ブックマーク / withnews.jp (62)

  • 潜水調査船「しんかい6500」もう作れないって本当?本部の見解は

    失われた技術 設備がなく、技術者も引退 迫るタイムリミット 6500メートルの深海まで人を乗せて潜れる「しんかい6500」。重要部品をつくる技術が、今の日にはもうない――といった趣旨の投稿が話題になりました。この情報は当なのでしょうか。しんかい6500を運用している海洋研究開発機構(JAMSTEC)に話を聞きました。(朝日新聞デジタル企画報道部・武田啓亮) 失われた技術 「しんかい6500」はその名の通り、6500メートルの深さまで潜れる有人潜水調査船です。 1989年に三菱重工によって建造され、就航以来、1700回以上の深海調査を行ってきました。 水中では10メートル潜るごとに1気圧ずつ水圧が増していくため、深海6500メートルでは、1平方センチメートルあたり、約650キロもの力がかかることになります。 自衛隊や米軍が運用する軍用の潜水艦でも、この水圧にはとても耐えられません。 その

    潜水調査船「しんかい6500」もう作れないって本当?本部の見解は
  • 「あまりにも素晴らしかったので」ファンの絵をミルクティーの外装に

    イラストをパッケージに 最初は動画内の想定だった 気づかれなさすぎて〝ネタばらし〟 「実は、イラストを印刷した特別版なんです」「たぶん社員も気づいてない」――。1984年に発売し、今年40年目を迎えた「リプトン ミルクティー」。3月上旬に発売されたパッケージは、一見これまでと同じデザインですが、実は色鉛筆で描かれたイラストなんです。あまりにも似すぎていて気づかれなかったため、SNSで「ネタばらし」をしたという裏側を取材しました。

    「あまりにも素晴らしかったので」ファンの絵をミルクティーの外装に
  • ちはやふる基金、末次由紀さんが語った責任 人気の裏側で運営負担

    「競技かるた」に打ち込む高校生たちを描いた漫画「ちはやふる」。作品とともに知名度が上がった「競技かるた」ですが、競技人口の増加によって大会の運営費やスタッフ不足などの課題が生まれ、選手のキャリア形成も悩みの種となっています。昨年12月、競技かるたを支援したいと「ちはやふる基金」を設立したのは、「ちはやふる」作者の末次由紀さんです。作品をきっかけにかるたを愛する人が増え、「嬉しいと感じるのと同時に、責任も感じている」という末次さん。基金設立において実感した「漫画の可能性」について、末次さんに聞きました。 漫画「ちはやふる」は主人公の高校生・綾瀬千早が、競技かるたを通して仲間とともに成長していく姿を描いています。2007年より「BE・LOVE」(講談社)で連載を開始した後、2011年にアニメが放送され、広瀬すずさん主演で実写映画化されたことでも話題となりました。「スポ根漫画」と呼ばれるようなか

    ちはやふる基金、末次由紀さんが語った責任 人気の裏側で運営負担
  • 「マンボウはすぐ死ぬ」都市伝説化から10年 今振り返る発生源

    マンボウはしばしば「死にやすい」というイメージとともに語られることが多い生き物です。「ジャンプの着水の衝撃で死ぬ」「朝日が強すぎて死亡」「近くにいた仲間が死亡したショックで死亡」……ネットに流布するこうした「死因」は正しい情報ではなく、いわば「都市伝説」。しかも、この10年でネットを通じて急速に広がっていった比較的歴史の浅い“伝説”で、あるツイートが流行のきっかけだったとわかっています。インターネットカルチャーを色濃く反映する、「マンボウ最弱伝説」についてマンボウの研究者に聞きました。(ライター・野口みな子)

    「マンボウはすぐ死ぬ」都市伝説化から10年 今振り返る発生源
  • 謎のアーティスト「私は人間の意識と体を持つコンピュータ」真意は?

