今回の解答は、画像を見ればすぐに思いつくかもしれませんね。 ワタクシ、字取りは文字後のアキ量やトラッキングで送ることが多いので、「テキスト変数(ランニングヘッド)=指定のスタイルと同じ文字」が前提と考えてしまい、ちょっと悩んでしまいました。 しかし、変数側を基準として考えれば答えは簡単です。 4文字の7字取りであれば間は全角スペースです。しかし、5字取りであれば1/3スペースになるので、見出し側に全角を入れ、水平比率を「100/3」%とすれば見出しは5字取り、ハシラは7字取りになります。 2文字の場合は全角スペースを5コ入れ、うち4つを水平50%にすれば見出しは5字取り柱は7字取りになります。他も同じ要領です。 (追記) 5文字のときは見出し側はベタですが、柱は7字取りになります。 この場合は柱を基準に考えると文字間に1/4スペースがあればよいので、見出し側に1/4スペースを挿入します。そ
以前、InDesign CS5から「New Doc Sizes.txt」がなくなった件を紹介しました。 その代わりに、と言うべきか、ダイアログで追加した用紙設定に関しては“New Page Sizes.xml”が自動的に特定のフォルダに作成され、保存されるようになったわけですが、これを別の端末にコピーすれば簡単に用紙設定が追加されるのではないか、と容易に想像できます。 ウチにはMAC/WIN各1ライセンスずつあるのですが、果たして環境の違うマシンにコピーしていいものかどうか二の足を踏んでおりました。 このたび、もしおかしくなっても“New Page Sizes.xml”を外せばいいだけだろ、ということで試しました。 最悪、再インストールでもいいや、みたいなノリでw 具体的には 【ユーザ名】/ライブラリ/Preferences/Adobe InDesign/Version 7.0-J/ja_
せっかくなのでCS5検証、第二弾(^^) 少しずつ自分用の環境設定をしていこうと思いつつ、手始めに封筒の用紙サイズをデフォルト登録しようとしたところ、CS4までのバージョンにあったはずの「New Doc Sizes.txt」が見当たりません。 ヘルプを読みました。 以前のバージョンの InDesign では、New Doc Sizes.txt ファイルを使用してカスタムページサイズを作成するようになっていました。このファイルは InDesign CS5 にはありません。 なんですと。 そこで、新規作成時に「カスタムページサイズ」を選んだところ、ページサイズに名前を付けて登録するダイアログが現れました。 以前使っていた組版ソフトに似たインターフェイスなのですぐにわかったけど、登録したページサイズは今までと違ってプルダウンの一番上に来てくれやがります。 ドキュメントプロファイル「プリント」のデ
既知の現象だとは思いますが、急いでいる時など忘れがちなので備忘録として。 Windows XP sp3/InDesign CS3 v5.0.4 にて検証。 色アミの背景の上にテキストフレームが置いてあります。 (もちろんテキストフレーム自体に色をつけてもいいんだけど、今回扱ったデータがそういう作り方のデータだったので……) 各テキストフレームは、一行目のテキストについて上下に段落境界線を設定してあります。 下図、上側グループはテキストカラーにて段落境界線を設定してありますが、境界線のオーバープリントは半輝度表示となっていて、左側の黒テキストについても右側の紙色テキストについても選択できません。 一方、下側グループは段落境界線を明示的に色選択し、左側で[黒]を選んだものについてオーバープリントをオフにしてから右側にコピーし、[紙色]に変更しています。 上図の状態のものをオーバープリントプレビ
段落境界線のメリットから。 まず、手軽なこととテキストに影響を及ぼさないこと。 インライングラフィックやアンカーのように挿入するわけでなく、標準機能として付加されるものなので、テキスト上に余計なオブジェクトやキャラクタを含みません。 作成時に余計な作業をしなくてすみ、修正時も邪魔なオブジェクトなどを気にすることなく作業ができ、誤っての移動や削除、置き忘れなどは発生しません。 また、最初に書きましたが、段落境界線は段落の設定なので、段落スタイル化してしまえば複雑なデザインでも、1回の操作で瞬時に変更できます。ただし最初に設定を作るのは大変ですが…。 更に検索・置換で一括置換ができるので、正規表現と合わせれば見出しを一気に仕上げることが可能です。これは使いようによってはクリップボードを使ったアンカー類でも同じですが、ちょっとした違いもあります。それは後ほど。 ちょっと実例を。 1)、2)、……
まずは段落境界線のルールを。 必ず文字の背面に配置され、境界線を重ねたときは前境界線が背面、後境界線が前面にくるようになっています。 赤が後境界線。青が前境界線。後境界線が前面にきます。 横組みだと出現位置は反転文字の帯の下端が基準になり、前境界線が上へ、後境界線が下へ向かって増減します。 仮想ボディの下ではなく反転の下端が基準です。行取りなどでは違ってきますので注意。 オフセット値にプラスの数値を入れると前境界線が上へ、後境界線は下へ移動しします。 例として、本文(13Q21H)2行取り幅ののカコミ(0.5mm)を入れ、中央に見出しを配置するとします。 原理は太い帯と一回り細い帯を重ねてカコミに見せるわけです。 行取りを2行にして前段落境界線を2行分、34H(8.5mm)にします。2行取りにした場合、テキスト選択時の反転の帯は2行取りの下端になりますので、2行キッカリになるはずです。 次
続きです。 4)開いていないファイルから参照できる。 すばらしいです。これは。 FrameMaker、プラグインではできませんでした。 相互参照はるときって場合によってはすごい数のファイルを裏にあらかじめ開いておかなくちゃならなくて、負荷はかかるし、面倒だし、忘れるし。 でも厳密に言えば「前もって開いておく必要がない」ってだけで、ファイル指定時にInDesignが開いてくれているんですよね。だから結果としてたくさんファイルが開かれちゃうのは変わりなし。そもそも参照元にもマーカー入れて保存しないといけないしね。 しかも自分で開いた自覚がない、てほうが危険かもしれない。 なので、見出しを改めます。 「開いていないファイルはInDesignが開いてくれる」。 でも保存して閉じてはくれません。自分が開いた覚えのないファイルが裏にぱかぱかあって、なんだー?と思ったまま保存しないで閉じちゃうと相互参照
