少する。すると光度も減少し、エディントン限界以下に戻る。】
  • ハッブル定数

    学習レベルで探す 小学生 中学生 高校生 五十音で探す あ行 あ い う え お か行 か き く け こ さ行 さ し す せ そ た行 た ち つ て と な行 な に ぬ ね の は行 は ひ ふ へ ほ ま行 ま み む め も や行 や ゆ よ ら行 ら り る れ ろ わ行 わ アルファベット 数字 カテゴリーで探す 太陽 太陽内部 太陽表面 太陽外部 その他 太陽系 惑星 衛星・環 隕石 小天体 地球 地球環境 その他 太陽系外惑星 恒星 恒星の種類と性質 大気とスペクトル 超新星 その他 星間物質と星形成 星間物質 星形成 星団 その他 銀河・銀河団 天の川銀河 銀河 活動銀河 局所銀河群 銀河団 その他 宇宙の進化 大規模構造 高赤偏移銀河 宇宙論的観測 その他 高エネルギー現象 原子・分子過程 理論 天体物理学基礎理論 星形成・構造・進化論 宇宙論 天体力学 シミュレー

    ハッブル定数
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2022/04/01
    【宇宙の膨張を表すハッブル-ルメートルの法則で、銀河の後退速度v [km s-1]と距離r [Mpc]のあいだの比例関係 v=H_0r を表す比例定数 H_0 のこと。ハッブル定数は現在の宇宙の膨張率を表す。】
  • ヤルコフスキー効果

    学習レベルで探す 小学生 中学生 高校生 五十音で探す あ行 あ い う え お か行 か き く け こ さ行 さ し す せ そ た行 た ち つ て と な行 な に ぬ ね の は行 は ひ ふ へ ほ ま行 ま み む め も や行 や ゆ よ ら行 ら り る れ ろ わ行 わ アルファベット 数字 カテゴリーで探す 太陽 太陽内部 太陽表面 太陽外部 その他 太陽系 惑星 衛星・環 隕石 小天体 地球 地球環境 その他 太陽系外惑星 恒星 恒星の種類と性質 大気とスペクトル 超新星 その他 星間物質と星形成 星間物質 星形成 星団 その他 銀河・銀河団 天の川銀河 銀河 活動銀河 局所銀河群 銀河団 その他 宇宙の進化 大規模構造 高赤偏移銀河 宇宙論的観測 その他 高エネルギー現象 原子・分子過程 理論 天体物理学基礎理論 星形成・構造・進化論 宇宙論 天体力学 シミュレー

    semimaruclimb
    semimaruclimb 2021/12/22
    太陽熱の吸収・熱放射の不均一により推進力を得た小天体の軌道が変化する現象
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