    YouTubeで3万以上の動画を配信し、チャンネルには約4万人の登録者がいる“海外アーティスト”、Jincheng Zhang(ジンチェン・チャン)。しかし、コンピューターのプログラムにより短期間で大量の楽曲を制作・アップロードしているとみられる手法には批判もある。チャン氏の真意を聞くため、YouTubeチャンネルに掲載されたアドレス宛にメールを送ると、意外にもすぐに返事が届いた。チャン氏はなぜ、このような活動をしているのか。収益目的か、あるいはーー。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎) 2016年3月のチャンネル開設以来、約3万の動画が投稿されているYouTubeチャンネルは、チャン氏の主な活動の場の一つだ。年平均にすると4000以上のコンテンツがアップされていることになる。 これは、たった1年で、長年活動するアーティストの生涯作曲数を何十倍も上回る作曲ペースだと言える。チャン氏の

    謎のアーティスト「私は人間の意識と体を持つコンピュータ」真意は?
  • コミケ参加翌月に逝った兄「意地が勝ったね」闘病支えた妹が語る敬意

    原点は『カードキャプターさくら』 妹と参加したコミケ人生の転機に 死してなお続いた兄の創作活動 「今までの全てに、ありがとう」。2022年1月、ツイッター上でそうつぶやいて間もなく、息を引き取った男性がいます。直前に開かれた、同人誌即売会・コミックマーケット(コミケ)。男性は重い病を患いながら、死力を尽くして参加し、自ら描いたイラスト集を会場で頒布していたのです。命を燃やすようにペンを走らせながら、何を思っていたのか。人生の終幕が迫る中、どうして表現活動に取り組んだのか。亡き兄の創作と闘病を間近で支え続けた、きょうだいの記憶をたどりつつ考えました。(withnews編集部・神戸郁人) 葛藤の末に送った依頼メッセージ 2021年12月末、記者(34)は万感の思いで、東京ビッグサイトを訪れていました。新型コロナウイルスの流行による延期と中止を経て、実に2年ぶり・99回目となるコミケが開かれた

    コミケ参加翌月に逝った兄「意地が勝ったね」闘病支えた妹が語る敬意
  • 「ティラノサウルスレース」なぜ商標取得?ネタに見えて熱い背景事情

    胴体をくねらせて走る恐竜たち 俊足の表彰はどうでもいい 「ゆっくり茶番劇」騒動に危機感 恐竜の着ぐるみを身につけた参加者たちが、フィールドを全力疾走する――。海外発のそんな競技大会が、全国各地で行われています。ユーモラスな光景が人気を呼び、地域興しといった目的での開催も増えてきました。そしてこのほど、国内に活動を広めた草分け的団体が、「ティラノサウルスレース」の名称を商標登録したといいます。一体、なぜ? トップに真意を聞きました。(withnews編集部・神戸郁人) 胴体をくねらせて走る恐竜たち 競技大会は米国発祥とされ、企業などのスポーツ大会として生まれたと言われています。参加者は市販の着ぐるみを着用し、ティラノサウルスモチーフのものを使う場合、一般に「ティラノサウルスレース」と呼ばれてきました。 日国内でも、レースに親しむ人々が増えつつあります。ティラノサウルス姿のランナーらが集団で

    「ティラノサウルスレース」なぜ商標取得?ネタに見えて熱い背景事情
  • この発想はなかった!「平等な」ハムエッグの作り方が賢すぎて話題

    1枚目の画像を見ると、3枚のハムが四分割され、計4人分となるよう、断片が組み合わさっています。円を描くようにして配置され、右上から時計回りに、それぞれ2時、4時、8時、10時の方向にあたる部分が空白の状態です。 そして2枚目の画像には、空白地帯に投入された生卵が見えます。こんがりとしたハムエッグの焼き上がりを想像させる構図です。 コメント欄には「天才的な発想」「ハムと卵の白身の重複部分が切りやすくなりそう」などの声が相次ぎました。このほか、人気ゲーム「パックマン」のキャラクターをほうふつとさせる、といった感想も寄せられています。

