ブックマーク / kfujiiasa.hatenablog.com (16)

  • 9月句会 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    一昨日は施設俳句サークルの9月度定例の句会があった。欠席もあり参加は14人。 私はブログに出した句や日頃詠んできた最近の句のなかから以下の5句を出した。 ①街の灯も少しやはらか夜の秋 今回の句会の兼題が夜の秋、夜の秋とは昼はまだ暑さが厳しいのに夜になると秋の気配が漂うことと歳時記にある。 ベランダからいつも街の灯を眺めるのを日課にしているが、真夏は夜の街の灯もギラギラしているように感じるが、立秋を過ぎる頃になると街の灯のギラギラ感が少しやわらかくなっているような感じがすることを詠んだ。 ②上梓(じょうし)して新めくる秋灯火 新しく出した自費出版のが完成し長い期間苦労したことを思いつつ梱包を開けてをめくったことを詠んだ。 ③オクラの実日に一寸の伸び盛り 施設の園芸サークルでオクラを栽培し一人二のオクラが名札付きで割り当てられている。 オクラの実は少し大きくなると硬くなりべられなくな

    9月句会 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    serori8793
    serori8793 2024/09/05
    夏が名残惜しくいるのにやはり秋は近づいている、どの句も素晴らしく季節を感じます。夏が好きな私は秋の気配が寂しいにもかかわらず過ごしやすさに体を休ませたり気持ちと心はうらはらです
  • 懐かしい大阪・御堂筋 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    仏事で大阪町にある真宗大谷派難波(なんば)別院(南御堂)に娘と三人で行ってきた。 真宗大谷派(東願寺)の大阪の中核寺院で、その歴史は安土桃山時代に遡り以前このブログにも書いたことがある。 この門前が松尾芭蕉の終焉の地となった。これにちなみ境内にある松尾芭蕉の句碑と名前にちなんだ芭蕉が植えてある。 旅に病で夢は枯野をかけまわる この御堂の前を通っているのが大阪のシンボルのひとつ「御堂筋」で、大阪の二大繁華街、北・梅田と南・難波をビジネス街・中之島を介して結ぶ南北方向の直線通りであり、現在は南行きの一方通行になっている。 勿論この御堂筋の名前はこの通りに面して大谷派(東願寺)・南御堂と願寺派(西願寺)・北御堂が存在することによる。 大阪のご当地ソングではたびたびこの御堂筋が出て来て、大阪に半世紀近く住んだ身からすると景観も美しい懐かしい通りである。 海原千里万里 大阪ラプソディー

    懐かしい大阪・御堂筋 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
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    serori8793 2024/09/01
    空の写真が凄いです。御堂筋、わからないけどよく耳にしていい雰囲気感じていました
  • 小城羊羹(おぎようかん)/アフタヌーンコンサート - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    🔘頂き物で、懐かしい「小城羊羹」に出会った。以前この羊羮のことを話題にしたことがあって、その時のことを憶えておいて頂いたようである。 小城は佐賀平野の中央部にあり、鎌倉時代以降千葉県にゆかりの千葉氏の支配などを経た歴史ある街で、江戸時代は肥前佐賀・鍋島藩・35万7千石の分家で小城鍋島藩7万3千石の治世にあった。 明治維新に貢献した四つの藩、薩・長・土・肥のうち肥前の一角に当たる。 以前NHK の「新日風土記」でも紹介されたことがある長崎から小倉を結ぶ長崎街道は、鎖国に於ける海外との窓口であった長崎出島に荷揚げされた砂糖や菓子技術などが、上方や江戸へ通じる道でもあった。 街道筋では砂糖を使った商品が生まれる素地が形成され、長崎街道を砂糖街道という場合があり現代ではシュガーロードとも呼ばれる。 その街道が通る小城は名水や小豆、いんげん豆の産地であることなどと相まって羊羮作りが定着、私の子供

