2001年の青葉賞を勝ち、2004年に競走馬登録を抹消して浦河のディアレストクラブで乗馬生活を送っていたルゼルが、今春から新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りすることになった。乗馬となる際には去勢されるのが普通だから、乗馬から種牡馬への転身は極めて珍しいケースと言える。さらにその理由というのが「生産者サイドから種牡馬入りの強い要望があったため」というのも、これまた珍しい。 個人的なことだが このブログは首尾一貫して個人的なことを書き連ねているけど 外国産馬であるルゼルが日本にやって来たのは1歳の秋。私は、ルゼルが門別の育成牧場に到着してすぐに彼を撮らせてもらっており、そんな縁から現役中に走った彼の全てのレースは常に注目していた。ダービーでジャングルポケットの14着に敗れた後も、放牧先を訪れて当時2歳の娘と一緒に写真を撮ったものである。現役の競走馬でありながら、子供と一緒に写真を撮れ