ゼンショーホールディングス(以下、ゼンショーHD)が群馬県内で4店舗展開しているコンビニ「さくらみくら便利店」(以下、さくらみくら)が謎すぎると話題になっている。 「すき家」「はま寿司」など手広く経営する外食トップが、なぜこのタイミングでコンビニに参入したのか、そしてなぜ群馬なのか、ということで2021年6月に1号店がオープンしてからさまざまな憶測を呼んでいるのだ。 そんな「謎コンビニ」をめぐっては、2月14日の『デイリー新潮』が、「異質を求める需要」に応えるためではないかと分析している。ご存じのように、日本のコンビニはセブン-イレブン、ローソン、ファミマの3社による寡占市場。全国どこに行っても同じような雰囲気の店で、同じようなPB商品が並んでいる。このような「均一化されたコンビニチェーン」に辟易した地域住民に向けて、明確に差別化した「地域密着型コンビニ」を提案しているのではないかというの