名古屋市は、市営地下鉄鶴舞線に可動式ホーム柵を設置することを決めた。市営地下鉄の路線では最後の設置となる。2026年9月に同市などで開かれるアジア競技大会までに整備を終える方針。 可動式ホーム柵は、利用客のホームからの転落や電車との接触を防ぐ機能がある。鶴舞線の可動式ホーム柵は、庄内緑地公園駅(西区)から赤池駅(愛知県日進市)までの19駅が対象。9月から順次、設置を始める。 最も早く稼働するのは庄内緑地公園駅の10月7日。続いて庄内通駅の11月、浄心駅は12月、浅間町駅は来年2月、丸の内駅は同3月と南東方面に進んでいく予定。伏見駅から赤池駅までの14駅は、25年度以降に順次稼働させる。