最近では、企業やオープンソースプログラマーがハードウェアの仮想化に力を入れている。その最新の例が、ネットワーク機能を仮想化するNetwork Functions Virtualization(NFV)だろう。 NFVとは、NAT、ファイアウォール、侵入検知、DNSなどの、ネットワーク機器やサーバで実現されている機能を仮想化するものだ。NFVでは、キャリアのネットワークサービス全体を仮想的に展開し、管理できる水準を目指している。 このほど、このアイデアを実現するため、AT&T、Cisco、Hewlett-Packard(HP)、NTTドコモ、Telecom Italia、Vodafoneなどの40社近い通信・ネットワーク関連企業が、Linux Foundationと協力して、新たなオープンソースプロジェクトであるOpen Platform for NFV(OPNFV)を開始したことが発表され