日ごとに激しさを増す各党の舌戦は、衆院選後の政権の枠組みを巡る「神経戦」でもある。 「みんなの党はいろんな人から『結婚しよう』と言われたが、乗らなかった。理念と政策が不一致のまま合流して結婚するとどうなるか。今の民主党のようになる」 みんなの党の渡辺代表は8日午後、神奈川県相模原市のJR橋本駅前での応援演説でこう述べ、民主党を皮肉りつつ、政策本位で行動する考えを強調した。 各種世論調査で自民党の優勢が伝えられる中、みんなの党は「政策ごとに協力することは当然ある」(江田幹事長)と、選挙後の自民党への協力も視野に入れる。仮に自民党が政権に復帰しても、参院では公明党を合わせても過半数に届かず、第3極の政党が影響力を発揮できる可能性があるためだ。 渡辺氏はこの日の演説でも、自民党を「バックには建設業界などの圧力団体がついている」と批判したが、「みんなの党は参院で11議席あるキャスチングボー
新聞購読・バックナンバーについて | サイトマップ 文字サイズ ニュースのフリマ スポーツから社会ネタまで、中古・新品まざりあった話題のフリーマーケット プロフィール 渡辺学 1986年入社。ゴルフ担当を経て89年からテニス、ラグビー、アメリカンフットボール、アマチュアレスリング、陸上、水泳、サッカーなどの取材に携わった。五輪は夏季2回、冬季3回を現地取材。2001年に運動部デスク、06年から文化部で社会面デスクを担当後、専門委員などを経て現在法務広報室長。早大卒。 最新記事 ・山下法相「不正転売禁止」の論理 ・クイーンとベイ・シティ激戦の時代 ・山田洋次監督の「70年万博」光と影 ・舞台「光より前に」と和田正人配役 ・熱鍋で愛児を失った横綱 ・ZOZOゴルフツアーとプロアマ顔ぶれ ・休場の“軽さ”と貴乃花 ・川崎とKawasaki ・早稲田ラグビー100周年 ・フェンシング太田会長はベン
■橋下徹・日本維新の会代表代行 なんで選挙運動をインターネットでやったらダメなんですか。公職選挙法に抵触するおそれがあると、候補者1500人もいるのに今みんなネット止めちゃった。僕だけがツイッターやってるんです。バカげた国ですよ、ほんとに。ネットがあれば皆さんどんどん政治家に直接文句言えるし、どんどん政治家に直接コミュニケーションとれる。これからの日本社会、重要な民主主義のツールになるはず。 今のネット空間の重要性を考えたら、こんな公選法なんてバカげたルールは政治家が一喝して変えなきゃいけない。こんな状況を変えられない今までの政治家に何を期待するんですか。もしかすると僕は選挙後に逮捕されるかもしれません。その時は皆さん助けて下さい。公選法に抵触するおそれがあるとかいろんなこと言われてました。僕はそれはないと思うんですけどね。(東京・秋葉原での街頭演説で) 関連記事「日本の農業を産業化す
米国の代表的な新聞である「ニューヨーク・タイムズ」は、編集局で30名の人員削減を実施すると発表した。編集長のジル・エイブラムソンが2012年12月3日に配信した社内メモによると、編集分野の管理者を中心に希望退職者を募り、それでも目標数に達しなければ、指名解雇の手段にも訴える決意だという。 同紙は経営危機に襲われた2008年に100名の記者やデスクを解雇し、さらに2011年にも20名の人減らしを実行しているので今回で3度目の編集関係の人員整理になる。 つい最近も広告局で30名の希望退職者の募集 電子版などのオンライン配信に力を注ぐNYタイムズは、印刷版のベテランなどを戦力から外す一方で、デジタル要員を増強したので結果的に編集局員がおよそ1150人にも膨れ上がり、2003年と同じ規模だという。 エイブラムソンによれば、広告の激減に苦しむ営業サイドではこの数年で人員が6割以上も減ったという。つい
日を追うごとにボロがどんどん出てくる。新聞テレビが「第三極」と持ち上げる「日本維新の会」のことだ。 「連立で内閣に入ることは考えていない」――松井一郎大阪府知事(日本維新の会幹事長)は5日、府庁で行った会見で、こう言い切った。維新の石原慎太郎代表が5日夜のNHK番組で自民党との連立の可能性に言及したことに対し、真っ向から否定したのである。 クルクル変わるのは、幹部の発言内容だけじゃない。衆院選の公約に掲げた「最低賃金制の廃止」に批判が続出するや否やあっという間に撤回。「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」なんてワケの分からない文言に変更した。代表代行の橋下徹大阪市長は「実行力」を訴えているが、肝心の政策や方針が毎日のように変わっては、有権者は何を信じて投票すればいいのか。新聞テレビがガンガン流している「維新旋風」なんて本当に吹いているのか甚だ疑問だ。 「最近のメディアの世論
民主党や自民党、メディアが毎週のように世論調査を行い、選挙区ごとの情勢を探っているが、それらのデータで分かることは、大逆風の民主党を中心に現役大臣や閣僚経験者がボロボロ落選しそうだということ。民主党政権で“陰の総理”とまでいわれたアノ男も落選濃厚だ。 「徳島1区では、民主党の仙谷さんが自民党新人に大きく先行されている。公示直前の民主党の調査では15ポイント以上引き離されていたそうです。地元メディアの間では、『仙谷さんは比例復活できるのか』が最大の関心事です」(四国の地元記者) 地元メディアは仙谷の小選挙区敗北をすでに織り込み済みだ。ここまで厳しい原因は、「自衛隊は暴力装置」などの暴言で問責をくらったり、小沢排除で党分裂を招いた“A級戦犯”というイメージの悪化。さらに、野田政権で政府や党の重要ポストを外れ、存在感がなくなったためだという。仙谷本人は支持離れの食い止めに必死らしいが、ま、自
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