    小城羊羹(おぎようかん)/アフタヌーンコンサート - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
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    serori8793 2024/09/01
    羊羮とコーヒーとても美味しそうです。どちらも上品で気持ちが落ち着きそうです
  • 周防国(すおうのくに)・鋳銭司(すぜんじ) - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    古代律令制下で令外官(りょうげのかん・制度に規定のない新しい官職)鋳銭司(じゅせんし・ちゅうせんし)は現代で云う造幣局で、皇朝十二銭(こうちょうじゅうにせん)と呼ばれる和同開珎(わどうかいちん)など十二種の銅銭等を鋳造を担当する役所だったと考えられている。 河内国(大阪府)、山城国(京都府)、長門国(山口県)におかれ、天長2年(825)には長門から周防国(山口県)に移された周防鋳銭司が開設されたとされる。 長門国及び周防国(何れも山口県)に鋳銭司が設けられているのは2022年9月15日のこのブログなどに書いて来たように、大仏創建時の材料にもその銅が使われた、長登(ながのぼり)銅山などが近くにあり材料の調達に適していたからだと考えられる。 周防鋳銭司跡は現在の山口市鋳銭司(すぜんじ)にあり昭和41年(1966)に発掘調査が開始され昭和48年(1973)に国史跡に指定されている。 正式な呼称「

    周防国(すおうのくに)・鋳銭司(すぜんじ) - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
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    serori8793 2024/06/15
    綺麗なお花ですね。癒されました。
  • 中断中のひとりごと・三月句会 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    昨日は住んでいる施設の定例三月句会で15人全員の出席であった。 私はここしばらく詠んだなかで今月の兼題「海苔」一句を含む以下の五句を出した。 ①海苔舟が網潜(くぐ)り刈る須磨の朝 住んでいる直ぐ近く「須磨の浦」は海苔養殖が盛んで、今が収穫シーズンでもあり海苔舟が操業している。最近は省力化が進み、舟を網の下に潜らせて進むことでローラー状のもので海苔を刈り取る方法が採用されており、この風景を詠んでみた。 ②数字にも去年(こぞ)が浮かびて納税期 今まで確定申告は税理士にお願いしていたが、今年から自分でするつもりで、手引き書をなぞりながら集計し数字を書き込んでいく過程で、数字のなかに去年のことが現れているなと感じた気持ちを詠んだ。 ③笑う子の口許溢るよもぎ 外出時によもぎを買い久しぶりにべてみて、昔の自分や子供の仕草を想い出しながら詠んだ。 ④強東風(つよごち)に動かざる雲走る雲 風の強い日

    中断中のひとりごと・三月句会 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
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    serori8793 2024/03/06
    ⑤のホスピスの~が好きですね。見守るとは優しい、そして花がでてくるのはいいですね。
  • 「北京の歴史」②エピソード① - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    1月11日の続き 「北京の歴史」に織り込まれているエピソードの中で日人に比較的馴染みがあると思われるものを2回に分けて書いておきたい。 ①「隗(かい)より始めよ」 古代、北京の辺りは燕(えん)国と呼ばれていたことは既に書いたが、燕は当時の辺境にあることから国力が振るわなかった。第39代昭王(在位紀元前311~279)は改革を志し先ず有能な人材を招こうとして部下の郭隗(かくかい)に相談した。 郭隗曰く「人材を招こうと思われるなら先ずこの郭隗からはじめてください。自分のようなものでも優遇されるなら優れた人物が集まるでしょう」 昭王は郭隗に立派な宮殿を用意するなど厚遇したところ天下の人材が集まり、燕は戦国七雄のひとつといわれるまでになった。 遠大なことでも身近な事から始めよとの意である。 ②刺客・荊軻(けいか) 戦国末期、七雄のひとつ秦(しん)が強大になり他国を次々に併呑していった。燕の太子・

