能登半島地震による揺れでやかんの熱湯がかかり、やけどを負った5歳の男の子が、入院できずに亡くなった。母親が取材に応じ、悲痛な胸の内を明かした。 【画像】お尻や両足など広範囲にやけどを負った中川叶逢ちゃん(5) 「入院させてもらえたら…守ってあげられとったら…」布団の上に寝そべる男の子。 地震の揺れでやかんの熱湯がかかり、やけどを負ったものの、入院できずに亡くなった中川叶逢(かなと)ちゃん(5)をとらえた最後の動画だ。 動画には、「ねぇ、ママ。かゆい。あつい……」とつらそうな表情を見せる叶逢ちゃんに、母・岬さんが「かいたらダメ」と優しく声をかける様子が記録されていた。 叶逢ちゃんの母・岬さん: 入院させてもらえたら、もしかしたら何か変わったかなという気持ちと、守ってあげられとったら生きとったんかなとか……。 もう帰らない我が子との思い出が詰まったスマートフォンを手に、母・岬さんが取材に応じ、
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