NHK では未完のバトンと云うドキュメンタリーのシリーズを新たに立ち上げるとのことで、ホームページを見ると"理想"を実現するための人々の苦闘を通して、日本の未来の姿を照らし出していく新大型シリーズとされている。 また「誰も見たことのない現場」「誰も聞いたことのない証言」「超一級の資料」というドキュメンタリーの原点に立ち返るシリーズと云うことらしい。 第1回のテーマは私自身現在の日本の一番の課題と思っている「財政赤字」につながる「日本国債」(国の借金)で、国債発行の最前線に立つ財務省国債企画課のチームに半年間密着したドキュメンタリーである。 具体的には令和7年度の国債発行計画の策定と、これを引き受けて貰う金融機関や海外投資家との折衝過程が赤裸々に映し出される。 数字を令和6年の実績でみると、 当初予算112兆5717億円 内国債35兆4490億円(全体の31.5%) 但し新規国債は35兆44