    この発想はなかった!「平等な」ハムエッグの作り方が賢すぎて話題
  • 神戸駅前「毒キノコ」大量発生の謎 取材後に体験した「見事なオチ」

    都心の芝生にひしめくキノコ 徹底管理が招いた悲しい状況 あとは掲載待ち!だったはずが… 関西地方の主要駅の一つ・JR神戸駅付近に、大量の毒キノコが生えている――。記者(27)はある日、そんなつぶやきをツイッター上で見かけました。人通りが多い都心に、一体なぜ? 深まる謎に、いてもたってもいられなくなり、その理由を取材してみることにしたのですが……。待っていたのは、予想外の結末でした。(朝日新聞神戸総局・黒田早織) 都心の芝生にひしめくキノコ JR神戸駅前で巨大な毒キノコが生えているらしい――。 10月上旬、私はツイッター上でたまたまそんなつぶやきを見つけました。時々利用する駅なのに気が付かなかったなんて、記者として悔しい。そんな気持ちもあり、記事になるかどうかは別にして、まずは時間を見つけて現場に行ってみることにしました。 キノコが生えていたのは、同駅北口の正面にある赤れんが造りの花壇でした

    神戸駅前「毒キノコ」大量発生の謎 取材後に体験した「見事なオチ」
  • 「お金ないでしょ」ATMの音がつらい…セブン銀行〝神対応〟の秘話

    「ものすごい調査力」驚きの対応 個人の見解であっても重視する ATMならではの事情があった 全国各地のコンビニなどで見かけるATM。とあるユーザーがツイッター上で打ち明けた、効果音への感想をめぐる出来事が注目を集めています。設置事業者のセブン銀行(東京都千代田区)が、お礼のメッセージを書き込んだのです。何気ない一言に対して、なぜ敏感に反応したのか。同社の担当者に話を聞きました。(withnews編集部・神戸郁人) ATMから現金を下ろすときに流れる効果音が、「お金ないでしょ」に聞こえてつらい――。昨年11月、そんな趣旨の感想がツイートされました。 そして約10カ月後の今年9月13日、思わぬ事態が起きました。ATMを設置したセブン銀行の公式アカウント(@7BankOfficial)が、次のように返信したのです。 「当社のATMに関するツイートを受け、新型ATMの操作音を変更いたしました!」

    「お金ないでしょ」ATMの音がつらい…セブン銀行〝神対応〟の秘話
  • よくあるビル?実は終戦から同じ 〝上野の109〟カオスな75年

    上野の中心地にある、一見ふつうの商業ビル。実は同じ場所で75年以上前から営業を続けているといいます。中に広がるのは、各フロアに商品がぎゅうぎゅうに押し込まれた“カオス”。最近では店内で東京藝術大学の研究室とコラボした展示も行ったそう。一体どういうことなのか、その商業ビルことABAB UENOを取材しました。(withnews編集部・朽木誠一郎) 上野公園前の交差点から南に進むと、大きな通り沿いに多くの商業ビルが立ち並んでいます。 そのうちの一つが「ABAB UENO」。地下1階から7階までの8フロアで構成されており、休日には1階正面入口横のタピオカとクレープの店に並ぶ列を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。 逆に言えば、一見して目を引くのはそのくらい。街に溶け込むこの商業ビルには、そう変わった点もないように思われます。 しかし、このABAB UENO、実は75年に及ぶ歴史のある

    よくあるビル?実は終戦から同じ 〝上野の109〟カオスな75年
  • 音楽で振り返るゲーム史、パズドラ作曲家「手ごわかったガラケー」

    ソシャゲが敬遠されていた時代 ガラケーは機種ごとに鳴る音が違うのが不安だった ゲームの裾のを広げた「ソシャゲ」 伊藤賢治さんは、ゲームに欠かせない音楽を、スーパーファミコンやプレイステーションなど家庭用ゲーム機からスマホの時代まで作り続けている作曲家です。ガラケー時代に生まれたソーシャルゲームソシャゲ)が「日陰者」だった当時。可能性を感じて取り組んだのが『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)の大ヒットで時代が変わったと言います。そんな伊藤さんに、激動のゲーム史を音楽から語ってもらいました。(砂流恵介) ソシャゲが敬遠されていた時代 子どもから大人まで誰もが気軽に遊んでいるモバイルゲーム。ガラケー時代(フィーチャーフォン時代)に生まれたソーシャルゲームソシャゲ)や、『PokemonGO』に代表される位置情報ゲームなどは社会現象にもなりました。 業界では「イトケンさん」と呼ばれる作曲家の伊藤賢