    「北京の歴史」②エピソード① - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
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    serori8793 2024/01/14
    見事な美しさです。春が近づいてますね
  • 「戦乱と民衆」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    磯田道史/倉一宏/F・クレインス/呉座勇一共著「戦乱と民衆」講談社現代新書刊を読み終えた。 著者は何れも国際日文化研究センターに所属する日史関係の教授、准教授で、このの後半を構成する一般にも公開されたこのテーマに関係するシンポジウム「日史の戦乱と民衆」の出席者も著者を含めてセンターのメンバーである。 国際日文化研究センターは日文研とも呼ばれ、日文化歴史を国際的な連携のもとに研究したり、海外の日研究者を支援する大学共同利用機関として京都にあり、大学院大学として院生も受け入れている。 一般的に歴史は指導者や政治、軍事、経済などの分野で語られることが多いが、このは民衆に視点をおき、「ふつうの人々が戦争をどのように生き延びてきたか?」の問いに答えようとするものである。 著者ごとに古代から幕末までの4つの戦乱をあげ、それぞれの事例を論じているなかで印象的な内容を書き出しておく。

    「戦乱と民衆」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    serori8793
    serori8793 2023/12/26
    戦争も経験してなくて話を聞いたり読んだりするくらいでは想像もつかないキツさや辛さがあるのだと思います。世界のどこかでそれがまだあることがさみしいです。
  • 司馬遼太郎さんの随筆④浅井長政の裏切り - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    司馬遼太郎さんの大作・「街道をゆく」のなかの「近江散歩」を読んでいる。近江国(おうみのくに)は現在の滋賀県の旧国名である。 近江は元々「近淡海国」(ちかつあふみ)と呼ばれ都に近い淡水糊・琵琶湖を表した国名である。 余談に成るが現在静岡県の一部になっている旧国名遠江国(とおとうみのくに)は元々「遠淡海国」(とほつあふみ)と呼ばれ都から遠い浜名湖を表した旧国名である。 司馬さんはこの近江北部にある姉川のほとりで、織田・徳川連合軍と、浅井・朝倉連合軍が戦った「姉川の合戦」に思いを巡らす。 この戦いは周知のように織田信長が越前朝倉氏討伐に軍を進めた際に、信長の妹婿であった浅井長政が織田に背いて朝倉氏側に付いたことを発端にその決着を図る戦いでもあった。 信長は浅井長政を深く信頼していたとされ、当初長政が背いた知らせを聞いても容易に信じなかったと言われる。 この裏切りの原因は従来、長政の父・浅井久政は

    司馬遼太郎さんの随筆④浅井長政の裏切り - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    serori8793
    serori8793 2023/08/06
    青いどんぐりが凄く新鮮でした。真夏日が続くなか秋が近付いている、そうですね。時の流れは止まらないですね。
  • 「恋・酒・放浪の山頭火」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    石寒太(いしかんた)著「恋・酒・放浪の山頭火」徳間書店 刊を読み終えた。 よく知られているように山頭火は山口県出身の俳人で俳句の初心者である私にとっては同郷の大先輩であり以前にも関連するでこのブログに書いたことがある。 山頭火の酒と放浪については有名だがこのの題名にある恋とは無縁の人物と思ってきた。 何か新しい事実でも出てきたのかと少しばかり興味が湧いてその部分を読んだのだが少し「誇大広告」気味の内容でやはり結局酒と放浪に収斂してしまうようである。 このは山頭火の生涯の軌跡とその俳句鑑賞を俳人の目で見つめたものだが、この対象となる同郷の先輩について、 ・生い立ちからくることも含め私生活の面でのどうしようもない部分への反感 ・既成概念にとらわれない俳句の独創性に対する尊敬の念 のような二つの感情が私のなかで交錯してまとまりがつかない。 日記や俳句をみると人もこの二つの間で往き来してい

