8月に亡くなった「青空文庫」呼びかけ人・富田倫生さんの追悼イベントが行われた。「青空文庫」という名称に込められた富田さんの思いとは何だったのか。この追悼イベントでは富田さんを間近に見てきた人たちによって、その思いが振り返られた。 eBook USERの読者であれば「青空文庫」の存在をご存じだろう。著作権の切れた作品を中心1万2000点以上の電子化を行い、無料・無許諾で利用可能としている電子図書館だ。国内ではAmazon Kindle、Apple iBookstore、楽天koboなど主要な電子書店が青空文庫の作品群をラインアップしている。 テキスト入力を始めとした電子化やその校正を行っているのは、青空文庫の趣旨に賛同した約800人からなるボランティアだ。8月に61歳で亡くなったこの青空文庫の呼びかけ人・富田倫生(みちお)さんの追悼イベントが9月25日に行われた。 青空文庫に込められた思い
著作権が切れた文学作品などをインターネット上で無料で公開している「青空文庫」の世話人で、ことし8月に亡くなった富田倫生さんを追悼するシンポジウムが25日、東京で開かれ、著作権の保護期間や許諾の在り方などを巡って意見が交わされました。 富田さんと「青空文庫」 富田倫生さんは、誰もが自由に過去の名作などに触れ、利用できる機会を提供しようと、平成9年に「青空文庫」を作りました。 著作権が切れた作品や、作者などの許諾が得られた作品について、ボランティアがテキスト(文字データ)の入力や校正などを行い、“電子図書館”としてインターネット上で無料で公開し、その数は1万2000点を超えています。 富田さんは、本の自由な利活用を進めるため、著作権の保護期間を延長しようという動きに反対する活動を続けてきましたが、ことし8月、肝臓がんのため61歳で亡くなりました。 著作権の保護期間とは 文章や音楽などの著作権は
◆たんなる好事家の趣味ではない◆ 当初、今回は消費増税をテーマにする予定だった。アベノミクス/黒田日銀によるインフレ目標政策とそのための金融緩和で、景気は徐々に回復しつつあるが、まだ十分ではない。いまここで増税による重荷を背負わせれば、また腰砕けになる可能性も高い。それに消費税の税率を上げたからといって、税収が増えるとは限らない。消費税の税収は増えても景気が低迷すれば、全体としての税収はかえって下がり、そもそもの狙いだったはずの財政再建さえ達成できない可能性も高い。いずれ税率を引き上げるにしても、いまそれをやる必要はない。いまは見送るべきだ――書こうとしていた内容はおおむねこれに尽きる。 が、執筆中の8月半ば、富田倫生の訃報が飛び込んできた――と書いて、誰のことやらご存じの方が何人いることだろうか。著作権切れの文書をボランティアの活動で電子化し、フリーで公開している青空文庫の呼びかけ人
■ 富田倫生が残した「本の自由」 仕事でアクセシビリティとの関係はなくなってからもアクセシビリティキャンプ東京のスタッフを続けていたりしているのだけど、同様にAccSellのポッドキャストも毎回聴いてたりする。先日公開された第27回後編:「おかんはDropboxとかEvernoteとか分からない」が面白くてですね、これが。 梅本暖さんをゲストに迎えて、青空文庫にある文章を読み上げる「音声文庫」というアプリの開発秘話をインタビューするという趣旨なんだけど、梅本さんの「聞きたい欲」がちょっとおかしいレベルなわけ。なにせ、自炊した本をわざわざ自分で買ったOCRにかけてからMP3に変換してまで音声化していたという。そこから(自炊する必要のない)青空文庫にたどりついてアプリ開発に至るまでに、その道程になるような音声関係のアプリがいくつもあって、どれもいわゆるアクセシビリティについてはぜんぜん意識せず
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聞き手: 編集部 text: 野々下裕子 インタビュー/2010年12月17日 90年代から10年以上にわたり、有志によって続けられている「青空文庫」。主に著作権が消滅した文学作品を、テキストとXHTML(一部 HTML)形式で電子化し、マルチデバイスで利用できる数少ない電子コンテンツとして、電子出版ビジネスに多くの示唆を与えている。この青空文庫の呼びかけ人である富田倫生(とみた みちお)氏に、これまでの歩み、そしてこれからの方向を聞いた。 富田倫生氏 広島市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1983年、ノンフィクションライターとして独立。30代の終わり、病気で取材・執筆活動ができなくなり、電子出版に希望を見出す。ボイジャーのエキスパンドブックと出合い、著書『パソコン創世記』(紙版は旺文社文庫版、TBSブリタニカ版)を電子本として制作。このブック上の
著作権の切れた本を自由に読むことができるインターネットの電子図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人・世話人でもある富田倫生(とみたみちお)さんが、8月16日(金)午後12時8分に死去したことがわかりました。 青空文庫の富田倫生さん 逝去: ポシブル堂書店からのお知らせ http://necom.cocolog-nifty.com/information/2013/08/post-0c44.html インターネット図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人である富田倫生(とみたみちお)さんが、本日(16日)の午後12時8分に亡くなられました。 富田さんは、パソコン関係の書籍や宇宙開発の書籍などの著述業のほか、電子書籍の可能性にいち早く気づかれ、インターネット図書館「青空文庫」を他の呼びかけ人の方々と共に創設運営してきました。著作権延長問題でも反対の立場を明確にして闘ってきた闘士でもあ
富田倫生 @aobeka 【青空文庫便り】①聞いてほしいことがある。「2013年に青空文庫で吉川英治を読めること」と「TPP」の関連だ。話は2004年頃、著作権の保護期間が延長されると聞いた頃にさかのぼる。関連するシンポジュームが明後日に開かれることも、最後に。 http://t.co/gmmeOxJP 2012-12-10 14:29:04 富田倫生 @aobeka 【青空文庫便り】②日本の著作権法では、作者が生きているあいだに加えて、死後50年まで権利が保護される。この間、著作権者の許諾なく、作品をテキストにして公開することはできない。志賀直哉や内田百間、三島由紀夫の作品がないと驚く人がいるが、そんなときは没年を確認してほしい。 2012-12-10 14:30:06 富田倫生 @aobeka 【青空文庫便り】③逆に死後50年をすぎれば、作品をネットに上げられる。著作権法は、作者の権利
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