新型コロナウイルスの感染拡大で都内の医療体制が危機的な状況となるなか、症状が急激に悪化して救急搬送を要請しても入院先がなかなか決まらなかったという40代の男性がNHKの取材に応じ「強い不安を感じた」と当時の状況を語りました。 都内に住む会社員の45歳の男性は妻と子ども2人、70代の母親の5人で暮らしています。 先月22日、最初に大学生の長男の感染が判明しました。 その2日後の24日、男性にも症状が現れ、38度台の発熱と味覚の異変を感じたといいます。 26日に検査した結果、男性と妻、それに次男がいずれも感染していました。 基礎疾患はなく、野球やゴルフをして体力には自信があったという男性。 自宅で療養していましたが、27日には39度7分まで熱が上昇。 31日の夜には症状が急に悪化して一気に呼吸状態が悪くなり、自宅にあったパルスオキシメーターで測定したところ血液中の酸素飽和度が89まで下がったと
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