    「恋・酒・放浪の山頭火」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    serori8793
    serori8793 2023/07/04
    酒のめば~は響きました。楽しい酒もあるけれどただただ泣きたくなるときもあります。
  • 御食国(みけつくに)のことなど - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    先日家族三人で淡路島を訪れたことをこのブログで書いた。その淡路島で一番目にしたのが「国生みの島」というキャッチフレーズで、これはよく知られているようにイザナギ、イザナミによる国生み神話で日で一番最初に生まれた島は淡路島だとされることに由来する。 あと数ヶ所で目にしたのが「御国」というフレーズでべ物関連に付けられていた。淡路島は現在は兵庫県の一部になっているが、律令制のもとでは一国とされ淡路国(あわじのくに)であった。 律令制の税は租・庸・調(そ・よう・ちょう)が知られているがこの他にも各種の事例があり、主の穀物以外の副物を朝廷に納める義務が課せられたのが「御国」といわれた国で、若狭国(わかさのくに・福井県)志摩国(しまのくに・三重県)淡路国の三ヶ国で何れも海産物が主であったと推定されている。 余談だが私が依然住んでいた八尾市の近く東大阪市に御厨(みくりや)という地名がありこれも

    御食国(みけつくに)のことなど - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
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    serori8793 2023/05/29
    初めてみた花で驚きました。当たり前のことなのにそういう花はきっといくらでもあって、でもブログでみれたのは幸せなことだなぁと思いました。
  • 映画「キネマの神様」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    NHKBSプレミアムで放送された2021年の松竹映画「キネマの神様」を録画して観終わった。 松竹映画の100周年記念映画ということで現在も松竹のエースというべき山田洋次監督が作家・原田マハさんの同名小説映画化されたものである。 ネタバレを避けて簡潔に書くと、撮影現場で助監督として働く主人公「ゴウ」が自ら脚を書いた初監督作品「キネマの神様」の撮影途中で失敗、挫折、帰郷する。 それを追いかけた恋人と結婚したものの、今は酒や競馬で借金も作り娘や孫にも愛想をつかされている。ゴウの孫が昔の「キネマの神様」の脚を読んだことから、キネマの神様が実際に微笑みかけて来るようなストーリーが生まれることになる。 ゴウの若い時を菅田将暉、老いた日を沢田研二、ゴウを追いかけ結婚する娘を永野芽郁、老いたを宮信子、他に寺島しのぶ、北川景子、小林稔侍、リリー・フランキー等々記念映画らしく錚々たる出演者が並ぶ。

    映画「キネマの神様」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    serori8793
    serori8793 2023/04/09
    志村けんさん、観てみたかったですね。お花きれいですね。
  • 同年代コミュニケーションミーティング - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    昨日は同じ施設に住む同年生れの3人で初めてのランチミーティングで垂水区舞子の和・串カツ屋さんに行ってきた。 カウンター席でビールで乾杯の後、ランチの串カツコースを味わった。肉と魚のコースがあり私は魚を選択したが、質・量とも適正でゆっくりさせて貰った。 話題はメンバーのお一人が岩国出身の事もあり岩国吉川氏の関ヶ原以来のあれこれ、 昨今の世界情勢から来る、沖縄、朝鮮半島、中国などのこと、 施設の卓球など同好サークルのこと スマホの操作やカラオケなどのアプリのこと 仕事で得られた各国の特性や情報   etc 広範囲で良いコミュニケーションをとらせて貰ったような気がしている。 私はまだこの施設に来て日が浅いのでここに永いお二人から貴重な話が聞けたような気もする。 後日別の機会などを約して散会した。 【春雨は苦にはならずと群雀(むらすずめ)】 🔘須磨離宮公園で撮った菜の花 与謝蕪村が兵庫六甲山系

    同年代コミュニケーションミーティング - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    serori8793
    serori8793 2023/02/25
    菜の花が綺麗ですね。癒されます。
  • 中島みゆき・心の痛みがわかるレーダー - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    文藝春秋新年特大号の「101人の輝ける日人」に音楽プロデュサー・瀬尾一三さんが歌手・中島みゆきさんのことを書いた「心の痛みがわかるレーダー」と題した一文が載っている。 このブログ昨年の11月1日に『中島みゆき「ファイト」』という表題で書かせて貰ったことがあるが、私は中島みゆきさんの音楽の中でもその詩が卓越していると思っている。 瀬尾さんは1988年以来中島みゆきさんのCD、コンサート、舞台のプロデュースを手掛けておられ、いわば身内みたいなものかも知れないが、以下のように私も全く頷いて同感できるような中島みゆきさんのことを書かれている。 ・中島さんの曲の世界にあわせて音をアレンジするのが僕の仕事、以前は事前に曲の方向性を話し合ったこともありましたが常に私の想像の上をいく曲が届くので、何も言わないようになりました。 ・彼女は生き方をまげず自分に正直に曲を作っています。二十代でしか作れない曲、