やっとCS4から実装された相互参照。 #CS5の話題がとびかう中のネタではありますがw FrameMakerではとっくの昔にできていたことなんで、元Framerの目で検証してみましたよ。 長くなっちゃったので、2回に分けます。 1)自分を参照できる。 一体何のために?と思うのだが。 CS3までの相互参照には「Cross-References」というサードパーティのプラグインがありまして、実はCS4以前から相互参照を使っていたんだけど、このプラグインでもそうだった。気づかなんだ。 しかも、確認してみたらFrameMakerでもそうだった。不覚。ver3からのお付き合いなのに。だってそんな使い方、普通しないもん。 ただ、FrameMakerやプラグインとは違う結果になります。CS4のは。 段落に「る」とだけ入力して、構成要素paraTextのみで自分自身を相互参照すると、 FrameMaker
今回のエントリーはフレームのはみ出しの話から表機能の見出しにすり替わっています。 もともとは表機能を使ってはみ出そうと思っていたのですが、検証していくうちに雲行きが怪しくなり…。 検証の結果、表はオススメしたいけどオススメできない感じです。でもインライングラフィックだとストーリーがなぁ…。 以前から表機能の見出しを使っていて違和感があったのですが、表大好きのワタクシとしては曖昧にしたくなかったので掘り下げてみました。 あ、表のはみ出しに関してはインライングラフィックと同じ、はみ出し分をセルの列幅にプラスして右揃えです。 表組はインライングラフィックに似ていますが、テキストの拡張のような扱いです。 違いは ・左右に文字を流せない ・ベースラインシフトやドラッグでの行方向への移動ができない ・行取りやグリッド吸着などの設定はきかない ・表前後のアキにバグがある、です。 ともかく、行方向への移動
前回作成工程をはしょってしまったので、ちょっとフォローしておきます。 まず、テキストフレームを作って横幅を合わせます(罫線がある場合は線幅を差し引いておきます)。 改行を2コ入れてテキストを表に変換します。 テキスト部分のセルに天地左右のアキを入れ、塗り色を指定します。 上部分のオブジェクトを作りグループ化。インライングラフィックとしてペーストします。 下のオブジェクトも同じように作ります。 インライングラフィックをセルに入れる場合の注意点 ・設定されているテキストかオブジェクトの高さの大きい方が最小値になります。 小さいオブジェクトを入れる場合はテキストを小さくしておきましょう。ただし通常は1.058mm以下にはできません。 ・行送りを自動にするとオブジェクトの高さがセルの高さになり、指定すると送りの高さになります。 オブジェクトをセルの上側にはみ出すこともできます(ベースラインで微調整
Rules between columns are so usual —in newspapers, in technical books...— that nobody could explain why InDesign does not yet provide this functionnality. That's a big mystery. Layout designers have anchored objets, Grep styles, conditional texts and so much great tools improved by leaps and bounds, but vertical column rules, please? “Move along now, there's nothing to see!” Waiting for the Column
写真の上にかかる丸数字などの文字が抜けるのはフォントの構造上しかたありません。でも、クライアントは知ったこっちゃなく、カンタンに「文字白抜き、以下同」とか「○内白マド、以下同」なんて赤字をいれてきます。 こんなの。 拡大。 これ、昔からですけど遭遇すると厄介なケースですよね。 QuarkXPressのころからから回避策として、●を行頭に入れて全角分詰めるなんてやってました。InDesignの先頭文字スタイルを使うとけっこうかんたんに出来ますね(段落先頭の丸数字とします)。 文字スタイル設定(写ってないけど文字カラーを白にしています)、 段落スタイル設定をして、 丸数字の前に●をいれて、 段落スタイルをかけると、行頭の丸数字は白抜きに。 QuarkXPressでやるとジャスティファイに引っぱられておかしくなることもありますが、 InDesignでは文字アキ量ベタがあるので、多分大丈夫。丸数字
The arrow keys in Adobe InDesign are more useful than for just moving the text cursor through lines of text. Use the arrow keys while drawing a polygon with the shape tool to add or subtract sides on the polygon, and adjust the inset value of the polygon on the fly. It's simple to do, just start drawing your polygon, then hit the up or down arrows to add or subtract the number of sides, and the le
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