    音楽で振り返るゲーム史、パズドラ作曲家「手ごわかったガラケー」
  • 「超高級ガチャガチャ」大ヒットの中身は…生産パンクを救った助っ人

    500円玉2枚を投入 生産間に合わず、声をかけたのは 評論家も驚きの「1千円」、でも「相性がいい」 「1千円のガチャガチャは、なかなかないですね」。2日に1回はガチャガチャを回しているというガチャポン・ガチャガチャ評論家に、そう言わしめたガチャガチャが全国に広がっています。中身はなんと真珠。ガチャガチャとしては高額だけど、真珠としては安価という、珍しいガチャガチャを取材しました。 500円玉2枚を投入 1千円のガチャガチャ「あこや真珠ガチャ」を全国に設置しているのは、愛媛県宇和島市で真珠の卸・加工をしている会社「宇和海真珠」です。ガチャガチャの中には、イヤリングやネックレスなど、真珠のアクセサリーが入っています。ガチャガチャを回すときは、500円玉2枚を投入します。 同社によると、小売店などでの真珠の購買層は主に60歳以上。 ただ、若年層を中心とした「いままで真珠を身近に感じてこなかった人

    「超高級ガチャガチャ」大ヒットの中身は…生産パンクを救った助っ人
  • ダンボール箱を埋め尽くす円周率の謎 「割れ物注意」ではない意味

    二千数百桁 年間4万件依頼 数学の中で「割り切れない」数字として知られる円周率。円の直径に対する円周の長さの比を表しており、3.14159265359…とずっと続く。そんな神秘的な数字が二千数百桁にわたって印刷された商品梱包用の段ボール箱が昨年末、ツイッターで話題となった。いったい何のために印刷されたのか? 「問い合わせを受けたのは初めてです」。記者の質問に、社長は数字の謎について語りだした。 二千数百桁 発端は、東京都市大の津村耕司准教授(37)によるツイート(昨年12月25日)だった。津村さんは昨年5月に結婚式をし、その記念にとブーケをドライフラワーに加工してもらえるサービスを利用。商品を受け取ったところ、梱包していた段ボール箱のふたの部分に円周率が印字されているのに気付いた。 写真を添えた投稿は瞬く間に拡散。3万以上リツイートされ、「いいね」も11万を超えた。 「見つけた時は驚きまし

    ダンボール箱を埋め尽くす円周率の謎 「割れ物注意」ではない意味
  • WEB編集者の教科書の記事一覧 - withnews(ウィズニュース)

    WEB編集者の教科書 第1話へ さまざまなジャンルのメディアや会社で活躍する、WEB編集者へのインタビューを通して、WEBメディアをとりまく環境を整理し、現代の“WEB編集者像”やキャリアの可能性を探ります。Yahoo!ニュース、ノオトとの合同企画です。原則水曜日に配信します。

    WEB編集者の教科書の記事一覧 - withnews(ウィズニュース)
  • 検索と向き合い続けて見えた〝泥臭いSEO論〟本数より大事なこと

    情報発信の場が紙からデジタルに移り、「編集者」が担う仕事も多種多様になっています。新聞社や雑誌社、テレビ局などはウェブ上でも積極的な情報発信を始め、ウェブ発の人気媒体も多数登場しています。また、プラットフォームやEC企業がオリジナルコンテンツを制作する手法も一般的になりました。 広大なネットの海原で、どうやって読者にコンテンツを届ければよいのか? その一つの手段として、WEB編集者が知っておくべきキーワードの1つがSEOです。過去には、SEOが悪用された事例もありましたが、検索エンジンは多くの人に記事を届ける重要なチャネルであることは今も変わりません。 Yahoo!ニュース、編集プロダクション・ノオトとの合同企画『WEB編集者の教科書』プロジェクトの第23回でお話を伺うのは、最新のWEBマーケティングに精通するウェブライダー代表の松尾茂起さん。日々アップデートされ続けるSEO質に迫りま

