「ああ、またか…勘弁してくれぇ!」――イギリスとそのほか英語圏の多くのサイクリストが頭を抱え込む事態が、また発生しました。そのトピックとは、“ヘルメットをかぶるかかぶらないか問題”。この話題になると、熱心なサイクリストの間でさえしばしば大激論になるのは、日本だけではなくこちらでも同じです。 日本にもファンの多いロンドンの老舗自転車店「コンドル・サイクルズ」のヘルメット売り場。スタッフのジェームズさんも「自分は必ずヘルメットをかぶるけれど、つけるかつけないかは個人の選択にまかせるべきだと思う」とのこと 炎上必至 ウィギンスの発言が火種になったことも 今回の火種は、オリンピックの自転車金メダリストであり、マイヨ・ジョーヌに袖を通した経験を持つ、英国出身のクリス・ボードマン氏。アワーレコードを長く保持していたこともある“サイクル・ヒーロー”で、最近は自転車の安全と普及のために精力的に活動していま
自転車を始めて3カ月になります。シマノのコンポーネントのソラを使用しているのですが、デュラエースに勝つということは、できるのでしょうか? 機材の差は、埋まるのでしょうか? (10代男性) なんとピュアかつ重要な質問でしょうか。 ありがとうございます。この手の質問は多いので、似たお悩みをお持ちの方は少なくないんでしょうね。お答えする前に、昔話をひとつ。 僕が高校を辞めフランスに行って、本場のレースに出場してみてまずびっくりしたのは、デュラエースがほとんど見当たらないことでした。僕は気合を入れてフルデュラエースでした。レースなんだから、当然デュラエースだろうと思っていたわけです。アルテグラなんて、初心者向けだろうと。 なのに、本場フランスでは、なんと105でレースに出ている選手もいるじゃないですか(そのころはソラという名前のコンポーネントはありませんでした)。僕はその影響で感覚が変わり、アルテ
「お互いに思いやりを!」という少年たちの思いを綴ったマナーアップ啓発チラシ。裏面にはグッド・チャリズム宣言プロジェクトによる「あらかわマナーアップ宣言」を記載 サイクリストに自転車のマナー向上やルール順守を呼びかけている「グッド・チャリズム宣言プロジェクト」(グッチャリ)と、荒川河川敷の専用グラウンドで活動している浦和リトルリーグの少年たちが合同で10月31日、さいたま市の荒川河川敷で自転車のマナーアップを呼びかける啓発活動に取り組んだ。そのきっかけは、河川敷で練習する野球少年たちが、ロードバイクに乗って高速で疾走するサイクリストたちから「どけ!」「じゃまだ!」「危ない!バカヤロー!」などと罵声を浴びせられることがあるからだという。 浦和リトルリーグの少年たちが、チラシを配った感想をCyclistに寄せてくれた。 ◇ ◇ 浦和リトルリーグの少年たちは、サイクリストに積極的に
自転車で「信号無視」や「一時不停止」を繰り返した運転者に対する講習制度が、きょう6月1日に始まった。自転車の悪質運転による事故が目立つためで、道路交通法を改正し、危険行為を明確に規定した。これまでほとんど走行のルールを学ぶ機会がなかった自転車。関係者は「『自転車だから』という安易な感覚を改めたい」としている。 「なんとおわびしていいか分かりません」 死亡交通事故の加害側となった男性は、警察官の前で肩を落とした。事故は1月22日未明、東京都杉並区の甲州街道で発生。信号や横断歩道のない片側2車線の道路で、斜め横断した自転車と走行してきたバイクが衝突。亡くなったのは、バイクの運転手だった。その後の調べで、自転車の男性はいつもこの現場で斜め横断していたことが判明。警視庁は男性を重過失致死容疑で書類送検した。 今回の講習義務化にかかる道交法は平成25年に改正。背景には24年の自転車関与事故の6割に、
都知事として、初登庁したのが2月12日。実は、9日の開票速報で当選確実が出てすぐに、知事としての勉強を始めていた。だから、都政の全体像は掴んでいたが、難問山積である。厚生労働大臣のときもそうであるが、前任者たちの負の遺産を受け継いで、その精算をするのが、私の役割のようである。 都知事選の初当選から一夜明け、報道陣に囲まれる舛添要一氏 =10日朝、東京都渋谷区(三尾郁恵撮影) 2020年の東京オリンピック・パラリンピックを史上最高のものにするというのが、私の公約である。そのためには、インフラの整備、防災・治安対策などが不可欠であるが、交通体系の抜本的見直しもまた、最重要課題の一つである。 問題は、鉄道、車、バス、地下鉄、モノレール、飛行機などが有機的に連関されていないことである。パーク&ライドなども検討されてよいし、これ以上のモータリゼーションが東京で必要なのか、よく考えてみるべきである。お
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