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    serori8793 2023/01/16
    鉢に入っていないシクラメンはじめてみたかもしれません。努力する天才、素晴らしいです。
  • クリスマスの飾り付け - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    少々早いかもしれないが住んでいる施設でクリスマスへ向けた飾りつけがされた。 越してきて初めての歳だが飾りを見ると師走の慌ただしさとは別に、年甲斐もなく少しばかり浮き立つような気もし人形にも癒される。 🔘一番の見どころは正面玄関前の樹木に施されたイルミネーション 🔘玄関やロビー周辺の飾り付け 🔘1階ライブラリーの近く ダイニング入り口 🔘玄関のシャコバサボテン 【電飾が 告げてもう直ぐ クリスマス】 【人形の 笑顔つられて 師走かな】

    クリスマスの飾り付け - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
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    serori8793 2022/12/11
    綺麗ですね。なんとなく切なさも感じてしまう時期です。何度も繰り返し来るのにそうなります。不思議です。
  • 引っ越して思ったこと、その① - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    大阪から神戸・垂水へ引っ越してようやく半年が過ぎた。隣接の自治体とはいえやはり歳を経ての住所変更は感じることが色々あり、思い付いた都度書いておきたい。 私の好きな歴史についても全くの思い違いがあった。 私の今まで住んだ大阪府はよく摂河泉(せっかせん)と呼ばれ旧律令制の国名、摂津(せっつ)、河内(かわち)、和泉(いずみ)の3国で構成されている。 また近畿のもとになった畿とは天子のおわす都、またはその地域を指し、日の場合通常五畿内(ごきない)といわれ、先の三国に山城国(やましろのくに・京都府)と大和国(やまとのくに・奈良県)を加え五ヶ国を云う。 それで摂津国と兵庫県を代表する播磨国(播磨国)の国境はてっきり現在の県境と同じで尼崎や伊丹辺りから播磨国だとずっと思っていた。 実際は神戸市の須磨辺りまで摂津国になり五畿内に含まれる。平清盛が開発した大輪田の泊や兵庫湊は畿内に入る訳で当然と云えば当然

    引っ越して思ったこと、その① - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
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    serori8793 2022/11/26
    花びらが奇跡な形してますね。しみじみみてしまいました。
  • 故郷が生んだ外務大臣・青木周蔵と明治天皇のエピソード - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    2019年5月1日のこのブログで「青木周蔵を知っていますか」と題して私の郷里山口県厚狭郡山陽町(現山陽小野田市)が輩出した唯一の大臣・青木周蔵のことを書いたことがある。 明治時代に黒田清隆、山県有朋両内閣で外務大臣を歴任し、幕末に結ばれた欧米との不平等条約改正に尽力した。 長州藩の藩費でプロシャ(現ドイツ)に留学した先駆者でもあり30歳で最初の駐ドイツ公使となり以後計三度ドイツ公使を勤めた。 明治13年(1883)二度目のドイツ公使を終え外務次官に就任帰国して明治天皇に報告謁見した際のエピソードが司馬遼太郎全集に収録されている「この国のかたち・日の君主」に載っている。 欧州暮らしが長い若い外交官青木は、ドイツ皇帝のように万能の権力者に天皇がなることが文明的だと思い明治帝に「陛下はなぜ政治を臣下におまかせになったままなのでありましょう」とそんな議論をふっかけたらしい。 明治天皇はただ笑って

    故郷が生んだ外務大臣・青木周蔵と明治天皇のエピソード - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    serori8793
    serori8793 2022/10/05
    この植物よくみます!登下校のところに当時咲いていて懐かしく思いました。
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