    検索と向き合い続けて見えた〝泥臭いSEO論〟本数より大事なこと
  • 「ルパン三世」全OP&EDを公開 「需要を理解しすぎてる」公式の思い

    67万超の再生回数 「緊張しつつ何度も…」 PART6へ高まる期待 放映開始から今年で50周年を迎える名作アニメシリーズ「ルパン三世」。この節目の年に、これまでの全てのOPとEDを集めたクリップ集がYouTubeにアップロードされました。公式チャンネルが自ら無料公開した、アイキャッチまで網羅したファン垂涎の動画。違法アップロードを駆逐する勢いの公式の英断に称賛が集まっています。(北林慎也) 50周年の国民的アニメ 「ルパン三世」は、モンキー・パンチ原作の国民的アニメ。1971~72年放映のPART1以来、PART5までのTVシリーズのほか、宮崎駿監督が手がけた映画版「カリオストロの城」(79年)やTV特番が継続的に制作され、世代を超えて愛されています。 PART1の旧・東京ムービーから一貫して、制作会社のトムス・エンタテインメント(TMS)が手掛けています。

    「ルパン三世」全OP&EDを公開 「需要を理解しすぎてる」公式の思い
  • 市川衛 | 記者一覧 | withnews(ウィズニュース) | 気になる話題やネタをフカボリ取材(ウニュ)

    役に立つ、やさしい医療健康情報の紹介を心がけています。READYFOR(株)室長/(社)メディカルジャーナリズム勉強会代表/広島大学医学部客員准教授など。00年東京大学卒業後、NHK入局。医療・福祉・健康分野をメインに世界各地で取材を行いました。16年スタンフォード大学客員研究員を経て、21年よりREADYFOR(株)室長として新型コロナ対策基金の運営などに関わっています。主な作品としてNHKスペシャル「睡眠負債が危ない」「医療ビッグデータ」(テレビ番組)、「教養としての健康情報」(書籍)など。

    市川衛 | 記者一覧 | withnews(ウィズニュース) | 気になる話題やネタをフカボリ取材(ウニュ)
  • 小島慶子さんが語る「それが性暴力と知ったのは40年経ってから」

    #12 Busy Brain 小島慶子さんが語る「それが性暴力と知ったのは40年経ってから」 強い屈辱と罪悪感を覚え、その怒りを全て自分に向けてしまいました 40歳を過ぎてから軽度のADHD(注意欠如・多動症)と診断された小島慶子さん。自らを「不快なものに対する耐性が極めて低い」「物音に敏感で人一倍気が散りやすい」「なんて我の強い脳みそ!」ととらえる小島さんが語る、半生の脳内実況です! 記事の後半に性暴力に関する表現が含まれます。 企業社会が濃縮されたシンガポールの駐在員コミュニティ 小学校1年生の時、引越し当日にショックを受けたシンガポールの社宅は、想像していたような白いお屋敷ではないけれどよく見れば特別にひどい家というわけでもない、古い一軒家でした。壁の上部には通気口がたくさん開いており、虫やトカゲが出入り自由。壁にはメロンシャーベット色のかわいいヤモリが貼り付いていました。 一階は冷

    小島慶子さんが語る「それが性暴力と知ったのは40年経ってから」
  • 「ガンダム」富野監督が、コロナ禍の子どもに放つ過激なメッセージ

    「世相にシンクロしちゃいけない」 「勉強しないで『意味がない』と言ってはいけない」 毒舌から伝わる音のメッセージ 新型コロナウイルスの影響が地球をおおったこの数カ月、激変する世界で「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親である富野由悠季さん(79)は、何を考えていたのでしょう。コロナで中断した巡回展「富野由悠季の世界展」が静岡県立美術館(11月8日まで)から再開したのを機に、富野監督に語ってもらいました。一斉休校や外出自粛を味わった子どもたちへメッセージを聞くと、「大人をなめるな!」との答え。 一体どういうこと? でも、最後まで聞くと、巨匠の音が見えてきました。 「世相にシンクロしちゃいけない」 新型コロナウイルスが流行したこの数カ月間、僕は自宅やスタジオにこもっていた。次回作の構想を練るために古代史に関するなどを読んでいたら、アニメ業界にも大きな影響が出て、6会場で予定されていた「富

    「ガンダム」富野監督が、コロナ禍の子どもに放つ過激なメッセージ