2008年の香港立法会の選挙における出口調査の様子 出口調査(でぐちちょうさ)とは、選挙結果を予測するため、投票所の出口で、投票した人に直接投票行動を尋ねて調べること。また、それに基づいて実際の得票数を推定すること。有権者の関心が集まる選挙の際に、テレビ局、新聞社などによって行われる。開票が進んでいない段階での候補者の当選の見込み(当選確実、当確)を推定するための主要な材料のひとつであるとともに、投票行動を定量的に分析するためにも用いられる。世論調査より正確性が高いことで知られる[1]。日本では投票の秘密が保証されているので、聞かれても答える必要はない。 アメリカ合衆国で、1967年のケンタッキー州知事選挙に際して、CBSのウォレン・ミトフスキー(英語版)らによる調査が初の出口調査の事例とされている。翌1968年の大統領選挙の際に活用されて大成功を収め、その後は各放送局が競って出口調査を繰