2009/07/03 iPhoneのSMSに極めて深刻な脆弱性 セキュリティ研究者のチャーリー・ミラー氏 (Charlie Miller) が7月2日にシンガポールで行われた SyScan という会議で、iPhone の SMS に深刻な脆弱性があることを発表したそうだ。SMS を使ってソフトウェアコードを送り、相手に許可無く実行させることができるそうで、例えばGPSを使って相手の場所を監視したり、マイクをオンにして会話を盗聴したり、携帯をBotnet化することも可能になる。SMSのメッセージ長は140バイトに制限されているが、iPhoneはご丁寧なことに自動で分割してくれる。Apple はこの脆弱性を認めており、今月中に公表できるようパッチを製作中である。なお、ミラー氏は7月25〜30日にラス・ベガスで開催されるBlack Hat で詳細を発表するそうだ。iPhone OS 3.1のリリ